「ドン引き」や「しらける」って英語でなんて言うの?

親しい友人と会話をしている時、「ドン引き!」「しらける~」なんて表現を使うこと、よくありますよね。

くだけた表現ですし、基本的に気の置けない人との間でのみ使う言葉ですから、英語での言い表し方をご存知の方は少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、「ドン引き」「しらける」の英語表現についてご紹介してみたいと思います。

 

①「ドン引き」の英語表現

put off by~

「いやがらせる」「ぞっとさせる」といった意味がある”put off”は、「ドン引き」を最もよく言い表したフレーズだと思います。

“by~”と続けることで、何に対してドン引きしたかを表すこともできます。

例)I was put off by his appearance.(私は彼の外見にドン引きしまった。)

 

turnoff

「興味をなくすもの」「いやなもの」という意味の”turnoff”ですが、こちらも「ドン引き」の表現で使うことが出来ます。もともとはあった恋愛感情が無くなってしまう場合など、「気持ち悪い!」と感じて引いてしまうような場合に用いられます。

みなさんご存知の通り、”turn off”と言えば「明かりを消す」というような場合に使われますので、ここでも「感情が消える」といったニュアンスで覚えておくと良いですね。

 

gross

「キモイ」という意味でスラングとして使われる”gross”は、カジュアルな会話の中で「ひくわー」「ドン引き!」といった感じで用いられることがあります。

アメリカ英語でよく登場する表現で、”Gross~!(グロ~ス!)”と顔をしかめながら言うことが多いです。

ちなみにこちらの表現は海外ドラマ「フレンズ」の中にも登場していました。

キャロルから子守を頼まれたロスとフィービー。母乳の温め具合を確認するのにフィービーが少し舐める様子を見て、ロスがドン引きするというシーンです。”gross”の表現は、キャロルが子供を引き取りに戻ってくるときの会話で使われています。

キャロル: How did we do?(子守はどうだった?)

フィービー: Oh, I tasted Ben’s milk, and Ross freaked out.(それがね、私が母乳を味見したらロスがパニクっちゃって。)

ロス: I did not freak out.(僕はパニクってなんかいないさ。)

キャロル: Why’d you freak out?(どうしてパニクったのよ。)

ロス : Because it’s breast milk. It’s gross.(だって母乳だよ?ドン引きだよ。)

キャロル: My breast milk is gross?(私の母乳が気持ち悪いとでもいうわけ!?)

→当然ですが、決して誉め言葉ではありませんのでキャロルは怒ってしまいましたね。

まさに日本語の「キモイ」に値するような、批判的なコメントですので、使う相手や状況には十分注意しましょう。

 

②「しらける」の英語表現

wet blanket

直訳すると「濡れたブランケット」ですね。何となく気持ち悪くネガティブなイメージはつかめますが、「しらける」とすぐ訳せる方は少ないのではないでしょうか。

もともとは、炎が燃えているところに濡れたブランケットをかぶせると火が消えることを、場の盛り上がりが冷めてしまうことと重ね合わせて使われるようになったようです。言葉の由来を知ると覚えやすくなりますね!

例)He was a wet blanket at the date last night.(彼のせいで、昨夜のデートはしらけたものになった。)

 

ruin atmosphere

“atmosphere”には「大気、空気、雰囲気」といった意味がありますので、「雰囲気をこわす(ruin)」ということで「しらけさせる」と言いたい時に用いられます。

このほか、”spoil(だめにする)”を使って”spoil atmosphere”と表現しても似たようなニュアンスが出せるようです。

ちなみに類似の表現が、海外ドラマ「Sex and the City」の中にも登場していました。

ベッドの中で赤ちゃん言葉を使う彼について愚痴っていたサマンサに、キャリー達が同情するシーンです。

キャリー:Baby talk is the worst. How can they think it’s sexy? It’s like putting ketchup on prime ribs. “Stop! You’re ruining it!”(赤ちゃん言葉は最悪ね。男はなんであれがセクシーだなんて思うのかしら?プライムリブのお肉にケチャップかけるようなもんだわ。「やめて!しらけちゃうじゃない!」て感じ。)

サマンサ:I know. It’s such a shame, because this guy is hot!(わかるわ。なんだかすっごく残念だったのよね。その男とっても魅力的に見えたんだもの。)

→ここでは”atmosphere”は使われず”ruin it”という表現になっていますね。”it”の内容はそこまでの会話の内容から分かるように、「ベッドの中での雰囲気」という意味になります。

 

「ドン引き 、しらける」の英語表現を使いこなそう!

「ドン引き」と、「しらける」の英語表現をご紹介してまいりました。参考になったものはあったでしょうか?

恋愛の話をする場合は特に、相手の言動に対して「ドン引きしちゃった!」「しらけちゃった・・・」と友達に話すことがあると思います。そんなとき、今回ご紹介したような表現が使えれば、会話の内容に広がりや深みが出てきます。なにより、英語で「ドン引き!」なんてサラッと言えてネイティブが笑ってくれたら嬉しいですよね。

みなさんもぜひ「ドン引き」「しらける」の表現を覚えて、実際に使ってみてくださいね。

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投稿者プロフィール

Midori
Midori
高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。海外ドラマや洋画のセリフから英会話を学ぶ記事を多数執筆。
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