英語にはイディオムというものがあります。イディオムとは複数の英単語からなる慣用句や熟語のことです。
元々の英単語から連想ゲームのようにして意味が決まったので、直訳ではわからないことが多いです。しかしイディオムを英会話や英文に使うことができれば、ネイティブとの英会話力はアップします。日常英会話とビジネスに分けてよく使われるイディオムを紹介します。
日常英会話で使われるイディオム
日常英会話で使われるイディオムは本当にたくさんあります。毎年のように新しいイディオムもできます。日常英会話でイディオムを使い、コミュニケーションの幅を広げましょう。
Break a leg!「頑張って!」
→直訳すると「脚を折れ」というとんでもない意味です。元々は舞台俳優が舞台に上がる際にかけられた言葉です。「Good luck!」と声をかけると、不吉なことが続いたため、逆の意味の「Break a leg!」が頑張れとなりました。知らないと絶対に意味を推測できませんね。
Well said「よく言った」
→会話の相手が自分の意に沿うことを発言したときに使います。これも会話でよく使えます。
feel under the weather「気分が悪い」
→「the weather」は悪天候のことを指します。船に乗っていたら悪天候になり、船酔いで気分が悪くなることからこのような意味になりました。「feel sick」以外の気分の悪さを表現として覚えておきたいです。
例:She feels under the weather today.「彼女は今日気分が悪いです。」
here’s the deal「提案があります、こうしましょう」
→これは提案するときの決まり文句です。交換条件を出して交渉するときにも使えます。
once in a blue moon「極まれに」
→空中の細かな塵の影響で極まれに月が青く見えることから、このような意味になりました。
例:He only comes once in a blue moon.「彼は極まれにしか来ないです」
got someone’s back「誰かを守る、バックアップする」
→直訳すると、誰かの背中を取るという意味です。そこから背後から守るというイメージになりました。
I got your back.「俺がついてるよ」
see eye to eye「意見が一致する」
→目と目が合うで「意見が一致する」という意味になりました。
例:We can see to eye to eye.「わたしたちは意見を一致させることができます」
piece of cake「ほんの朝飯前」
→とても簡単なことを表します。日本語ではご飯で、英語ではケーキと覚えることができますね。
例:Today’s exam is a piece of cake.「今日のテストは朝飯前です」
stick with ~「~を続ける」
→「stick」は「貼りつく」の意味です。ずっと貼りついていくことから、続けるになりました。
Don’t give up. Stick with Music.「あきらめるな。音楽はずっと続けろ」
my bad「わたしのミス」
→深刻なミスではなく、軽度のミスに使います。カジュアルな響きがありますのでビジネスでは使わない方が良いです。
I’m sorry. It’s my bad.「ごめんなさい。わたしのミスです」
You know what?「あのさ、ねえ」
→話を切り出すときに使うイディオムです。よく使われます。
What’ that?「なんて言った?」
→カジュアルに聞き返すときの決まり文句です。
see the bigger picture「全体像を見る」
→より大きな絵を見るから「全体像を見る」という意味です。これは連想できるイディオムです。
例:You should see the bigger picture.「あなたは全体像を見るべきです」
ビジネスで使う英語のイディオム
ビジネスで使うイディオムもたくさんあります。使いこなせるように口に出して練習しましょう。
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