現職の幼稚園教諭、経験を子どもたちに伝えた私のセブ島短期留学

幼稚園の先生が英語留学に!?

こんにちは、シードです!

今回は、現職の幼稚園教諭でありながら、英語留学を果たした日高友紀さんのお話です。

なぜ、英語留学を決意したのか、仕事を続けながら、いかにして英語留学を果たしたのか。


今の仕事は辞めたくない、でも英語留学したいと考えている方、必見です!

自己紹介

こんにちは!

ラーメン大好き、福岡在住の幼稚園教諭、日高です。今は、年長クラスの担任をさせてもらい、

元気な子どもたちと日々、本気で走り回りながら楽しく過ごさせてもらっています。

こんな毎日なので、就職してから、体力はかなりついた気がします!笑

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現職の幼稚園教諭である私が、英語留学をしたいと選んだのは、長期休暇を利用してのNexSeedの短期留学でした。

英語留学に行こうと思ったきっかけ

私は、学生時代にオーストラリアに2週間ほどホームステイをしたことがあります。
今思うとハプニングだらけの経験でした。

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ホストファミリーは良い方々だったのですが、基本的に、自由な性格で放任主義のご家庭でした。初めての海外にして、個性溢れるホストファミリーと生活することになりました。

 

と言うのも、滞在中に、まさかのホストマザーが同棲していた恋人と別れる”という

最大に衝撃的なハプニングに遭遇!その為、なんと、数日間ホストマザーが不在。

もちろん、彼女の恋人も去ってしまったので、人様の家で一人暮らしの生活を送ることとなりました。。

 

さらには、まあ、最終日にはいるだろうと思いきや、まさかの彼女は傷心旅行へと旅立っていきました…。

 

何というかもう、今やネタでしかありません!

そんな中、失恋した彼女に対して、

もっと英語が話せたら、慰めることや励ますことができたのに!

という悔しさを残したまま、日本へ戻り、そのまま就職。
そんなこんなで、あっという間に数年が経ち、英語とはかけ離れた生活を送っていました。

 

しかし、幼稚園には海外出身の子どもが通ってくることもあり、ここでも「もっと英語で話せたら」という言葉の壁にぶつかりました。

 

もし、英語を話せたら、その子の様子をもっとしっかり理解し、伝えてあげられるし、育った環境や文化も詳しく知ることが出来る。それに、英語が話せると、今よりもっとたくさんの人とコミュニケーションを取り、様々な価値観に触れることができる!

 

そういう想いから、もともと海外に興味があった私は、仕事を続けながらも留学したいと、以前から気になっていた短期留学を決意しました。

短期留学なら、セブ島の短期留学に行こうと決め、そこから、インタ―ネットを使って学校選びを開始しました。

 

今の世の中、良くも悪くも情報社会。色んなサイトを見ていく中、たくさんの学校がありすぎて、正直どこの学校に行こうか迷っていました。そんな時、偶然facebookで、NexSeedの「短期留学」の記事を見つけました。

 

どうせ行くなら、普段できないような経験がしたいと思っていた私は、

「課外授業・ExperienceClass」に猛烈に惹かれました。

その後、NexSeedの個別相談を受けたところ、スタッフの方がひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださりました。

単身で海外に行くことは初めてだったので、ここなら安心!と思い、通うことを決めました。

 

留学を決意してから

 

仕事を続けながら、留学となると、休みを利用してとなりますが、私の職場はありがたいことに、夏休みがあります。もちろん、夏休み中も、お預かり保育というものがあって、交代で出勤をしなければなりません。でも、どうしても行きたかった私は、上司に相談しました。

休み期間中のシフトの調整をしてもらい、どうにかこうにか、期間分の休みを取ることができました。

 

職場の上司である園長が親子留学の経験者だったこともあって、私の想いをすんなりと理解してくださったことも大きかったように思います。

同僚や友達は留学のことを聞くと、「え!今から行くの!?」と社会人の私が行くこと驚いていました。けれど、留学経験者の先輩や友人は英単語のテキストをコピーしてくださったり、防犯対策を教えてくださったりと協力的に後押ししてくれました。私は、周りの環境には恵まれていたと思います。

 

留学生活スタート

初日、学校に行くまでの車内は緊張しました。知り合いはゼロ。車内の方が日本人なのか台湾人なのかも分からなかったので、何を話せば良いやら。

NexSeedスタッフの日本語を聞いた時は、心の底から安心感を覚えました。でも、それと同時に、新しい環境に対して、楽しみな気持ちも大きかったです。

 

初日のテストは就職試験の面接以来じゃないかなというくらい緊張していました。

初日の授業もこわい先生だったら…と、まるで子どもみたいにドキドキしながら、それぞれの先生達のブースに行ったのを覚えています。
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マンツーマンの授業では、先生達も私のレベルに合わせて話してくれ、英語も聞き取りやすかったです。

 

片言でジェスチャーだらけの私の英語も、先生達は意図を読み取ってくれて、

さすが!とプロのすごさを感じました。

どの先生も笑顔でフレンドリーだったので、緊張はすぐに解け、授業も慣れていくうちに、面白くなってきました。

 

セブの街中はというと、車とストリートチルドレンの多さには、驚きました。

 

以前、仕事の研修でセブに来たことがありましたが、その時は、ホテルに滞在し、バスでの移動がほとんどで、改めて表面上のことしか見えてなかったのだと気づきました。

 

今回の留学では、街中に滞在したこともあり、現地の方々の生活をより身近に感じられました。

そして、以前来た際に交流したセブの幼稚園の子ども達とストリートチルドレンの貧富の差も感じました。

 

また、課外授業・ExperienceClassでは、ごみの山に住む子どもたちに会いに行き、話を聞く機会がありました。前日は、雨が降っていたこともあり、臭いは強烈。慣れるまでは思わず、鼻をつまみたくなるほどに。

でも、それが、そこに住む人たちにとっては当たり前ということに、日本での自分の生活がいかに恵まれた環境かを感じさせられました。

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日本では、よほどの理由がない限り、幼いころから福祉や教育が受けられます。幼稚園教諭として、子ども達の生活に関わらせてもらっている身としては、一瞬、その違いに何とも切なくなりました。

けれども、そんな中でも、子どもたちの笑顔はどの国でも同じでした。子どもたちにとっては、この環境が当たり前だからこそ、その場所で懸命に生活をしている。子どもたちの笑顔を見て、日本に帰った際に何か援助できる方法はないかとも思いました。

休日の過ごし方・おすすめのセブスポット

平日は授業がメインでしたが、学校が大型のショッピングモールに近かったので、放課後には、友達と買い物に行ったり、一緒にごはんを食べたりして過ごしていました。

 

友達との時間を楽しみつつ、その合間に、宿題をしっかりするという充実した毎日でした。休日は、数人でタクシーを使い、遠出して、マクタン島まで足を伸ばしたり、飲みに行ったりと、日本にいる時以上に活動的でした。。食べることが大好きな私は、美味しい食べ物のお店を先生や友達と情報交換することも楽しくて仕方なかったです。

 

おすすめのお店は、アヤラモールの近くにあるMicky’s cafeというケーキ屋。マンゴーチーズケーキがおススメで、外観もこじんまりとした可愛らしいお店です。日本ではあまり見かけないアボカドのケーキもありました。

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また、ピザのお店CALDAPIZZAも印象に残っています。出来上がるまでの工程がガラス越しに見ることができ、大人でもワクワクしました。それに何といってもピザの大きさ!!数十人で2枚頼んで食べましたが、「もう入らない…!」と最後の方は皆、満腹で苦しくなるほどの量でした!

 

英語力、心境の変化

始めは聞き取れなかった単語が、1週間、2週間…と、時間が経つにつれて、耳が慣れ、聞き取れるようになってきました。先生達の教え方も上手なことと、聞き取れるようになったことで、授業での理解度は格段に上がりました。

 

授業で習ったことを買い物や友達との会話で使えた時には「よし!」と心の中で、ガッツポーズをしてました!

 

ただ、私は、明らかに語彙量が少なかったので、もっと単語は覚えておけば良かったなと思いました。

 

卒業の思い出

卒業式での卒業生に送るパフォーマンスを、ひそかに私は毎回楽しみにしていました。弾き語りや合唱、ダンス。先生や在校生によるアットホームな雰囲気の中、パフォーマンスをする人の新たな一面が見れて、盛り上がっていました。

 

いざ、自分の卒業式で歌を歌っていただいた時は、本気で「日本に帰りたくない!」と、たった数週間の滞在なのにも関わらず思っている自分がいました。

それくらい濃い時間を過ごしたからだと思います。

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帰国後の幼稚園教諭としての生活

 

留学後、クラスの子どもたちにも、セブでの写真を見せる機会があり、ごみの山に住む子どもたちのことを伝えました。子どもたちなりに何か感じることがあったようで、今の生活のありがたさも感じてとってくれたようでした。

実際に自分で経験したことだからこそ、子どもたちに伝える時の言葉にも説得力が出たように思います。

また、偶然、帰国したのと同じタイミングで、園で、海外に履かなくなった靴を送るという取り組みをすることになりました。日本にいながらも出来ることはあるのだと嬉しく感じました。

 

留学を通して、価値観はぐんと広くなったように感じます。特に、自分から発信するということが大きく変わりました。留学に行く前は、周りに流されることが多く、自分で発信することがあまり得意ではありませんでした。

しかし、英語で話す環境にいたことで、自分の意思を伝えることが多く、動かなければ何も始まらないということを改めて感じさせられました。もともと好奇心は旺盛だったので、行動力が伴ってきたようにも感じます。

 

また、留学後は日々の生活に改めて感謝するようになりました。日本での自分の環境が当たり前ではないことにも気づかされました。

特に、日本のシャワーの水圧やトイレの快適さは最高だと思います!笑

留学中、語彙力のなさを実感したので、少しずつですが単語を覚えるようにしています。

また、普段は見ていなかったテレビの英会話を見るようになりました。

 

最後に

留学後、半年が経ちましたが、やはり日に日に、また行きたいという気持ちは強くなっています。

旅行や観光も勿論楽しいし、良い思い出となりますが、それらでは得られない経験や出会いが留学にはたくさんありました。

社会に出て働くとなると休みが取れず、留学に行くことが難しい方もいらっしゃると思います。

けれども、日々の生活がだらだらと過ぎているなと感じたなら、短期でも行ってみることで、自分の視野は確実に広がると思います。

 

ぜひ、新たな一歩を踏み出してみてください!

 

投稿者プロフィール

NexSeedメディア編集部
NexSeedメディア編集部
NexSeedメディア編集部です。英語学習について、フィリピン・セブ島の魅力、NexSeedでの留学生活などを伝えます!

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