5.すべてを楽しむべし
上達において、大事なことは楽しむことです。人は基本的には楽しいことしかできないです。エラーの嵐も楽しみましょう。
フィリピンのネットが遅いことも時に楽しんでいきましょう。
スペルミスも間違い探しゲームと一緒です。急なバージョンアップによる仕様変更も大胆不敵な挑戦と捉えて解決していきましょう。
そうやっていくとIT業界は楽しいことしかないです。つらい気持ちのまま同じことはできますが、楽しみながらやっている人と比べると成長スピード、開発スピードは歴然と変わってきます。
6.短気、傲慢、怠惰であるべし
プログラマの三大美徳「短気・傲慢・怠惰」は、 ラリー・ウォール (1987年に「Perl」という開発言語を開発した人物)が提唱したものです。
一見びっくりな単語が並んでいますが解説していきます。
1. 怠慢(Laziness)
プログラマはダラダラしないといけない、ということではないです。
無駄に勤勉に動かず楽する方法を常に考え効率化していきましょうという意味です。
具体的なアクションとしては、
・自動化やDRY原則(Don’t Repeat Yourself: 重複を避けようという考え方)
・再利用を意識してコーディングする
といった行為が該当します。
2. 短気(Impatience)
いつでも怒りっぽく行こう、ということではないです。
いかに大変な作業を短縮できるか工夫をこらしましょうという意味です。
これを意識している人は先回りして以下のような今後起こりうる問題を想定したプログラムを作ることができます。
今後起こりうる問題を想定したプログラムとは
・先回りをした仕組みを作る
・要望に柔軟に答えられる作りにする
・依存関係の小さい設計にする
という工夫がされているものです。
3. 傲慢(Hubris)
俺ってすごいと常に思っている人のことではないです。
自分の書いたコードに責任を持ち、さらに保守性を上げるために努力する。
そういう人を意味しています。「俺のコードがそんな動きをするはずがない」とは思っていると思います。
自分のことはすごいと思ってはないですが自分のコードはすごいと思っている人を目指しましょう。そういうコードを書いていきましょう、という意味です。
7.仲間、講師、時間を有効活用するべし
留学に限らず、ITの学習には一緒に勉強する仲間が必要だと思います。
更に講師という最強な助っ人がいたら是非活用して自分の学習効果を最大にしていきましょう。
ときにググってもピンとこない回答しか得られない時もあります。そんな時は仲間や講師を頼りにしましょう。時間も有限です。
同じところを堂々巡りしていて新しいインプットがない場合も、誰かに助けを求めましょう。他人の目線も加われば、常に新しい発見が有るはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これからプログラミングを勉強したい、エンジニアとして働きたい方には是非いつも心に留めておいて頂けたら、きっと素晴らしいプログラミング学習時間、エンジニアタイムを過ごせるかと思います。
活用して頂けると嬉しいです。
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投稿者プロフィール
- ニュージーランド・オーストラリアを経てセブ島にやってきた、世界を飛び回るベテラン女性エンジニア。インターネット創世期よりWebサイト製作を経験。小売業販促アイテム印刷システム「ipopweb」の立ち上げに企画時から参画し、DB 設計・プログラミング 開発を担当しリリース。業務システムエンハンスやポータルサイトのリニューアル開発、運営、保守も多数手がける。OracleMaster保持者。PHP、JavaScriptを始め15以上の言語使用経験を持つ。茨城大学工学部システム工学科卒。
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