日本人が間違って使っているカタカナ英語6選 | 知らなきゃ恥をかく!

私たちは日頃からカタカナ英語をたくさん使っています。海外から入ってきた物事や概念が英語名で伝わり、日本人の理解しやすいカタカナ英語になって定着しているケースがほとんどですが、中には間違った形で使われているものも多くあります。

ネイティブと話す時に恥ずかしい思いをしないように、カタカナ英語とネイティブの話す英語はきちんと分けて理解したいものですね。

そこで今回は、日本人が間違って使っているカタカナ英語についていくつかピックアップしてご紹介してみたいと思います。

 

日本人が間違って使っているカタカナ英語

①コンプレックス

「欠点」という意味で用いられますね。英単語に直すと”complex”ですが、この意味は以下の通りです。

・complex:複合の、いくつかの部分からなる、複雑な、入り組んだ

どこにも「欠点」を意味する要素はありません。ちなみに、映画館のことを「シネマコンプレックス」ということがありますが、これは複数のスクリーンからなる映画館ということで「コンプレックス」という単語が使われているのですね。

ちなみに、「欠点」を英語で表すと以下のようになりますので覚えておきましょう。

・欠点:weak point, shortcoming など

 

②スマート/スタイル

細身でモデル体型の人に対して、「スマートな人!」「スタイルがいいねー」などと言ったりしますが、これも間違いです。

・smart:きびきびした、頭の良い、気の利いた

・style:様式、やり方、(服装などの)スタイル

“style”は、服装について言及する場合には使うことができます。日本語でも、「お出かけスタイル」や「休日スタイル」など服装の感じを表現するのに使いますよね。ちなみに、細身の体型について形容する場合の英語には以下のようなものがあります。

・ほっそりとした/痩せた:slim, slender, thin など

・体型;figure, body shape

 

③シュークリーム

洋菓子は英語名がカタカナになっているものが多いですが、中には間違った名称で定着してしまっているものも・・・。

アメリカで「シュークリーム!」と言った場合、”shoe cream(靴のクリーム)??”と誤解されてしまう可能性大です。気を付けましょう。

ちなみに、日本の「シュークリーム」の語源は、フランス語の”chou a la creme(シュー・ア・ラ・クレーム)”なのだそうです。フランス語で”chou”とはキャベツのことで、お菓子の形がキャベツに似ていたことから、このように名付けられたんですって!知れば知るほど興味深いですね♪

また、アメリカでシュークリームを注文したい場合は、以下のように表現しましょう。

・cream puff:クリームパフ

投稿者プロフィール

Midori
Midori
高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。