英語にもことわざがあります。友人との会話やビジネスでサラッと使えたら一段と英語が使える人に見えます。
また、ことわざを覚えてしまえば、英会話のときにパッと言葉が出るようになります。
ということで、今回はよく耳にする有名な英語のことわざを30紹介します。
日本のことわざと似ている英語のことわざ
英語のことわざには、日本語とほぼ同じものもあります。人間の本質は人種や国籍が違っても同じなのでしょうか?まずはこれらを取り上げます。
1.Kill two birds with one stone.
一石二鳥
→1つの行為が2つの利益を生むことを指します。
2.Easy come, easy go. (Soon gotten, soon spent.)
悪銭身に付かず
→悪いことをして得たお金は、つまらないことで失いがちであることを表しています。楽して得たものは、簡単に失われると言いたいときに使いましょう。
3.So many men, so many minds.
十人十色
→人の数だけ考え方、感じ方は違うと言いたいときに使います。
4.After a storm comes a calm.
雨降って地固まる
→悪いことがあったあとに、かえってそのことで前よりも良くなったときに使います。揉め事が起きて、仲間との絆が強まったときに使えます。
5.There is no time like the present.
思い立ったが吉日
→何かを始めようと思ったら、先延ばしにせずにすぐに始めたら良いという教えです。新しいプロジェクトを始めるときなどビジネスで使えるフレーズです。
6.When you are in Rome, do as the Romans do.
郷に入っては郷に従え
→英語では「ローマにいるときはローマ人のようにせよ。」ですね。新しい場所に来たなら、その土地の風習や習慣に従うようにすすめています。新しい人が職場に来たときに、使えそうです。
7.Out of the mouth comes evil.
口は災いの元
→不用意な発言によって、身に災いを招くことを表しています。おしゃべりな友人や同僚に伝えたい一言です。
8.Failure teaches success.
失敗は成功のもと
→たくさんの失敗が成功に導くという意味です。同僚や友人が何かの失敗をしたときに、慰めてあげられる言葉です。
9.Time is money.
時は金なり
→時はお金と同じほど貴重であるという意味です。時間を大切にするように促すときに使えます。
10.A rolling stone gathers no moss.
転がる石には苔が生えぬ
→このことわざはイギリスとアメリカでは解釈が違います。イギリスでは仕事を転々とする人は信用できないという意味で使われ、アメリカでは積極的に変化する人はいつも新鮮であるという意味で使われます。「moss(苔)」のイメージの違いで、このような解釈の違いが生まれています。会話する人によって使い分けしましょう。
11.The early bird catches a worm.
早起きは三文の徳
→英語では「朝早い鳥が虫を捕まえる」というのですね。早起きの苦手な友人や同僚に使いたいことわざです。
12.If you chase two rabbits, you will not catch either.
二兎を追う者は一兎をも得ず
→同時に2つのことを追いかけると、結局何も成し遂げられないという意味です。2人の女性を追いかける友人や2つのことを同時にこなそうとする同僚に使えるかもしれません。
13.A picture is worth a thousand words. (=Seeing is believing)
百聞は一見に如かず
→英語では、1枚の絵は1,000の言葉の価値があると言います。あるいは見ることは信じることというのも似たようなことわざです。プレゼンでうまく説明できないなら、イラストを使って、この言葉を発してみましょう。
14.You can’t tell a book by its cover.
人は見かけによらぬもの
→英語では本のカバーだけで本の中身はわからないという意味ですね。人は見た目で判断しがちですので、大切な言葉です。
15.Pride will have a fall.
驕れるもの久しからず
→誇り高ぶりは失脚のもとという意味のことわざです。調子に乗っている友人に伝えましょう。
16.Where there is smoke, there is fire.
火のない所に煙は立たぬ
→英語は煙のあるところに火はあるで、ほぼ日本語と同じことわざです。
17.It is no use crying over spilt milk.
覆水盆に返らず
→英語では、こぼれたミルクを嘆いてもしかたないという意味です。何か友人や同僚がミスしてしまったときに、してしまったことはしかたないと慰められます。
18.Spare the rod and spoil the child.
可愛い子には旅をさせよ
→英語では、懲らしめのむち棒を控えれば子どもはダメになると表します。子育てしている友人だけでなく、部下に甘い同僚にも使いたい言葉です。
19.Too many cooks spoil the broth.
船頭多くして船山に上る
→英語では料理人が多いとブイヨンがダメになると表します。「broth」はブイヨンのことです。指示する人が多いと、まとまりがなくなり、あらぬ方向に行ってしまうという意味です。こんな会社は多いかもしれません。
日本にはない英語のことわざ
次に日本にはない、英語独特のことわざを紹介します。生きるヒントとなる良い言葉もたくさんあります。
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