自分の仕事について欧米の方と話していると、感覚の違いに驚かされることが多々あるかと思います。それを顕著に表すことばにこんなものがあります。
欧米人~work to live(生きるために働く)
日本人~live for work(働くために生きる)
必ずしもこのように二分化することもできませんし、当然個人の考え方の差はあるのですが、欧米人と日本人の仕事との向き合い方を分かりやすく表現している言葉なのではないでしょうか。
「プライベートがあっての仕事」という考え方
・定時になったら、仕事が終わっていなくても帰宅
・有給休暇は無条件に必ず消化
・仕事は職務内容として規定されているもの以外しない
日本人とは真逆ですよね。どうあるべきかという点は別にして、ネイティブの方と仕事について話す時はこういった考え方の背景があるのだということを知っておくと価値観の違いで戸惑うことが減ります。
プライベートで仕事の話はしたがらない人も
欧米人の方は、仕事の後に同僚と一杯…なんて時にも仕事の話は前半のごく短い時間しか話さない人も多いもの。
日本人だと、仕事を離れた飲み会の場であえて今やっている仕事について思うことや悩みなどを話すことで、翌日以降の仕事がスムーズに流れる、ということもありますが、海外では違うんですね。
せっかくプライベートの時間を過ごしているんだから、家族のことや趣味のことなどを仕事仲間と共有すべきだと考える方の方が多いようです。
まとめ
ネイティブの方と仕事について話す時の表現方法と、欧米・日本間の仕事観の違いについてご説明してまいりました。慣れない英会話の中で仕事の話題になってしまうと、どうしても難しい単語を使わざるを得ないような場面も出てきてしまうので、できれば避けたい!というのが本音の方もいらっしゃるかもしれません。
大人になるとその話題は避けては通れません。むしろ、自分が日ごろ精一杯頑張っている仕事について、もどかしい思いをせずに相手に伝えられたとしたらとても達成感を感じられると思いませんか?
どうか敬遠することなく仕事の話題にチャレンジしてみていただきたいと思います。またその際には、日本と欧米の仕事観の違いも視野に入れながら、ぜひ有意義な意見交換を楽しんでみてください!
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投稿者プロフィール
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高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。
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