「なので」の英語表現7選【違いと使い分け方を説明します。】

thus

このように、というわけでと訳します。使い方はここで説明したほかの二つに非常によく似ています。説明の後に、「ですから」「このようにして」という形で使われることが多いです。

例文

Thus spoke Zarathustra.こちらも哲学の有名な一節から「 ツゥラストゥラはこういった」

ただ、論文で使われるということもあって、これら三つの表現はネイティブでも区別が難しいもの。ご自身で使う場面が来た際は、前後の文脈、話す場所、自身が伝えたいニュアンスなどに応じて使い分ける必要があります。

 

どちらでも使える表現 since as

soやbecauseはかなりカジュアル、therefore、thusなどは非常に硬い表現です。これ以外にも英語にはどちらでも利用可能な表現もあります。見ていきましょう。

since

becauseと同様~なので、と訳します。becauseに比べるとよりフォーマルな表現です。また、becauseが相手に新しい情報を伝えるのに対し、sinceはすでに聞き手にとって明らかに結果がわかる、情報を伝えます。そのため、becauseと違い、強調構文として使うことはできません。

Since he studied hard he was accepted by a university. 彼は一生懸命勉強したので大学に受かった。

 

as

sinceよりもフォーマルな表現です。~なので、ということで、と訳し、すでに相手がわかっている事柄や一般的にみて原因が明らかなことを表します。またこうした理由、原因を表す表現以外にも「~と同じくらい~だ」といった類似性や時間的な同時性を表します。

ネイティブでも使い方に迷うことがあるためか、英語圏では、原因を表すときに同様の表現であるsinceを使うことが多いようです。

例文

Let’s go home, as it is late. もう遅いので家に帰ろう。

 

まとめ

今回は、so以外の英語の「なので」の表現をまとめてご紹介してきました。これらの表現は日本語では、逆接続であったり、順接続と説明されることも多いですが、これは英語の表現を無理やり日本語で解釈しているにすぎません。

今回ご説明したように、単語それぞれで微妙にニュアンスや使い方が異なっています。表現を学びつつ、実際に会話や作文で使ってみるというのが、身に着けるための近道です。

 

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