・Emergency(緊急)
・ABOUT MEETING(会議の件)
・You made a mistake.(あなたの間違い)
→いずれも「何事か!?」と相手をハラハラさせてしまうような書き方ですね。メールとはいえ書面ですから、感情的な表現は避けるようにしましょう。二つ目の”ABOUT MEETING”のように全てのスペルを大文字にするのも、欧米では非常に強い警告などを表す時に使いますので避けた方が良いでしょう。
・Meeting(会議)
・Appointment(約束)
・Thank you(ありがとうございます)
→短すぎて失礼な印象を与えかねません。「何の会議(いつの会議)」「何の約束」「何に対する感謝」といった感じでより具体的に書くようにした方が良いでしょう。
・Please remind me~(私が~するのを忘れてたら教えて(自分へのメモ))
・Please call me.(電話してください。)
・I know you upset your health but~(体調が悪いのは分かってるけど~)
→これらはいずれも、本文に書くべき文章です。
④こんなときどうする?英文メールの件名いろいろ
メールを書く場面は本当にさまざま。ふとこれまで経験したことのない状況で、どう書けばいいか迷うこともあるでしょう。ここでいくつか例を挙げますので参考にしてみてくださいね!
・できるだけ早く読んでほしい時
急ぐ要件なら電話を使った方が賢明ですが、やむを得ない場合もあるでしょう。かといって、先ほど述べたように”Emergency(緊急)”といった表現を使うのは良くありません。そんな場合は”please read”や”important”といった単語で表すようにしましょう。ちなみに、「!」マークを使うのも件名では避けた方が良いでしょう。
・返信不要だと伝えたい時
返事の必要ないメールの場合は、”no response needed(返信不要)”や”FYI(For Your Information)(情報提供だけです(ので返信はいりません))”と付け加えましょう。
・自分のことを覚えていないかもしれない相手に送る時
大勢が参加する会議やパーティーなどで連絡先だけ交換したものの、相手が自分のことを覚えているか定かではない場合、差出人を見ても誰かわからずに放置されてしまうかもしれません。以下のように「先日会った○○です」というのを件名に盛り込むようにしましょう。
例)Met you last week at the ABC Conference(先日ABC会議でお会いしました)、Great meeting you at the party!(先日パーティーでお会いしました!)
英文メールをさらりと書けるようになろう!
英文メールの件名の書き方をご紹介してまいりました。英語でメールを書くとなると難しく感じてしまうかもしれませんが、実は入試や検定試験で書いたような難解な文章を書く必要が無い分意外と楽に書けるものです。
ぜひみなさんも、英文メールにチャレンジしてみてくださいね。
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投稿者プロフィール
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高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。
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