「お願い」する英語フレーズ24選!【ビジネスとカジュアルで使い分け】

フィリピンでの仕事に奮闘中、CEOアシスタントのMikiです!
オフィスでは、フィリピン人の同僚に英語を使ってお願いしまくりの毎日です。

フィリピンで働き、英語を使って生活する私が、英語でのお願い表現を、実際に遭遇するシチュエーションをもとに、ビジネスシーンとカジュアルなシーンに分けてご紹介します。

 

ビジネスシーンでのお願い

ビジネスシーンで大事なことは「相手を敬う」ことです。それは、上司だけでなく、同僚もしかりです。
より丁寧な表現を使うこともそうですが、相手を気遣ったお願いの仕方をすれば、
気持ちよくお願いを聞いてくれる可能性が高く、良好な関係性が築けます。

 

話しかける/相手の状況を伺う

相手の時間を割くので、まずは一言声をかけ、時間的余裕があるか、話しかけてよいかを確認しましょう。
歌を口ずさみながら全力で仕事をしているフィリピン人の同僚に向かって、まず声をかけるところから始まります。

Excuse me.(すみません)

フィリピン人は、Excuse me Ms.~/Mam~/Sir~.この始まりが多いです。

I’m sorry to bother you, but…(お忙しいところ失礼ですが)

Do you have a minute?(お時間ありますか?)

Can I just interrupt you for a second?(少々お時間いただいてもよろしいでしょうか)

※minuteは分、secondは秒なので、「一瞬」ということを強調したいときに使います。

 

お願いがあることを伝える

ここで、お願いがあるという前置きを伝えます。

I have a favor for you.(私はあなたにお願いがあります。)
※最もフォーマルです。

I have something to ask you.(お願いしたいことがあるのですが。)

I wish to make you a request.(お願いがあります。)

May I ask you a favor?(お願いしたいことがあるんですが。)

Would you/Could you do me a favor?(お願いしたいことがあるんですが。)

 

お願いの内容を伝える

はい、ここでようやくお願いしたい内容を伝えます。

Would you~?/~していただけますか?

Would you be able to submit this by 3pm? (3時までに提出しただくことはできますか?)

結構な確率で、「Maybe」と返ってきます。
そして、本当に必要な期限が5時なら、2時間程度早めの時間を伝えておくことが無難です。

 

Could you~?/(よろしければ)〜していただけますか?

Could you give me a data regarding our customers, please?(顧客データをいただけますか?)

「Would you~」と似ていますが、可能か尋ねるニュアンスが含まれているので、より丁寧です。
さらに、「please」を後ろにつければより丁寧です。
無理なお願いや、申し訳なさを感じるときはこの表現を使いましょう。

Would it be possible for you to do this by 3pm?(3時までにやっていただくことはできますか?)

「Can you~?/できますか?」を丁寧に言った表現で、Could youと同じ意味です。

 

Would you mind~/Do you mind~?/〜していただけますか?

Would you mind passing me a company’s cell phone?(社用電話を渡していただけますか?)

mind は「嫌がる」「気にする」という意味なので、直訳とると「~するのは嫌ですか?/〜するのを気にしますか?」です。
そこから、「嫌でなければお願いしたい」という意味で使います。

それに対する返答は、YesとNoで答えますが、注意が必要です。
「承知しました」ならばNOを使い、No problem.(大丈夫ですよ)やNo, of course not.(もちろん大丈夫です)を使います。
「致しかねます」ならばYesを使い、Yes, I’m sorry.(申し訳ございませんが、致しかねます。)を使います。
元気よく、Yes! と答えると「嫌です!」という意味になってしまうので注意が必要です。

 

Would it  be too much trouble for you~?/ご面倒でなければ〜をお願いしたい

Would it be too much trouble for you to check this document?(ご面倒でなければこの書類をご覧いただけますか?)

 troubleは「面倒」「迷惑」という意味で、too to ~は「~すぎて~できない」という意味の慣用句。これらを直訳すると「~する事は余りにも迷惑でしょうか?」となりますが、こちらも「ご負担、ご面倒でなければお願いしたい」という意味で使います。

I was wondering if ~/〜していただくことができますか

I was wondering if there is any chance you could let me use your computer?(もし良ければあなたのパソコンを使わせてほしいのですが)

I was wondering if it would be possible for you to correct my sentence?(私の文章を直していただけないかと思いまして)

wonderは「疑問に思う」という意味で、過去進行形にすることで「過去にそう思っていた」という意味になります。
自分の中で考えを巡らせた上で、相手に尋ねているという印象を与えるため、相手に対して「ためらい」が伝わり、
丁寧な表現として使います。
 

Ifを使った表現/〜いただけると助かります

この仮定法の「If」は依頼表現でよく使います。依頼を一方的に押しつけるのではなく、「もし相手がしてくれたら嬉しい/感謝する」という相手への気遣いが伺える表現です。

I would be grateful if you could discount this.(値引きしていただけると助かります)

フィリピンにおいては、値段交渉が割りと当たり前なのですが、強気で「値引いてよ」と言うのではなく、
値引いてくれたら、こちらも買うし、相手も売れるしお互いハッピーだよねと伝えるとうまくいく場合が多いです。

It would be appreciated if you could reply me today.(今日中にお返事いただけると助かります)

「今日中に返事くれないと困る/申し込みできない」とネガティブな発言をしても、なかなか返ってきません。イライラや焦りがあっても、ポジティブな言葉を選びたいものです。

 

Please 動詞〜/〜してください。

Please explain me your new proposal.(新しい提案書を説明してください。)
とてもシンプルですが、SkypeやMessengerでチャットする際やより近い同僚などはこの表現を使うことが多いです。

 

カジュアルなお願い

ここからは、普段の生活で使うカジュアルな表現をご紹介します。
普段の生活もそうですが、英語がコニュニケーション手段となるような彼氏ができたときのために、使い慣れておきたい英語表現です。
「デートしない?」とか、「迎えにきてくれない?」とか言いたいですね。
恋人に限らず家族や友人は丁寧すぎる表現では、縮まる距離も縮まりませんよね。

 

Will you~?/〜してくれる?

Will you marry me?(結婚してくれる?)

いきなりプロポーズ!気が早かったですね。洋画のプロポーズシーンでよく聞きます。
相手が断わらないような、簡単なお願いのときに使います。

 

Can you~?/〜してくれる?

Honey, can you come pick me up at Ayala center mall at 8 p.m.?(8時にアヤラに迎えにきてくれない?)
これ言いたいです。私が働くNexSeed近くの大型ショッピングモール「アヤラ」に迎えに来てもらう設定です。
親しい相手に、希望を持ってお願いするときに使います。

Can you keep a promise today? (今日こそ約束を守れる?(約束を守ってよね))

ドタキャンの多い彼氏に向かって言う彼女のフレーズみたいですね。
このcan youはお願いではなく、「~できる?できるよね?!」と可能であることを確認しています。
確認の意味でも使われることを覚えておきましょう。

 

Is it ok if I (動詞) ?/〜しても大丈夫?

Is it ok if I invite a few friends?(友達を誘っても大丈夫?)
これは、友達に彼氏を紹介したいときですね。もう、ほぼ相手がOKを言う前提のときに使う表現です。

 

おわりに

いかがでしたか。
同じ「お願い」をするのでも、カジュアルな表現に比べ、ビジネスでの表現の方が、相手への気遣いが重要視されることから、
様々な言い方がありますね。どんなお願いなのかを考えて表現を使いこなせれば、仕事もスムーズいきやすいのではないでしょうか。

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投稿者プロフィール

Miki Fujimoto
Miki Fujimoto
広島大学大学院生物圏科学研究科中退。元地方公務員。うどん県小豆島出身。特技は、うどん打ちとストリートダンス。大学卒業後、地元県庁にて農業など一次産業の支援に就く。これまでに日本国内だけでなく海外の子どもたちにダンスを教えるなど、教育事業に興味もあり、また自分らしい生き方をしたいと海外ベンチャーのNexSeedにジョイン。現在CEOアシスタントを担当。