“スピーチ”と聞くと、結婚披露宴や式典などのかたいあいさつを思い浮かべる人も多いと思いますが、フォーマルなものだけがスピーチではありません。
自己紹介、家族や友人の紹介、忘新年会など、日常生活の中でちょっとしたスピーチをする場面は多々あるものです。突然スピーチをお願いされたとき、特に英語でスマートにスピーチができたらかっこいいですよね。
今回は英語のスピーチに役立つフレーズを、例文を使って紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
英語でスピーチをするときのポイント
英語でスピーチをするときは、まず、次のような基本ポイントをおさえておきましょう。
スピーチを3部構成にする
英語のスピーチでは、「1. あいさつ(オープニング)、2. 本題、3. 結び(クロージング)」という3部構成で組み立てるのが一般的です。
スピーチのオープニングでは、スピーチを聞いてくれる人に対して感謝の気持ちを述べ、自己紹介をします。続いて本題に入り、クロージングで再び感謝の言葉を伝えるといった流れにしましょう。
ユーモアやジョークを取り入れる
スピーチをする上で大切なことは、聞く相手の立場になることです。スピーチを聞く相手が興味を持つような内容にすることが望ましいといえます。
英語のスピーチでは、話の内容に興味を持ってもらい、スピーチを印象づけるために、度々ユーモアやジョークを使用します。可能な限り、スピーチの内容にユーモアやジョークを取り入れるようにするとよいでしょう。
メッセージを伝える
スピーチをするときに大切なのは、自分の考えや主張を相手にしっかりと伝えることです。相手に伝えたいメッセージは何かを明確にしましょう。“Yes, we can.”のように、相手の記憶に残るようなシンプルでキャッチーなフレーズを使用すると、メッセージが伝わりやすく、より効果的です。
スピーチのオープニングに使える英語の例文
英語のスピーチのオープニングは、長くなりすぎないように注意しましょう。特に自己紹介は、できるだけシンプルに短くします。
Good afternoon, ladies and gentlemen. At first, let me introduce myself. I am ●●●.
(紳士淑女の皆さん、こんにちは。最初に私の自己紹介をさせてください。私は●●●です。)
Hello everyone! It’s a great pleasure to see you all. I am ●●●, work for ■■■ company
(みなさん、こんにちは。お会いできて、とてもうれしいです。私は●●●です。■■■会社に勤務しています。)
Thank you so much for giving me a chance to talk.
(スピーチの機会をいただき、ありがとうございます。)
I really appreciate giving me your precious time.
(貴重なお時間をいただき、心から感謝いたします。)
To tell the truth, this is the first time for me to make a speech.
(実を言うと、スピーチはこれが初めてです。)
Would you please stand up to make a toast?
(乾杯をいたしますので、ご起立いただけますでしょうか?)
スピーチの本題で使える英語の例文
オープニングのあいさつを終えたら、スピーチの本題に入ります。本題に入る前に、話のテーマや概要について述べるのが一般的です。
Today, I’d like to talk about ●●●.
(本日は、〜についてお話ししたいと思います。)
Now, I would like to give you an outline of ●●● .
(それでは、●●●についての概要を述べたいと思います。)
Today’s my speech is about ●●●.
(本日のスピーチのテーマは●●●です。)
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投稿者プロフィール
- ライター。10代の頃から英語学習に興味を持ち、アメリカで1年間の留学を経験。『モノづくり』が好き。
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