こんにちは、新入社員のKuniyoshiです。
今回は、「反省」の英語表現がテーマに書き進めていきたいと思います。
そもそも、日本のような反省の考え方は、「こうすべきだった」というネガティブなニュアンスがありますが、海外では、日本的な「反省」というものはあまり意味を持たないものという認識が一般的です。
重要なのは、「何を失敗から学んだか」なので、日本的な「反省」の使い方はしません。
僕も、高校生の時にシリコンバレーに行くチャンスに恵まれ、様々な現地で活躍している方にお話を伺う機会があったのですが、やはり、「失敗の数」は起業、就職に有利になるという認識が、文化としてありました。
逆に、「失敗していない人」は、「まったくチャレンジしていない人」という評価になってしまいます。もちろん、その失敗から何を学んだか、が重要になりますが。
日本だと、失敗すると「反省しろ!」「反省してるのか!」と言われることが、学校教育から染み付いている気がします。僕も学生の時は、そんなに優良な生徒ではなかったので、何回も先生に「反省してるのか?」「反省しろ!」と言われてきました。笑
先生も、問題を起こした生徒に対して「反省しろ」という言葉を使う方が楽ですから仕方ないですね。
ということで、今回は、「反省」という英語表現をご紹介しますが、日本との「反省」に対する認識の違い、というところにも注目しながら読み進めてみてください!
「反省」を意味する英語表現
reflect
日本語の「反省」としてよく使われている英語表現ですが、「反省」ほどネガティブな意味はありません。
単純に過去を振り返るという意味です。
元々の意味は、「光などを反射する」という意味です。そこから、過去の出来事に対しても使うことができるようになります。
反省として使われることが多い単語ですが、「内省」の方がニュアンスが近いかもしれませんね。
I reflected on the project「そのプロジェクトについて反省しました」
learn a lesson
日本語の「反省」を使う場面でよく使われるフレーズです。
やはり、「失敗からの学び」が重要なので、「learn」が使われます。例えば、
what did you learn?「反省したか?」
直訳すると、「何を学んだか?」です。このように使われます。
I learned a lesson.「教訓を得た」
regret
「後悔」という意味の単語で、日本語的な「反省」を表現できます。
個人的な意見かもしれませんが、「たられば」の反省になってしまうので、ビジネスの世界で「regret」ばかりは良くないですよね。
I regret what I’ve done「自分がやったことに対し、反省している/後悔」
仕事でミスした人が、「I regret what I’ve done」なんて言っていたら、上司から「So what?/だから何?」と言われちゃいそうです。
使う場面は考えてくださいね!
evaluation
「評価」という意味の英語表現です。
「反省しろ」や「反省しました」という場面には使えない表現ですが、ビジネスでよくある、「プロジェクトの反省会」と言いたい場合は、「evaluation」が最も近い表現となります。
evaluation meeting「反省会」
良かった部分、悪かった部分、どちらも含めた表現になります。
まとめ
いかがでしたか?
「反省」という英語表現についてご紹介しました。
まとめると、
1.英語では、日本語の「反省」にピッタリ当てはまる表現はない。
2.近い表現はあるけど、ビジネスで使うのはあまりオススメしない!
ということです。
それでは、また!
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投稿者プロフィール
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沖縄県出身、工業高校卒業後、すぐにNexSeedにて半年間のエンジニア留学へ。留学開始1ヶ月半でインターン生としてジョイン、NexSeedの社風、未来、ビジョンに魅力を感じ、エンジニア留学卒業と同時に入社、NexSeed史上初の新卒社員。
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