海外へ出向くときに、まず気になるのはお金のこと。
特に、海外に行くのが初めての人にとっては「いくらくらい持っていけば良いのか」「現地でお金をどのように管理すればいいのか」右も左もわからないですよね。今回は、セブ島で留学するにあたって、ひと月あたりの生活費からお金を管理する際の注意点までを紹介します。
ひと月あたりに必要なお金
個人差はありますが、ひと月あたりに必要なお金は概ね4万円〜6万円が相場です。(2015年4月現在)。VISA代などの他、主に食費や交際費(ビーチに遊びにいくお金など)として使います。
日本と比較するとかなり生活コストは安く、食費は1食約100ペソ〜(約270円〜)くらいで食べられます。フィリピンの物価については、こちらのブログを参考にしてみてくださいね。節約上手な猛者はローカルのごはんを中心に生活し、1ヶ月2〜3万円で生活しています。
フィリピンの通貨(ペソ)をご紹介
フィリピンの紙幣や硬貨は数字がはっきりと書いてあるので基本的に迷うことはありません(10ペソ硬貨だけ少し見づらいかもしれません)。左上から、1,000ペソ札(約2,700円)・500ペソ札(約1,350円)・100ペソ札(約270円)、右上から、50ペソ札(約135円)・20ペソ札(約54円)コインは左から、10ペソ(約27円)・5ペソ(約13円)・1ペソ(約2.7円)となります。
国によっては「お金に慣れるまで時間がかかる」ということもあるようですが、フィリピンに関しては「1000ペソ」と「100ペソ」を間違えない限り、問題なく使えそうですね。
日本からお金を持っていく方法
1.現金で持っていく
最も簡単なのは現金で持ってきて、現地で両替する方法です。国際キャッシュカードを利用する場合のような手数料もかからないため、最もお得です。留学期間によりますが、期間中すべてをの費用を現金で持ってこようとすると大金に(3ヶ月であれば生活費だけで10万円を越えますね)。その際はスリや紛失など十分注意が必要です。
お金の管理方法は人によって異なりますが、現金だけで持ってくると、万が一のトラブルに遭ってしまった時に対処ができません。必ず複数の方法でお金を管理するようにしましょう。
また、普段道を歩く時に、大金を持ち歩くことも避けるようにしましょう。
2.国際キャッシュカード・クレジットカードを使う!
国際キャッシュカードやクレジットカードを使えば、日本の口座にあるお金を現地通貨で引き下ろすことができます。現地で見かける銀行のATMに、カードを入れるだけです。クレジットカードの場合は、キャッシングという方法になります。大体どの銀行でも手数料は同じなので、手軽に使えます。大金を持ち運ぶのが不安な方はこちらの方法をおすすめします。ただし、以下の5点には注意を払いましょう。
・手数料が掛かる。
引き下ろし1回につき200ペソ(約540円)の手数料が掛かります。
・引き下せる限度額が決まっている。
国際キャッシュカードは1度に引き下ろせる額が決まっています。概ね10,000ペソ(約2万7千円)までとなっています。
・ATMにお金がなく下ろせない。
セブ島ではこのケースはよく起こります。あらかじめ、ATMの場所を複数把握しておいたほうが無難でしょう。
・一月に引き出せる額に上限がある。
カードの契約によって異なりますが、海外でのキャッシングには上限があり、日本での上限金額より低くなっていることがあります。(特にクレジットカードの場合)事前にしっかり確認しておきましょう。
・カードが吸い込まれる可能性がある!?
めったにありませんが、過去には「カードがATMから出てこない」というハプニングが起こったこともあります。その際は、悪用されるのを防ぐためにカードの利用を即座に止めましょう。またレシートが証明書になりますので、必ず取っておきましょう。
※ここだけの話、Nexseedスタッフのシンヤさんは、このハプニングに巻き込まれたことがあります。長期滞在の方は助けを求めるためにもSIMフリーの携帯電話(本体は500ペソ程度で手に入る)を持つことをおすすめします。
お金の管理方法
留学など短期滞在の場合、現地で銀行口座を開設するのは難しいため基本的にはお金は自己管理となります。
手数料などは掛かりますが、大金を部屋に置いておくのは物騒なため、4、5千円〜1万円程度の現金を持ち歩き、必要に応じてお金を下ろすスタイルが無難です。人ごみの中を歩くときや込み合った場所(クラブなど)に行くときは、ポケットの中に大切なものを入れないようにしましょう。スリなどの被害に合わないためには、普段の何気ない習慣が大切です。
まとめ
以上をまとめると、セブ島滞在中のお金まわりのポイントは以下の4点です。
- ひと月あたりの生活費は4〜6万円
- お金は必ず複数の方法で管理する
- 大金を持ち歩かない、必要に応じて引き下ろす
- 万が一ATMからカードが出てこなくなったら即座に止める
渡航当日は日本円(紙幣)を持参して空港で3〜5千円を換金し、あとはショッピングモール等で換金するのがおすすめです(空港はレートが良くないため)。
以上、セブ島滞在中のお金にまつわるお話でした。セブ島は比較的安全ですが、日本にいる時のように無防備にするのは避けましょう。
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