IELTSは受けるべき?試験内容や英語レベルも知りたい!

海外のへ留学や移住を検討している人は、“IELTS(アイエルツ)”という名前の英語のテストを聞いたことがあるでしょう。

日本ではTOEICやTOEFLの認知度の方が高く、IELTSを知らないという人もまだまだ多いのではないでしょうか。

今回は、ほかの英語テストと比較しながら、IELTSがどのようなテストなのか、どのくらい難しいのかといったことを紹介するとともに、そのレベルについてもふれていきたいと思います。

 

IELTS とは?

IELTSは英語の能力テストのことで、正式名称は、“International English Language Testing System”。これを略して、IELTS(アイエルツ)と呼ばれています。

海外留学や移住の申請の際に、自分の英語力の証明としてIELTSのスコアを提示できます。スコアによってレベルが分かれますが、合否を決める試験ではありません。

IETLSは、ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシルなど、複数の機関により運営されていますが、日本国内では実用英語技能検定(英検)を主催する公益財団法人日本英語検定協会が実施・運営しています。

参考

IELTS は有名?

日本では英検やTOEICなどが有名ですが、IELTSは世界で年間300万人が受験し、140カ国、1万機関が認定する英語能力テストです。TOEFLに代わるスタンダード試験として、アメリカなどで入学者の審査に採用され、世界中で受験者が増加しています。

日本においても学生を中心に受験者数が増えてきており、今後さらにIELTSの認知度は高くなっていくことが予想されます。

 

IELTS の試験内容は?

IELTSの試験には、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションがあり、これらすべてを受験します。

リスニング、リーディング、ライティングの3つのセクションは筆記テストで、同じ日に行われますが、スピーキングは試験官とマンツーマンの面接形式で、別の日に実施されます。

 

IELTSのレベルは?

IETLSに合否はありませんが、取得したスコアにより、9つのレベルに分かれます。

これらはIETLS では“バンドスコア”と呼ばれ、各セクションのスコアのほか、4セクションの平均が“オーバーオール・バンド・スコア”として示されます。

バンド 1は“Non User”と呼ばれる、単語の羅列しかできない初心者レベル。最高レベルのバンド 9は“Expert User(熟達者レベル)”と呼ばれており、バンドスコアの数字が高くなるほど、レベルが高いことを表しています。