4月に入り、歓迎会のシーズン。新入社員や大学のサークルの歓迎会など様々な場面があるかと思います。幹事を任されて乾杯の音頭を取らなくてはいけないなんて方も多いのではないでしょうか。
昨今は大学、企業にかかわらず、海外の人材を目にする機会も増えました。場所によっては、英語であいさつをしなくてはならない、なんてことも。
乾杯の音頭じたいは日本と同様、センスが試されるとはいえ簡単な表現であることは多いです。ただ、現実にはうまく練習しないと、フレーズを知らないとなかなか自然な表現にするのは難しいもの。
そこでこの記事では英語の乾杯に使えるフレーズや表現をまとめて20選、場面別に紹介していきたいと思います。
乾杯の前に 挨拶編
それではまず、乾杯の前の音頭や挨拶に関してみていきたいと思います。
日本でも乾杯の前に、「皆さん集まってください」なんて言ったりしますが、それは英語圏でも同じことです。
定型文がありますので、まずはそれを覚えておきましょう。
例文
We are all together here.
皆さん、お揃いですね。
基本的に英語ではこういった場合の皆さんはweを使います。
Thank you very much for coming today.
今日は来てくださって、どうもありがとう。
日本語でも同じですが、最初に会に来てもらったことを感謝するフレーズを入れます。
Thank you for making time in your busy schedule.
お忙しい中、お集りいただき、ありがとうございます。
Let’s just have a good time!
皆さん、楽しいひと時を過ごしましょう!
一通り、挨拶が終わったら、乾杯に入ります。また、新入社員はnew employee,新入会員はnew memberなどと英語では表現するので、こういった人たちの歓迎会である場合は
Thank you very much for coming party for our new members.
私たちの新たな仲間を歓迎するパーティーに来ていただきありがとうございます。といった形で、会の趣旨を説明するのもいいでしょう。
実際の乾杯 そもそも英語で乾杯って
さて、ひとしきり場が温まってきたら、実際に乾杯の音頭に入りましょう。日本語では基本的に乾杯の一言ですが、英語では実に多様な表現があります。
基本的なものとて多くの人が知っているのがcherrsではないでしょうか。
ちなみにcheersはもともと、喜びの声日本語でいうと「イエーイ」「サンキュー」見たいなニュアンスを持っていて、例えば誰かにものを拾ってもらったり、助けてもらった時にも使えます。乾杯の時にも
「これから乾杯の音頭を取らせていただきます、」の乾杯というよりも、みんなで「かんぱーい!」というときの乾杯に近いニュアンスを持っています。文語的に使うことはないので、その辺も注意しましょう。
フランクな表現なので使う際には相手を選びますが、これが使えるとぐっとネイティブっぽさは増すでしょう。
また、cheers以外にスタンダードな表現がtoastです。
toastというとパンを想像する方も多いかもしれませんが、実はいろいろな意味を持っています。西洋の古いお祝いが、焼いたパンとお酒がふるまわれるものだったことから、toastが乾杯の意味で使われるようになったという説もあります。
この二つを使った例文は以下の通り
Let’s make a toast. 乾杯しましょう。
toastは乾杯の意を持ちますが、もちろんパンの意味も持っています。aを抜いてしまうと、トーストを作る、と同意になってしまうため、話すときは間違えないよう注意してください。
また、この表現の後に、for the futureや、to the ○○と付けると、未来のため、あるいは○○さんに乾杯といった意味にすることができるので、何かはっきりとした目的や会の主役がいるのであれば、こう言った表現wの足すのもよいでしょう。
ちょっと上品な表現だと
Shall we make a toast, now?それでは、乾杯をしましょうか?
なんてものもあります。この掛け声が済んだら、みんなで一斉に
「cheers!」カンパーイ!と掛け声をかけるのが一般的な流れです。
ただ、日本人が多い場合はこのcheersの盛り上がり具合がいまいちつかみづらい可能性があります。場合によってはつかみの練習なども併せてしておくとよいでしょう。
一人だけ「Cherrs!」….静かな居酒屋、なんてことにならないように、気を付けてください。
さて、乾杯の音頭が進み、円もたけなわになってきました。締めの挨拶を見ていきましょう。
宴もたけなわ、英語で締めの一言、なんていうの?
というわけで締めのフレーズを見ていきましょう。
まずは単純に
The party is almost over. このパーティも残すところあとわずかになってきました。
こういった表現で会の終わりを直接的に表現するのもありでしょう。このあとに例えば、上司や会の主役を読んで、
Mike can you give us a closing speech? マイクちょっと締めの言葉頂戴!
といった感じで、締めの挨拶を要求することもできます。
また、一通り落ち着いてきたら、
Thank you for coming this party.この会に来てくれてみんなありがとう。
といった感じで会に参加してくれたことの感謝を述べてもいいでしょう。
企業の新入社員歓迎会や、何かの目的があって集まった飲み会の場合は、
Let’s do our best together! これから一緒に頑張りましょう。
といった形で、参加者を鼓舞するのもありです。
まとめ
というわけで、今回は英語で乾杯の時に使うことができるフレーズというテーマで、パーティの状況別に歩フレーズや表現をご紹介してきました。
気になったら使ってみてください。確かに場合によってはノリで何とかなってしまうものもあるでしょう。ですが、しっかりとフレーズを抑えず適当にやってしまうとなかなか場が閉まらないもの。
まずはこういった定番のフレーズを抑え、そこから発展させていくとよいでしょう。
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