「恥ずかしい」の英語例文14選【“shy”は間違い!?】

英語で「恥ずかしい」というとき、“shy”というフレーズを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

「恥ずかしい」という言葉は、大失敗をして恥ずかしい、ほめられすぎて恥ずかしい、などといったような使い方をしますが、このようなシチュエーションで“shy”を使うのは、実はまちがいなのです。

それでは、英語で「恥ずかしい」を正しくいうには、どのようなフレーズを使ったらよいのでしょうか?

 

“shy”は「恥ずかしがりや」のことをいう

日本語で「シャイな人」という表現をすることがありますが、英語の“shy”もこのニュアンスと同じで、「恥ずかしがりや」「人見知りする人」などを意味します。

したがって、人前で失敗して恥ずかしい思いをした、といったシチュエーションで“shy”を使うのは適切ではありません。

“shy”は、恥ずかしがりや、人見知り、内気といった、人の個性やパーソナリティーを表すときに多く使用するフレーズです。

“shy”を使った例文

My brother was very shy when he was a little boy. (兄は小さい頃とても内気だった。)
You are a little shy. (あなたは恥ずかしがりやですね。)
Don’t be so shy. (そんなに恥ずかしがらないで。)

 

きまりが悪い、困って「恥ずかしい」は“embarrass”

人前で失敗をして恥をかくなど、きまりが悪かったり、戸惑ったりして「恥ずかしい」といったような感情を表現するときは、“embarrass”を使います。

“embarrass”を使った例文

I’m so embarrassed. (すごく恥ずかしい。)
I feel embarrassed when I made lots of mistakes at work. (仕事でたくさんミスして恥ずかしかった。)
I embarrassed myself. (自分のしたことで恥をかいてしまった。)
Don’t embarrass me anymore. (これ以上私に恥をかかせないで。)

That was so embarrassing. (あれはとても恥ずかしかった。)
It’s embarrassing for me to speak in front of people. (人前で話すのは恥ずかしい。)
How embarrassing! (なんて恥ずかしいことでしょう。)