「注意」の英語 | 7つの単語とそのまま使えるフレーズ10選

みなさんは「注意する」を英語で表現するよう言われたら何が思い浮かびますか?

日本語の「注意する」にはいろいろな意味がありますよね。「夜道は危険なので注意する」や「うるさいので静かにするよう注意する」など、そのニュアンスにはさまざまなものがあります。今回は、英語で「注意」を表現する単語とそのまま使えるフレーズについてご紹介していきたいと思います。

 

「注意」を表現する単語とそのまま使えるフレーズ10選

①「注意」を表す主な英単語とニュアンス

単語 意味 ニュアンス・例文
attention 注意、注目、配慮 危険への注意、大切な人への配慮例)Pay attention while crossing the street.(道を渡るときは注意しなさい。)
notice 通知、予告、警告 危険などネガティブなことだけでなく、注目してほしい大切なことへの注意例)You didn’t give me enough notice.(あなたは私に十分通知してくれなかった。)
care 気がかり、注意、配慮 興味があって気になることや、心配すること例)Handle with care!(取り扱い注意!)
caution 用心、注意 要注意。警告ほど強いニュアンスではない。例)You should act with caution.(貴方は慎重に行動すべきです。)
precaution 用心、警戒 危険を防ぐために事前に対処すべきことへの注意例)We will take precautions to make sure that an error like this does not happen again.(以後このようなミスがないように、今後は予防策を講じてまいります。)
advise 忠告、助言 注意より程度が軽く「~した方がいい」と助言すること例)I advised him not to go there.(私は彼にそこへ行かないよう注意しました。)
warning 警告、注意、戒め 強い注意、警告。してはならないことやしなければならないことについて強く訴えること。例)Warning: Do not enter.(警告:入るな)

※単語の意味、例文はweblio英和辞典より一部抜粋

 

②他の単語と組み合わせたり、文章にしたりすることで「注意」を表現するフレーズ

pay attention~/take notice~(注意する)

この二つは慣用句としてよく使われますのでセットで覚えておきましょう。

例)Please pay attention to safety.(どうか安全には注意してください。)

例)Don’t take any notice of what he says.(彼の言うことなど心に留めるな。)

 

draw somebody’s attention(注意を促す)

「attention(注意)を引き出す」と述べることで「注意を促す」と表現できます。

例)May we draw your attention to our new products?(私どもの新製品にご注目いただけますか。)

 

attract attention(注意を引く)

「引き付ける」という意味の”attract”と組み合わせることで「注意を引く」という意味になります。

例)She attracts people’s attention by being showy.(彼女は派手で人々の注意を引く)

 

mind~/take care~(~に気を付ける、~に注意する)

“mind”には「~をいやだと思う」のほかに「~に注意する」という意味もあります。

例)Mind the gap, please.(段差に注意してください)
例)Please take care on a highway.(高速では気を付けて。)

“take care”はおなじみの「気を付けて」という表現ですね。似たような表現に”be careful”というものもありますが、”take care”は相手への思いやりや気遣い、”be careful”は危険なものに対する注意を示したい時に使われます。

 

③「注意」を促したいときのお役立ちフレーズ

誰かに注意したいとき、そのまま使っていただけるお役立ちフレーズをご紹介します。

~~~, carefully!!!(気を付けて~してね!)

文末にcarefullyを付けるだけで、「気を付けてね」という意味合いを添えることができます。とっても便利ですね♪

例)Please read the following instructions carefully!(このあとの説明書きをよく読んでください!)

 

Watch out!(危ない!気を付けて!)

野球場でファウルボールが客席に飛んだ時のアナウンスで聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

・Watch your step!/Mind your step!(足元に気を付けて!)

海外で現地ガイドさんについてツアーに参加する場合などにもよく聞く表現です。看板に書いてあることもありますので気を付けて見てみましょう。

 

Keep an eye on~.(~に注意して)

ペットや子供を人に預けるときにもよく使われます。”keep an eye”で「目を離さないでね」というニュアンスの表現となります。

 

Watch your back./Get home safely.(気を付けて帰ってね。)

別れ際の一言に使えます。

 

Be well./Be mindful of your body.(身体に気を付けてね。)

“Take care.”と同じように相手への気遣いの一言として使えます。

 

英語で「注意」の表現をマスターして、相手への気遣いの一言を

「注意」と聞くと相手を叱るような強めのニュアンスがまず思い浮かんでしまいますが、ここまでご紹介したように、相手を気遣ってより安全でハッピーな状態に導けるように発するのが注意の言葉なんですね。

今回ご紹介した単語やフレーズは、自分の身を守るために知っておいたほうがいい言葉や、ネイティブとの円滑なコミュニケーションのために知っておくべき気遣いの決まり文句です。

少し量が多くて大変かもしれませんが、自分の知らなかった単語やフレーズは頭に入れて、聞いて理解できるとともに自分でも使えるようになっておきましょう。

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投稿者プロフィール

Midori
Midori
高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。