短期で英語を伸ばしたい!
フィリピン・セブとオーストラリア留学
どっちがオススメ?(英語留学2ヵ月)
小久保嘉人さん
こんにちは。
現在大学3年生を休学し、オーストラリアでワーキングホリデー中の小久保嘉人です。
ここオーストラリアに来る前は、フィリピン・セブ島にあるNexSeedで
2ヶ月英語留学をしていました。
今フィリピン・セブ島留学がとても流行っているのはご存知の方も多いと思います。
しかし実際のところ、ネイティブ圏に留学するのとどっちがいいの?と、
疑問に感じている方が多いのではないでしょうか。
そこで今回、フィリピン・セブ島留学2ヶ月、オーストラリア留学1ヶ月半を経験した僕だからこそ知る、フィリピンとオーストラリア語学留学の実態について書いてみたいと思います。
なぜフィリピン・セブ島留学を決めたのか
大学1年生の時に、1ヶ月バンクーバーに留学をしました。
初めての海外ということもあり日本から出てみるという面では、貴重な経験ができたのですが、
あまりリスニング力、スピーキング力が伸びず、語学学校のカリキュラムには
少し不満を持っていました。
英語には興味があり学びを進めていきたいと思っていたので、
違う形の語学学校をインターネットで探していたところ、フィリピン留学を見つけました。
僕が調べた多くの語学学校では先生一人に対して生徒が複数人いるというグループレッスンだったので、テキストの問題をひたすら解いていくという方針で、あまり発言する機会がないのではないかと考えました。
フィリピン留学についても調べていると、フィリピン留学では
先生と一対一のマンツーマンレッスンがほとんどだという情報を見つけ、
NexSeedセブ島留学を決めました。
実際にフィリピン留学に来てみると、会話が中心の授業で先生からの質問を理解し、
ちゃんと答えなければ授業はなかなか進みませんでした。
つまり、必然的にリスニングとスピーキングスキルは伸びます!
オーストラリア留学の実態
〈授業形態〉
・グループクラス
・スピーキングよりリーディング重視
・週一回テスト
僕は語学学校卒業後、そのままオーストラリアでワーホリをする予定で、
オーストラリアの発音や他の国の人の英語の発音に耳を慣らすため、
語学学校に1ヶ月留学しました。
噂では、最初の入学テストで点数が悪いと、日本人ばかりで構成されたクラスになり
英語力がなかなか伸びないと聞いていたので、
「最初の入学テストは何としても上のクラスに入ってやる!」
という勢いで受けました。
幸いにもアジア圏の人は僕と韓国人の2人で、それ以外はブラジル人、コロンビア人と欧米人8人のクラスに入ることができました。
「ここで思う存分、僕の英語力を伸ばすことができる!」と思いきや、夢もつかの間。
英語力を向上させるも何も、彼らの英語が全く聞き取れない、という大きな壁にぶつかりました。
理由は、「先生が全く発音を直してくれないこと」です。
僕のクラスの欧米人のほとんどはスペイン人でした。母語はスペイン語です。
さらに南米人の母語もほとんどがスペイン語(ブラジルはポルトガル語)なので、
母語の発音が似ている英語訛りは、正しい発音じゃなくても聞き取れてしまうのです。
逆に僕は、中国人や韓国人と話やすかったです。
アジア系の人と、欧米系の人が会話するとき、どちらも発音に苦戦していたように思います。
会話が成り立てば、発音は間違っていてもいいとは思いますが、
どうせ学ぶなら正しい発音で誰にでも通じる英語を身に付けたいですよね?
次に僕が経験したフィリピン・セブ島留学について紹介します。
フィリピン・セブ島留学の実態
(NexSeedオリジナル課外授業であるエクスペリエンスクラスの様子)
〈授業形態〉
・マンツーマンレッスン
・スピーキング、リスニング重視
・先生との距離が近い
・毎月能力測定テスト実施
・週に一度のエクスペリエンスクラス(現地体験授業)
会話が中心の授業と聞くと、リスニングとスピーキング力がないと、
授業にならないのではないか?と思うかもしれませが、その心配はありません。
確かに留学前にある程度の英語力があれば、
実際に留学に来た際はより深く勉強を進めることができますが、
ない場合でも、フィリピン人先生たちはしっかりサポートしてくれます。
「You mean there are many foreigners in Japan, Right?」
「Yes! Yes!」
このように、あなたが言いたいことはこれですよね?と直してくれます。
自分の言いたいことが伝わる嬉しさと、同時に正しい英語の文法、発音を
しっかり教えてくれます。
また発音もその都度直してくれるので、
例えば、「R」と「L」、「S」と「SH」、「M」と「N」など、
細かい違いも意識するようになりました。
実際に僕も留学に来る前までは、スピーキング、リスニングが苦手でしたが、
一コマ50分間話続けることで自然と力がつきました。
短期間で英語力向上を目指すなら、
フィリピン・セブ島留学
短期間で英語力を伸ばしたいなら、フィリピン・セブ島留学をオススメします。
理由は、オーストラリア留学だとすべての項目が一緒になっている教科書一つもらって、
月曜日はスピーキング、火曜日はリスニング、水曜日は文法と言った授業の進め方であるため、
時間をかけて徐々にスキルアップしていくようなイメージだからです。
フィリピン・セブ島留学の場合は、1日に6コマ〜7コマ、リーディング、ビジネス英語など
自分で自由にカスタマイズができ、リスニング、スピーキングはどの授業も必須になるため、
短期での英語力向上には向いていると思いました。
オーストラリア留学でも、フィリピン・セブ島留学でも
自分の英語スキルを知るためのテストが実施されるのですが、
オーストラリア留学の場合、週に1回テストがあるにも関わらず、
あまり自分の英語力の向上を感じることができませんでした。
その点、NexSeedでは月に1回のテストで、リスニング、文法(基礎とビジネス)、
リーディング、ライティング、スピーキングと様々な能力を細かく図るテストがあり、
自分のレベルに合わせて、受講可能な授業数も変わってきます。
なので、この授業が受けたいから、ここまで点数をあげないといけない!
など、勉強のモチベーションにも繋がりました。
フィリピン留学の最大のメリット
「先生と生徒の距離が近い」
先生と生徒の距離が近いことが、フィリピン・セブ島留学の最大のメリットだと思います。
フィリピン人の先生はフレンドリーでとても気さくです。
彼らは、いつもジョークを言って毎日楽しく仕事をしているのが印象的でした。
でも授業になると、気持ちを切り替えるプロフェッショナルさも忘れていません。
そんな楽しみながらも、メリハリのある雰囲気が魅力的に感じました。
彼らのおかげで僕も英語勉強を楽しみながら続けることができました。
休日にはご飯に行ったり、一緒に旅行に行ったりすることもでき、
先生でありながら友達のような関係を築くことができました。
さらにNexSeedオリジナル授業であるエクスペリエンスクラスでは、
ローカル企業を訪問したり、スラム街に行ったりと普通の留学では
体験できないことを経験することができました。
例えば、「PLDT」というフィリピンで一番大きい、日本でいうSoftBankやDocomoのような通信会社を訪問したり、日本でも見かける「Profood International Corporation」という
ドライマンゴーで有名な会社なども見学しました。
現地では疑問に思ったことや、普段なかなか聞きづらいことも、先生に聞くこともでき、
フィリピンの文化理解をより深く進めることができました。
さらに普段インプットしている英語の、アウトプットの場としても活用していました。
先生達ととこのように授業内でお互いの意見を交換することで、
より深いコミュニケーションを取ることができました。
まとめ
オーストラリアにもフィリピンにもそれぞれのメリットがあります。
ですが、もし短期で英語力を上げたいと思っている場合は、
フィリピン・セブ島留学をオススメします。
一度ネイティブ圏で留学する前に、
フィリピンで英語の基礎と、リスニング力、スピーキング力をつけておくと、
より英語力の向上につながると思います。
またどこに留学するにせよ、自分のモチベーションが上がる場所がいいと思います。
例えば、先生たちや友達と旅行に行ったり、
英語を身につけようとインプットばかりするのではなく、
どんどん英語を実践でアウトプットしていくことが英語力をあげる一番の方法です。
【ライター 小久保嘉人さん】
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