今回はNexSeedIT留学卒業生の野口拓馬さんが、海外インターンを通して、プログラミングの学習を決意した理由をお伺いしました。
IT留学3ヶ月で、プログラミング未経験からiOSアプリをリリースするに至った勉強法と、プログラミングスキルを上達させる秘訣とは?
1 自己紹介
はじめまして、NexSeedのIT留学卒業生、野口拓馬です。
僕は立教大学経済学部を3年次で修了すると共に1年間休学中し、セブ島に留学しました。
セブに渡り、まずは別の語学学校でインターンをし、8ヶ月ほど滞在したのち、NexSeedに入学しました。
留学前は、アルバイトやサークル活動をし、至って普通の大学生活を送っていました。
プログラミングの経験は全くなく、そもそもブラインドタッチもできないレベルでした。
2 プログラミングを始めようと思ったきっかけ
プログラミングを始めたきっかけを思い返すと、インターンをした語学学校の同期インターン生がとても優秀だったことだと思います。
例えば、ベトナム出身でベトナム語はもちろん、英語に加えて日本語が話せる方、中国出身で中国語、韓国語、日本語が話せる方などです。
正直、職場で英語を話せることは最低条件でした。
あぁ、これが海外で働くということなんだな、と痛快したことを覚えています。
英語+アルファてのスキルがある人はその専門の仕事を任されていて、一方僕はというと、英語が話せれば誰でもできる仕事を必死にやっていました。
その当時のマネージャーに、僕が「英語以外のスキルが欲しいんですよね」と話したところ、
マネージャーから「この学校でもプログラミングができる人が少なくて困っている。プログラミング始めてみたら?」と勧められたことが僕が゙プログラミングを始めた一番大きな理由です。
僕がiOSコースを選んだきっかけも、iOSアプリ開発をマネージャーに勧められたからです。
僕は正直英語だけでも精一杯だったので、他のインターン生のように、他の国の言語を習得する気にはなれなかったのですが、元々数学が嫌いではないこともあり、プログラミング言語なら挑戦してみようと思い、勉強することを決めました。
3 エンジニア/IT留学前後の自分のスキルについて
そもそもあまりパソコンに触れる生活を送っていなかったので、相当プログラミングに対するスキルは低かったです。オフィス系のソフトでも、ググったりしながら、なんとか書類を作成していたくらいです。
初めてプログラミングに触れたのは、NexSeedに入学する直前で、ProgateというWEBサービスの無料版を利用して、HTMLとCSSを自習しました。
それでも、プログラミングってこんな感じなんだな、ってなんとなくわかった気になったくらいでした。iOSアプリ開発なんてもっての外で、iOSアプリ開発用の言語であるSwiftに触ったことはない状態での挑戦となりました。
そんな僕でもエンジニア留学を通して、最終的には自分で0から作ったiPhoneアプリをAppStoreにてリリースすることができました。
また、留学後も、たまに1人でアプリ開発をしています。
4 エンジニア/IT留学を選んだ理由
英語力を維持したい
エンジニア/IT留学を知ったのは、セブ島でMeetUpに参加した時です。NexSeedではないですが、他でエンジニア/IT留学中の方に教えていただきました。
さらに僕は2016年から1年間休学して、海外で過ごすということを決めていました。
1校目のインターンについては、日本にいる時から準備を進めていました。しかし、インターン期間が終わった後は特に考えていませんでした。
当初は、バックパッカーとしてアジアを回ってみようと思っていました。
1校目のインターン期間が終了に近づき、前述したマネージャーとの会話を踏まえ、日本に帰って日本にあるプログラミング学校に通うことも考えました。
ですが、英語力が落ちてしまうことや、休学当初の、「海外で1年間過ごす」という目標から少し外れてしまう事が嫌で、セブ島で、エンジニア/IT留学をすることに決めました。
エンジニア/IT留学と言っても色々な国で行われていますが、当時、iOSコースを設けていたのはNexSeedだけだったので、すぐにNexSeedで学ぶことを決めました。
IT留学が魅力的
僕が感じた、エンジニア/IT留学の魅力は3つあります。
①合宿型で集中して学べる
この合宿期間中は自分が勉強したいことに集中する事ができます。
今、日本でもプログラミングスクールはたくさんありますが、日本にいると誘惑がたくさんあって、思うように勉強を進める事ができなかったり、すぐに他のことに逃げる事ができてしまったりすると思います。
一方、エンジニア/IT留学という環境では、プログラミング学習や、アプリ開発に没頭する事ができますし、簡単には日本に帰ることや、他のことに逃げることはできません。
この体系のおかげで、プログラミング初心者だった僕でも短期間でプログラミングスキルを身につける事ができたと思っています。
また、周りの生徒の方も本気でプログラミングを勉強しに留学に来ている方が多かったので、一緒に切磋琢磨できる環境はとても良かったと思います。
②ほど良い息抜きをする場所がある
これはセブ島のような環境に限られてしまいますが、綺麗な海や、自然に囲まれていることは、とても助かりました。
正直、プログラミング初心者の状態から挑戦した僕は、何回も諦めそうになりました。
しかし、そんな時はセブ島の綺麗な海や、夜景、星空の景色を見てリフレッシュをする事ができました。
自然以外にも、現地の方々の雰囲気や関わり合いが何度も助けになりました。
東南アジア独特の、のんびりした雰囲気の中に混ざることはリフレッシュに繋がりました。
MeetUpで知り合ったフィリピン人の友達と飲みに行って、その後、今まで解決できなかったバグが解決できたこともありました。
③英語も同時に勉強できる
僕は、海外で活躍できるエンジニアになるためにはエンジニアスキルだけがずば抜けていてもダメだと考えています。
なぜなら、英語が話せなかったら、職場ではコミュニケーションが取れないし、職場以外での活動に制限がかかると思うからです。
また、英語の記事が読めることで、web上でプログラミング言語の最新情報を手に入れることが出来ます。
この点、NexSeedではプログラミングの勉強と並行して英語の勉強もできます。
フィリピンでの英語の授業は1人の生徒に1人の先生が教えるいわゆるマンツーマン式がほとんどですが、NexSeedもこのマンツーマン式です。
プログラミングをやっていると、普段の英語学習ではあまり触れることのない単語を使うこともあるのですが、それを英語の先生に聞いたりすることもできました。(プログラミングの授業は日本語。)
IT留学中の学習方法について
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