英語にもなまりがある!各国の特徴的な英語アクセントについて


海外旅行に出かけるとき、言葉が通じるかとても心配ですよね。「せめて英語だけでも通じれば・・・」と思いながら勇んで話しかけてみるものの、いざ聞き取ろうとすると「あれ、これって本当に英語なの!?」と思うほどなまりが強く驚くケースがあります。

今回は、いくつかの国の特徴的な英語アクセント(なまり)についてご紹介していきたいと思います。ぜひ単語を声に出してみながら読み進めてみてください!

 

アメリカ英語の特徴

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日本の学校で習う英語は、基本的にアメリカ英語になっているため、日本人にとって最も親しみやすく聞き取りやすいのがアメリカ英語だと言えます。それではその特徴を見ていきましょう。

①「t」の発音がさまざまに変化

・単語の最後に「t」が来る場合→発音しない
(例)「what」「cut」を「ワッ」「カッ」と発音
ただ、1語で文が完結する場合はこの場合ではありません。
(例)「What!?(なんですって!?)」の場合は「t」をはっきりと発音

・単語の真ん中に「t」が来る場合→「d」のように発音

(例)「water」「party」を「ウォーダー」「パーディー」と発音
「d」のようにも「r」のようにも聞こえる独特な発音法になります。「ウォーラー」「パーリー」と聞こえることもあるかもしれません。いずれも、「t」の基本的な発音法である”舌で上あごをはじく”動作を”舌で上あごをなでる”程度にすることで上手に発音できます。

このように、舌の動きを少し鈍くすることで、アメリカ英語特有の気怠い感じを出すことができます。

・「n」のあとに「t」が来る場合→発音しない

(例)「international」を「イナナショナル」と発音
こちらも②と同様に舌の動きを鈍くすることで発音できます。「n」で上あごにつけた舌を、そのあとの「t」でもう一度動かすのが面倒なのでそのまま次の発音に移る・・・といったイメージでしょうか。

 

②母音のあとの「r」をしっかり聞かせる

英語の発音を学ぶとき、おそらくみなさんが最初につまづいたのがこの「r」の発音ではないでしょうか?舌を丸めてと言われても、日本語にはそんな舌の動きがありませんので不自然になってしまいますよね。

実はこの「r」をしっかり発音するのは、アメリカ英語特有のことなんです。イギリス英語では、母音(a,e,i,o,u)の後ろにくる「r」をあえて発音することはしません。

(例)「bar」「teacher」を「バーR」「ティーチャーR」と発音 ※舌を丸めたときの音を「R」で表現しています。

ちなみにイギリス英語だと「バァー」「ティーチャァー」と普通に伸ばすだけでOKです。その一方、「tree」「break」など母音のあとに「r」が来る場合はアメリカ同様舌を丸めて発音します。

 

日本人にとっては発音しやすい?イギリス英語

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続いて英語が最初に生まれた場所であるイギリスのなまりを見ていきましょう。他の国のなまりと比べると、イギリス英語は日本人にとって聞き取りやすく発音しやすいと言われています。

①「o」は「オ」でOK!

学校の授業で、「hot」「box」を「ハット」「バックス」と発音するように習いませんでしたか?なんとイギリス英語だったら、素直に「ホット」「ボックス」でOKなんです。

 

②語尾の「イー」が「エイ」に変化

これはちょっと違和感があるかもしれません。例を見てみましょう。

(例)「lovely」「movie」を「ラブレイ」「ムーヴェイ」と発音

イギリス映画「ハリー・ポッター」では、主人公の親友であるロンのセリフに「I mean…」というのがよく登場します。自分の考えがうまくまとめられないときに「ええと、僕が言いたいのは、その・・・」という意味で用いられる言葉なのですが、この発音がまさに今回の事例にぴったり。

(例)「I mean…」を「アメイヌ…」と発音

筆者はこどもの時映画でこのセリフを聞いて、「あめいぬ?」「アメ犬??」と非常に戸惑いました。笑

「I」を軽めに発音したあと「mean」をミーンではなく「メイン(ヌ)」と発音したことで「アメイヌ」と聞こえたんですね。今となってはなるほど納得!といった感じです。ちなみに、この「イー」を「エイ」で発音する方法は、やりすぎるとネイティブの方には田舎っぽく聞こえてしまいますので使うときは適度に使うようにしましょう!

 

日本人にも人気の観光地イタリア英語

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イタリアは、美しい建造物やおいしい食べ物がたくさんで日本人から大人気の海外旅行先。母語はイタリア語ですが、メジャーな観光都市に滞在するのであれば、ほとんどの方が英語を話せます。

陽気で親切なイタリア人ですので、道を歩けば頻繁に話しかけられるのですが、イタリア英語は聞き取りづらいことで有名。さっそく具体的に見ていきましょう!

①「r」が巻き舌に!

イタリア語では巻き舌を用いるため、英語における「r」もすべて巻き舌です。日本人にとっては「l」と「r」を区別しやすく、ある意味聞き取りやすいとも言えるのですが・・・

(例)「There are wonderful flowers.」が「ゼアル アル ワンダルフォー フラワルズ」に。※「ル」をすべて巻き舌で読んでみてください。

これを早口でやられてしまうと、正直もうお手上げです。笑

 

②「h」が消えちゃう?

イタリア語には「h」の発音がありません。そのため、最初から「h」など無かったかのように発音されてしまいます。

(例)「manhattan」「home」は「マナタン」「オーム」と発音

こうして、元の単語とまったく違う発音になってしまうため、聞き取るときには前後の流れからある程度単語を予測できていないと意味が分かりません。

 

親しみやすさはピカイチ!オーストラリア英語

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留学先としても人気のオーストラリアは、そのおおらかでフレンドリーな国民性を反映したかのような明るい響きの英語が特徴です。

①「a」は「アイ」と発音

(例)「day」「name」を「ダイ」「ナイム」と発音

これは聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。オーストラリア英語といえばこの訛り!というくらい特徴的な発音です。そのため、現地の方も自信の訛りを認識している場合が多く、特に若い人を中心に発音を矯正している方が多いようです。

 

②語尾に「ie」をつけて愛着を示す

こちらはなまりとは少し違いますが、オーストラリア英語の特徴を顕著に表す表現です。

(例)「breakfast」「barbecue」が「breakie」「barbie」に

「ブレッキー」「バービー」なんて、なんだかかわいらしい表現ですよね。オーストラリア牛のことを「オージービーフ」と言ったりしますがこれも、「australian」が「aussie」に変換されることでこのような呼び方になるんですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

一口に英語といっても、国によってこれだけ発音が違うとまるで別の言語みたいですよね。

日本人の英語はカタカナ英語だと言われますが、これも日本特有のなまりだと言えます。ただ、今回の記事を通してみなさんにご理解いただきたいことは、“相手に伝わるかどうか”が一番大切だということです。

「カタカナ英語が恥ずかしいから英語は話せない・・・」というのではなく、なまりがあっても相手に伝わる英語が話せているのであればそれでOK!むしろ自信を持って話すべきです。

今回ご紹介したのは特徴的なアクセントのほんの一部ですが、いろいろな国の方と話すとき、洋画を見るとき、洋楽を聞くときなど、「これはどこのなまりかな?」とぜひ興味をもって聞いてみてください!

 

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Midori
Midori
九州大学経済学部卒業後、金融機関の営業職に従事。結婚を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。イギリスへの短期留学やNY一人旅の経験をもとに、英語学習や旅行関連の記事を執筆している。
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