英語で「能力」を表す単語とそのまま使えるフレーズ集

「あの部長はスキルが高い」「あの新入社員はポテンシャルが高い」などと、聞いたことはありませんか?

いずれも能力の高さを表すカタカナ英語としてよく使われるものですよね。英語には「能力」という単語が複数あり、場面によって使い分けていますが、私たち日本人が普段使っているカタカナ英語は、必ずしも正しい使い方とは言えないようです。

そこで今回は、英語で「能力」を表す単語とそれに関連して使えるフレーズについてご紹介したいと思います。

 

①「能力」を表す主な英単語とニュアンス

まずはそれぞれの単語のニュアンスを掴みましょう。

単語 意味 ニュアンス・例文
ability 能力、技量 幅広く能力一般を指す例)She has the ability to speak English fluently.
(彼女は英語をすらすらと話すことができる。)
faculty 才能、機能 普通の人にはできないような特技の技能例)He has a faculty for mental arithmetic.(彼には暗算の才がある。)
competence 能力、適性 求められていることを成し遂げる能力例)I doubt his competence to do the work.(彼にその仕事をする能力があるかどうか疑問だ。)
capacity 才能、収容能力 一定時間内に成し遂げられる仕事の量・能力の範囲例)He has the capacity to absorb large amounts of detail.
(彼には詳細の多くを理解する能力がある。)
power 能力、権力 仕事や活動をするための力例)The prime minister has the power to appoint and dismiss cabinet ministers.(総理大臣には閣僚の任免権がある。)
efficiency 能率、有能さ 能率・効率例)I was impressed by the efficiency with which she handled the crisis.(わたしは彼女の危機対応能力に感銘を受けた。)
qualification 資格、能力 仕事や職務に対する資格や資質例)He has outstanding qualifications to be president.(彼には社長になる抜群の資格[能力]がある。)
talent 才能、手腕 芸能・芸術分野の才能例)I don’t have much talent for music.
(私は音楽の才能はあまりない。)
skill 能力、技量 学習や訓練で身につけた技能例)Mastering a foreign language means mastering the four skills of hearing, speaking, reading and writing.(外国語をマスターするということはその外国語を聞き, 話し, 読み, 書くという四つの技能をマスターすることだ。)
gift 才能、天賦の才 生まれ持った能力例)He has a gift for words.
(彼は口説きの才能がある。)

※単語の意味と例文の一部はWeblio英和辞典より

 

②「能力」に関連するフレーズ集

「能力」に関連して、よく出てくるフレーズをご紹介してまいります。

・be able to~/be capable of~(~する能力がある)

「~することができる」という風に訳すこともありますが、こちらの2つも能力を表す表現となっています。

“ba able to”の後ろには動詞の原形、”be capable of”の後ろには”-ing”形が入りますので注意してくださいね。

例)She is able to speak English.(彼女は英語を話す能力がある。)

例)She is capable of driving a motorbike.(彼女はバイクを運転する能力がある。)

2つの使い分けは、「能力があって、実際にいつも行っている」場合に”be able to”を、「能力はあるが、実際にやってみたことはないor日常的に行っている事ではない」場合に”be capable of”を使うと覚えておきましょう。

 

・have it in~(~する能力(素質)がある)

こちらは能力というより「素質」があると言いたい時の表現です。

例)She really has it in her to be president. (彼女には本当に社長になる能力(素質)がある。)

日本語でも「やっぱりこの人はさすが!」と感じた時、「持ってるねー!」と言ったりしますよね。まさにその表現が一番近いと思います。

 

・develop one’s faculties(能力をのばす)

「成長させる、発展させる」という意味をもつ”develop”と使うと、「能力をのばす」と表現することが出来ます。この場合の「能力」には才能・特技を表す”faculty”が使われるため覚えておきましょう。

例)He developed her  faculties for playing the piano.(彼は彼女のピアノ演奏の能力を伸ばした。)

 

③そのまま使える!「能力」の英会話フレーズ

・You may trust her ability!(彼女の腕は確かだよ!)

“trust(信頼する)”を用いて、「彼女の能力は信頼しても良い=彼女の腕は確か」と表現することができます。

 

・Believe in your ability!(自分の力を信じて!)

自信をつけてあげたいときに使うフレーズです。”trust”のほか”believe”を使うことでも能力の高さを保証する表現ができるということを覚えておきましょう。

 

・Don’t think too highly of yourself.(自分(の能力)を過信するな。)

相手が調子に乗りすぎないように窘める表現です。

 

④意外とたくさんある!「能力」の英単語をつかいこなそう

「能力」を表す単語とそのまま使えるフレーズをご紹介してまいりました。

単語だけでも「こんなにたくさんあるのか!」と驚いた方が多かったのではないでしょうか?使い分けについて特に意識しなくて良い単語もありましたが、ほとんどの単語に細かなニュアンスと使うべきタイミングがありましたね。

いきなりすべて押さえるのは難しいかもしれませんが、文章を作っていくときに適切な単語を選択できるようにできるだけたくさんの単語を頭に入れておくようにしましょう。

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投稿者プロフィール

Midori
Midori
高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。海外ドラマや洋画のセリフから英会話を学ぶ記事を多数執筆。
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