【社会人留学してみた】エンジニア/IT留学への挑戦

社会人留学を経験して

帰国してプログラマーの仕事を探したのですが、やっぱりこの歳での新しい道って厳しいんですよね。たった3ヶ月勉強しただけで思うように就職出来たら世の中はプログラマーだらけになるなと。ここでまた理想と現実の狭間に落ち込みました。だけど、留学した事に対しては後悔してません。


バリバリのプログラマーには憧れますが、私みたいな、IT以外の世界でそれなりに社会を知った人間がプログラミングの知識を持てば、いつでもプラスαで使えると思います。結局プログラミングとは関係のない会社へ転職しましたが、知識が多いほど自分の仕事に付加価値が付きますし、実は今後についてちょっとした夢があり、それに向かって今は準備段階です。

 

最終的にはプログラミングを勉強した経験も使えそうであり、今まで自分が得てきたことはそれぞれ分野は違いますが、それらを一つに集約して活用することが出来るのではないかと計画を練っています。また、自分の英語力がどんなものか試したくて、帰国後に海外の会社に応募して英語で面接を受けるということを試してみました。

応募のためにレジュメを作ることも、英語でスカイプを使って面接をすることも初めてでした。日本では年齢が高かったり転職回数が多いことはネガティヴに捉われますが、海外ではその事がメリットになるということを初めて知りました。最終的に何社か内定をいただいたのですが、すぐに海外で就職することが出来なくて、もったいなかったなという思いはありましたが、選択肢が日本だけではないって強みだなと思えました。

 

一つのことを長く経験していくことも凄いことだと思うのですが、色んな経験を結びつかせて一つに集約するという道もありだと思います。やっと日本も働き方の多様性に取り組むようになってきたので、昔ながらのやり方に捉われず、試したいことをどんどん試した方がいいと思います。

 

同じ後悔ならやらぬ後悔よりやる後悔、その時一瞬でも心が動いた方を選択した方が物事は案外スムーズにいくのではないかと思います。本音を言えば、もう少し若かったらプログラマーとして海外で働きたいのですが(苦笑)

 

社会人留学のメリット


社会人が留学するという選択は、年齢を重ねれば重ねる程、飛び出すための勇気が必要になると思います。それなりにポジションを築いている人もいると思いますし、ちょうど私のように転職したいタイミングの人でも、仕事をしていない空白期間を作ってもいいものなのか、と悩む方もいると思います。

日本は働き方の多様性が注目されているとはいえ、一つの会社で長く働くことが一番という風土はまだまだ残っています。だけど、人生は誰のためのものかと立ち止まって考えた時、自分の人生に対して我慢の度合いが大きいのはちょっとつまらない気がします。結局無理して人に不平不満をぶつけるぐらいなら、自分でチャレンジして自分で成果を作る方が面白いのではないかと思います。

 

仕事で成果を出しても、会社員である限りそれは全て会社のものですし、会社というベースがあるからリスクが少なく挑戦出来ますが、会社という看板を取り除けば、人はただの人です。一個人として人生を歩く時、自分には何があるのか、どう人生を攻略してくかを一度社会という枠から逸脱して考える事ってとても重要だと思いますし、留学後にまた会社員に戻ったとしても、会社に対しての見方や働き方はずいぶんと変わってくるのではないでしょうか。

 

同年代の方、踏み出せない人へ

 留学すべきかしないべきかで答えるならするべきです。そして、決断が早ければ早いほど良いと思います。働いてる人は、仕事をどうするか、帰国後どうするかということを考えるとなかなか踏み出せないと思いますが、本当にやりたいなら今すぐ出来ることから始めてみると良いかと思います。

休職制度があるのか調べてみるとか、仕事を辞めた時のかかる費用の計算とか、決断する前にも出来ることは沢山あります。私の場合、一度海外から自分の今いる場所を見つめ直せたことで、今まで流されていたことに対して疑うべき部分が発見出来たり、当たり前という概念がすごく小さいことに思えるようになりました。

日本は、節度があるからこそ平和で生きやすい場所ではあるけど、日本人特有の神経質な国民性ゆえに小競り合いも多いし、何を守るために生きてるんだろうと思うことが多いです。フィリピンの人達は、日本に比べたらまだまだ発展途上の国で、不便だろうなと思うことがたくさんありましたが、みんな常に笑顔で元気なんですよね。トイレでも大声で歌ってる位に(笑)。

そんな光景を見ていると、日本はとても豊かな国なのに、何で皆しんどそうな顔しているんだろう、なんて苦労を美徳だとか思っているのだろう、見栄やプライドを持つのは誰の為なんだろうと改めて疑問に思うようになりました。大人になるほどその守りの壁は壊しにくくなりますが、一度その固定観念を破壊すると案外人生は生きやすいのかもしれないと思うし、何より視野を広く持てるようになります。

プログラミングについては、プログラマーにならなくても、論理的な考察力をつけることで、何か問題が起きても、それを解決するしくみを知ることができるようになりました。

仕事であれ人生の悩みであれ、一見複雑に見える問題でも、ステップを踏めば案外楽に解決できることもたくさんあります。生きるためのコツのようなものを得られるので、一度は勉強してみる価値はあります。

ただし、留学期間を満喫するためにはそれなりの準備をする方がオススメです。「英語は全く分かりません!」のまま行ってしまうと、私のプログラミング学習のような状態になるので(笑)
お金をかけなくても日本で準備出来ることはたくさんあるので、それを活用してから飛び立つことをオススメします。

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