英語でメールを書くことができるようになると、仕事だけでなく海外旅行を手配する場合などにも大変役に立ちますよね。
筆者も先日、タイに旅行に行くにあたってホテルやスパの予約をメールで行いました。やはり旅行客がよく訪れるような場所であれば、その国の公用語に関わらず英語で通じるので、改めて便利さを実感したところです。
ところでみなさんは、いざ英文メールを書くとなった場合に、件名を何と書けばいいかわかりますか?日本語でメールを書く場合と同じように、送る相手に見落とされたりすることのないように、簡潔でわかりやすい件名にしたいですよね。
そこで今回は、英文メールの件名の書き方をご紹介してみたいと思います。
①英文メールの件名を書く際に注意すべきポイント
・無題はNG
→日本のメールだと、知人の間であれば「無題」でメールを送ることも多いですよね。これは欧米では失礼な行為でありNGです。
・長くしすぎない
→件名は簡潔なものにするよう心がけましょう。目安は6~8語程度です。
・スパムと間違えられないタイトルに
→一番困るのが、スパム(いたずら)メールと間違えられてしまうことです。先ほど長い件名はNGだと述べましたが、短すぎるとスパムメールと間違えられる恐れがあります。スパムメールによくあるのは”payment confirmation”や”Thank you!”といった短い件名です。
このほか、スパムメールにありがちな単語を集めてみましたので、できるだけ避けるか、使う場合は気を付けて使うようにしましょう。
※スパムメールにありがちな単語:free、special、reminder、help、discount など
・重要度の高い単語から配置する
→件名を見た時にぱっと目に飛び込んでくるのは最初の単語ですよね。例えば、”Confirmation on Order”と書いてあった場合、”confirmation(確認)”のメールなんだなとすぐ理解してもらえます。
②そのまま使える!お決まりのパターンを覚えよう
英文メールの件名には、お決まりのパターンがいくつかあります。ここでチェックしておきましょう!
・返事のメール:Response to~ 例)Response to your question(ご質問へのお返事)
・あいさつのメール:Greeting from~ 例)Greeting from Japan(日本からご挨拶申し上げます)
・お礼のメール:Thank you for~ 例)Thank you for your booking(ご予約ありがとうございます)
→”booking”の部分を以下のように置き換えるとさまざまな場面で使えます。例:checking(ご確認)、attending(ご出席)、coming(ご足労)、joining(ご参加)など
・招待のメール:Invitation to~ 例)Invitation to birthday party(誕生日会のご招待)
・情報を共有するメール:Sharing ~ 例)Sharing meeting minutes(議事録のシェア)
・確認のメール:Confirmation for~ 例)Confirmation for Wednesday meeting(水曜日の会議についての確認)
③誤解を生みやすい!こんなタイトルには気を付けよう
メールは文字だけのコミュニケーションですから、書きぶりによっては失礼な内容になってしまったり誤解を与えてしまったりする可能性があります。
例として、避けた方が良いタイトルを挙げますのでチェックしておきましょう!
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投稿者プロフィール
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高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。
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