「上司・部下・同期」英語での正しい伝え方とフレーズ14選

「上司、部下、同期」を英語で言えますか?

ビジネスシーンにおいて上司・部下・同期を英語で紹介するとき、「上司はboss」だけど他は何だったかな?となる方、多いと思います。

そこで、紹介の場でそのまま使える英文と、日本語と英語での上司・部下・同期の表現の違いを紹介いたします。

 

英語で「上司」を伝える場合

上司と伝える場合は、「Boss」と言う場合と、それ以外に「役職」で伝える場合があります。

Boss(上司)
Immediate boss(直属の上司)
Big boss(最も偉い上司)
He is my Immediate boss(彼は私の直属の上司です)
This is my boss,Saito.(私の上司の斎藤です。)

という場合と、

He is our sales manager,Suzuki.(営業部長の鈴木さんです。)

を使う場合があります。
辞書で引くと、Superiorが出るかもしれませんが、こちらは実際の英会話でほぼ使いません。

Superiorは、「上位の、上級の」と立場の違いを強調する言い方で、英語圏は日本のように上下関係を強く意識しない文化だからです。

ただ、「boss」という表現は少し注意が必要で、実は、少しカジュアルな言い方になります。ですので、同僚や、友達に紹介する場合は問題ありませんが、お客様に紹介したい場合は、

Mr.Suzuki is my direct supervisor.(鈴木さんが私の直属の上司です)

というように、「suprevisor」という単語を使いましょう。

また、「〇〇さんの下で働いています」と言いたい場合は、

I work under Mr.Takahara(私は髙原さんの下で働いています)

となります。

 

英語で「部下」を伝える場合

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次は、「部下」と言いたい場合です。すぐに思いつきますか?

実は、英語で部下という日本的な表現は一般的ではありません。部下という単語は、他国と比べて上下関係のはっきりとした、日本ならではの表現なのです。

辞書を引くと「subordinate」という単語が出てきますが、これは、「下級将校」と言いたい場合などに使います。オフィスの中では適していません。

部下といいたい場合は、役職名で呼ぶ場合がほとんどです。もしくは、「staff」や「Team menber」という表現が最も「部下」に近いでしょう。

He is my Team member.(彼は私の部下です)
He is our staff,John(彼が私達のスタッフ、ジョンです)
She is our marketing staff,Mary(彼女がマーケティングスタッフのメアリーです)

となります。

また、「My staff」「My team member」といったように、「My」を付けると、部下の意味が強調されます。

聞き取る場合は、役職名で立場を判断することがほとんどです。

 

英語で「同僚」を伝える場合

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英語で同僚を伝える場合は、「Co-worker」「Colleague」「Associate」などを使います。

この3つの違いとして、「Co-worker」は同じ職場で働く仲間、「Colleague」は同じ会社や、グループ会社、拠点が違う社員、「Associate」は共同事業者や、提携を結んでいる会社の社員にも使うことができます。

He is my co-worker.(彼は同僚です)
He is my colleague.(彼は同僚です)

また、「I work with」という表現も使うことができます。

I went to dinner with Mr.Saito whom I work with.(昨晩同僚の斎藤さんとご飯に行きました)

ただ、上に述べたように、日本のように上下関係がはっきりしていないので、普段の会話ではその人の名前を使うことも多いです。

しかし、「co-worker」や「Colleague」という言葉、少し距離感のある表現でもあります。

なので、仲のいい同僚の場合、「a friend from work」と表現することも。
英語での「friend」は日本語の「友達」より広い範囲で使われることが多いです。

 

まとめ

いかがでしょうか。

日本と、英語圏では、職場の上下関係の文化が違うので、ピッタリ一致するニュアンスの単語がないので、すぐに思いつく表現ではないと感じます。

ですが、覚えて使って、聞いていれば、感覚で慣れてくるもの。コミュニケーションを実際にとることが、1番の勉強です。

文化の違いも楽しんで、英語学習を進めましょう!

 

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投稿者プロフィール

kuniyoshi
kuniyoshi
沖縄県出身、工業高校卒業後、すぐにNexSeedにて半年間のエンジニア留学へ。留学開始1ヶ月半でインターン生としてジョイン、NexSeedの社風、未来、ビジョンに魅力を感じ、エンジニア留学卒業と同時に入社、NexSeed史上初の新卒社員。

Twitterアカウント:@92441K