こんにちは!
以前、英語の発音に関する記事を書きました。
チェックしていない方はまずはこちらをご覧ください。
発音をマスターした後は、抑揚(イントネーション)やアクセントを学ぶとよりネイティヴらしい英語を話せるようになるでしょう。
今回は、イントネーションに関する記事を書いていきます。
イントネーションの例として、”Excuse me”というフレーズが挙げられます。
語尾を下げ調子で発音する”Excuse me.(⤵︎)”
上げ調子で発音する”Excuse me?(⤴︎)”
これらはフレーズは同じでも意味が違います。どういった意味になるか想像してみてください。
下げ調子の”Excuse me.(⤵︎)”の場合、「(人に何か尋ねる時)すみません」や「(席を外す時)失礼します」という意味になります。
一方で、上げ調子の”Excuse me?(⤴︎)”の場合、「(相手の言っていることが分からなかった時に)もう一度言ってくださいますか?」といった意味になります。
このようにフレーズの最後のイントネーションだけで、意味が異なります。
言い換えれば、イントネーション一つで相手に誤解を与えてしまう可能性があります。
では、早速英語のイントネーションを紹介していきます。
2種類の英語のイントネーション
英語のイントネーションには主に2種類あります。
下げ調子
これは文章の最後を音を高めることなく発音する方法です。
“You are hot.(⤵︎)”のような平叙文やYes/Noで答えられない疑問文に使われます。
上げ調子
これは文章の最後の音を高めて発音する方法です。
“Do you work out?(⤴︎)”のようにYes/Noで答えられる疑問文や感情を表す時に使われます。
では、具体的に解説していきます。
英語イントネーションその1【下げ調子】
平叙文
断定や推量など、物事をありのままに述べるのに用いられる文章が平叙文です。
日本語でも平叙文は下げ調子ですよね。これは分かりやすいでしょう。
I went to the gym today.(⤵︎)
You must be happy.(⤵︎)
She gave birth to a baby boy.(⤵︎)
5W1Hを文頭に用いる疑問文
5W1Hとは、When, Where, Who, What, Why, Howという6つの要素をまとめたものです。
これらが文頭に来る疑問文は下げ調子になります。
What are you doing?(⤵︎)
Why are you so happy?(⤵︎)
How did you improve your bench press toward a 100kg lift?(⤵︎)
後述しますが、Yes/Noで答えられる疑問文は上げ調子になります。
念押しの付加疑問文
念押しのの疑問文では、すでに知っているけれども、念のため確認する際に使います。
日本語だと、「(知っているけど念のため)あなたの趣味は筋トレだよね?」といった文章です。
You are good at baseball, aren’t you?(⤵︎)「(知っているけど念のため)バスケットボール上手よね?」
You cannot cook well, can you?(⤵︎)「(知っているけど念のため)料理上手じゃないよね?」
後述しますが、純粋な質問をしたい時に使う付加疑問文は上げ調子になります。
英語イントネーションその2【上げ調子】
Yes/Noで答えられる疑問文
Yes/Noで答えられる疑問文はよく使います。
日本語でも疑問文は文末が上げ調子になるので、分かりやすいでしょう。
Did you go to the gym today?(⤴︎)
Do you study English?(⤴︎)
Can you teach me Economics?(⤴︎)
また、ただの平叙文でも文章の最後の音を上げ調子にすることで疑問文になります。
It is ok to eat 250 grams of carbs a day?(⤴︎)
感情を込める時
え?マジ?のように感情を込める時は上げ調子になります。
A: I saw Kai Greene this morning!「今朝、カイグリーンを見かけたんだよ!」
B: What?(⤴︎) Really?(⤴︎)「え、マジ!?」
※Kai Greeneは超有名なボディビルダーです。誰かがKai Greeneを見かけたと僕に言ってきたら、僕も”What?(⤴︎) Really?(⤴︎)”になります。
また、文章の特定の言葉を強い感情を込めて強調したい時も同様に上げ調子になります。
A: I lost 10 kg in three months!「3ヶ月で10kgも体重落としたわ!」
B: What?(⤴︎) You lost 10kg?(⤴︎)「え?10kgも落としたの!?」
聞き返す時
聞き取れなかった時など、「もう一度言ってほしいんですが」という意味を込めて用いる文章では上げ調子になります。
導入部分で述べたExcuse me?(⤴︎)はこの用法です。
A:”I went to the gym yesterday.”
B: ”Sorry?(⤴︎) You went where?”(⤴︎)
念押しではなくただの質問としての付加疑問文
念押しの付加疑問文は下げ調子として用いられますが、純粋な質問としての付加疑問文は上げ調子になります。
You are not going to the gym today, are you?(⤴︎)「(純粋な疑問として)今日はジムに行かないの?」
特殊なケース
A or Bの疑問文
AかBか、どっちがいい?というように選択肢を提示する場合、Aは上げ調子、Bは下げ調子になります。
Do you want Pepsi(⤴︎) or Coke(⤵︎)?
また、A, B, or Cの疑問文の場合、一番最後だけ下げ調子になります。
Would you like coffee(⤴︎), coke(⤴︎), or Pepsi(⤵︎)?
これはA, B, C, or Dになっても同様に、最後だけが下げ調子になります。
ここまで覚えてくださったら、あとは実践あるのみです。
自分の好きな映画やドラマを観て、ネイティヴのイントネーションや発音を大げさに真似をしてみましょう。
その際に、録音することをオススメします!
自分では意識していても、意外とうまくできていないことは多々あります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ぜひ、覚えていただき、実践していただけたら幸いです。
実践するには、上述したネイティヴの発音を真似するのはもちろんですが、海外に実際に住んでみることが手っ取り早いです!
海外留学、フィリピン留学などもぜひぜひ視野に入れてみてください。
それでは、Excuse me.(⤵︎)
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投稿者プロフィール
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筋トレこそ正義、森下です。アメリカでの学部留学、NexSeedでのインターンを経て、ただ今ダイエット中です。
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