ネイティブの友達を増やしていくにあたって、お酒の席は一気に距離が縮まるチャンスですよね!
自分から気軽に誘って飲みに行き、楽しい時間を過ごすためには、お酒にまつわる基本的な英語フレーズは押さえておいた方が無難です。
そこで今回は、お酒にまつわる英語フレーズをご紹介します。
お酒にまつわる英語表現
①飲みに行くお誘いをしてみよう!
まずは、お誘いフレーズのご紹介です。
Could I buy you~?((一杯)付き合ってくれない?)
「1杯おごらせてくれない?」と聞くことで、お酒に付き合ってほしいと伝えるフレーズです。
どちらかというと立場が上の人からのお誘いで使うことが多いようです。
ちなみに、海外ドラマ「Sex and the City」の中では、元カレのスキッパーを久しぶりに見て魅力的だと感じたミランダが、お酒に誘うシーンでこのフレーズが登場しています。スキッパーはミランダから振られたことを根に持っている為、このお誘いは失敗に終わりますが・・・参考までにチェックしてみましょう!
スキッパー:You got a lot of nerve talking to me like nothing happened…ever since you tossed me out like bad milk. I’ve been friggin’ wonderful. Now that I’ve got you out of my system.(何事もなかったかのように話しかけてくるなんてどういう神経なんだ!?・・・人を腐った牛乳みたいに捨てたくせに。僕は毎日楽しくやってる。もう君とのことは終わったんだ。)
ミランダ:Can’t I just talk to you for a minute? Could I buy you a beer or something?(ちょっと話せない?ビールか何か、一杯おごらせて!)
→「一杯どう?」と誘いたい時は、[a drink]と言っても通じるのですが、「お酒を飲みに行きたい」と伝えたい時は先ほどのミランダのように具体的なお酒の種類を示すのもいいですね。
[〇〇 or something]というのは「○○(今回はビール)飲まない?」と聞くよりも「ビールか何か(お酒なら何でもいいけど)飲まない?」という感じで幅を持たせた聞き方になるので、相手も乗ってきやすいのではないでしょうか。
Would you like something to drink?(飲みに行かない?)
ストレートなお誘いフレーズですね。[Would you like~?]の丁寧な提案文ですので、会って日の浅い相手や目上の相手に対しても失礼のない表現です。
ちなみにこちらの表現は、映画「ホリデイ」の中でアマンダが初対面のグラハムを飲みに誘うシーンで登場します。
二人はグラハムの妹の家で偶然出会うため、結局は家にあるお酒を飲むことになるのですが、女性が恥ずかしがりながら男性を飲みに誘う、というシチュエーションで使えるフレーズがたくさん登場しますのでチェックしてみましょう!
アマンダ:It’s very unlike me. Would you like something to drink? Glass of water? Tea? Wine, maybe?(これっていつもの私ならしないことだけど…。何か飲まない?お水?お茶?それか、ワインでも?)
グラハム:I think there’s a bottle of brandy. Fancy glass?(確かそこにブランデーのボトルがあったんじゃないかな。いいグラス使っちゃおうか?)
“It’s very unlike me.”は、普段の自分なら絶対にしないようなことにチャレンジする時によく使われるフレーズです。
この場面でも「これって私らしくないわ=私いつもはこんなことしないのよ」と、決して男性を軽々しく飲みに誘うような女性ではないということを前置きしています。また、提案する飲み物の種類が水からワインになっていくのも可愛らしいですね。
最初からいきなり「お酒飲もう!」と言われるよりも「何ならお酒でもいいんだけど・・・」と控えめに伝えた方が好印象です。
②お酒の英語名とオーダーのフレーズを知ってスマートに注文
お酒の注文、英語でできますか?
意外と知らないお酒のオーダーの仕方、念のためチェックしておきましょう♪
「生お願いします!」じゃダメ!ビールの頼み方
ビールを頼むときは、種類を伝えなくてはなりません。主なビールの種類は以下の通りです。
lagar:ラガー
IPA:インディア・ペールエール
ale:エール
stout:スタウト
local beer:地ビール など
実際に頼むときは[a bottle of~]に続けてビールの種類を言えばOKです。
ウイスキーは飲み方を指示して!
ウイスキーを頼むときは、[vodka with a twist(ウォッカにレモンを添えて)]のような感じで、飲み方を指示します。
海外ドラマを見ていると、バーの場面でよく出てくる表現ですね!
Single/Double On the rocks :シングル/ダブルをロックで
With a twist :レモンを添えて
Straight up :ストレートで
No ice :アイスなし
ワインを頼むときも銘柄の指定を忘れず!
先ほどのビールと同様に、ワインを頼むときも銘柄の指定を忘れないようにしましょう。主な銘柄は以下の通りです。
白
Sauvignon Blanc(ソーヴィニヨン・ブラン):酸味のあるスッキリとした味わい
Pinot Grigio(ピノ・グリジオ):酸味が抑えめでややコクのある味わい
赤
Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン):渋みとコクのある味わい
Pinot Noir(ピノ・ノワール):渋みが抑えめでスッキリとした味わい
Merlot(メロー):渋みが抑えめでコクがある味わい
お酒の席でネイティブの友人と仲良くなろう!
お酒にまつわる英語フレーズをご紹介してまいりました。
ネイティブの友人と親しくなるのに、お酒で緊張をほぐしてコミュニケーションを取るのはとても効果的です。
お誘いフレーズや注文フレーズなど、今回ご紹介した内容も参考にしながら、事前に軽く予習して臨んでみてくださいね!
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投稿者プロフィール
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高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。
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