教育分野のボランティアで活かしたい!私がエンジニア留学を選んだ理由 後編

こんにちは、シードです!

今回は、NexSeedで1ヶ月間英語留学、その後3ヶ月エンジニア留学を経験した、林一真様の記事です。
教育分野のボランティアでITを活用したいと、プログラミングを学ぶため、エンジニア留学に来たという林さん。留学中に林さんが見て、感じた、フィリピンセブ島の現状とは。
そして、卒業した今後の夢や目標を伺いました。

 

セブ島での留学生活について

フィリピンに行くのは、この留学が初めてでした。

留学前は、フィリピンは治安が悪い、危ない、汚いといったネガティブなイメージを持っていました。

特に、南部の方ではイスラム教徒が多く、そういった地域とISの関わりなどが心配でした。
しかし、それは偏見でした。

確かに、日本と比べれば、フィリピンにそういった面があることは否めませんが、
実際に治安が悪いと感じたことはほとんどありませんでした。(セブだからかもしれませんが。)


また、私が接したフィリピン人はみんな愉快で陽気な性格をしていて、彼ら彼女らと一緒にご飯に行ったり、旅行に行ったりしたときは、その周りには笑顔が溢れていました。
それは仕事中でも同じで、ポジティブな性格で、明るく笑顔で仕事をしていて、いいなと感じました。

私が興味深いと思ったのは、フィリピンにはLGBTの人たちが多く、
また、受け入れられている印象を感じました。

日本ではそういった人たちは、差別や偏見の目で見られることは、少なくありません。
しかし、セブでは、そういったことは無さそうで、性の考え方が寛容な人たちだなと思いました。
そういった人と接する経験をすることで、私たちの偏見を変えてくれました。私は、LGBTの人たちと接しながら、それまで持っていた悪いイメージを良いイメージへと変えることができました。

加えて、大半の人がカトリックを信仰しているフィリピンでは、日本人とは異なった生活習慣、文化を持っていました。

例えば、週末に教会に行くこと、食前の神への祈りなどは、私にとって新鮮なことでした。
日本人は、宗教について無頓着な国民なので、理解しづらいかもしれませんが、
フィリピンでは、こうした生活のいたるところにキリスト教が根付いているということを知ることができました。

一番印象に残っているのは、NexSeedのエクスペリエンスクラスで2回ほどセブのスラムに入り、
その中で人々がどんな生活をしているのかということを知る機会を得られたことです。
正直全てに衝撃を受けました。

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狭い家にたくさんの家族が暮らしており、更に衛生環境もとても悪い、という私から見れば悪い部分だらけの環境でした。しかし、そういったところでも住民の方々は懸命に、そしてたくましく暮らしていました。

子どもたちは私が折り紙を折ってあげると、楽しそうに遊んでくれました。
どんなところでも、懸命に生きている人の笑顔は美しい、そう感じました。

セブでは、日本では絶対に経験できないことができ、見れない光景をたくさん見れて、聞いて、そして触れることができました。

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夢、目標

私は、未来の世界を担う子どもたちの可能性を伸ばしたい、その手助けをしたいと思っています。
その対象は、日本人の子どもだけではなく、世界の子どもたちもです。

これまでに述べたように、海外で子どもたちと話すには最低限の英語と、
教育インフラ(ウェブサービス、アプリ)を作るためのプログラミングスキルが必要だと思っています。
NexSeedで二つとも学んだことで、初歩の初歩、基礎の基礎を身につけることができました。

ただ、実際に使いこなせるようにはなっていないので、まずは恒常的に英語を使う機会を増やし、プログラミングも自分で何かサービスを作るなど自主トレー二ングを続けていこうと思っています。

私の場合、更にセブの子どもたちを支援しているNPOにインターンすることにしています。

つまり、またセブに行きます。笑

そこで、自分の英語、プログラミングスキルを使って子どもたちに何か刺激を与えられればいいなと考えています。英語やプログラミングは、それらを身につけること自体が目的ではありません。
ただのツール、手段なのです。だからこそ、これらを使って何をするかが大切なのだと思っています。

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まとめ

フィリピン、セブにはスラムがあります。

日本のNPOのスタディーツアーに参加すれば、実際にそこへ行き、現地の人たちと交流ができます。

また、フィリピンにはNexSeedという英語とプログラミングの二つが学べる語学学校もあります。

ここは、海外で教育系のボランティアをしたいと考えている人にとっては、勉強しながらスラムの現場を知る機会を得られるいう、良いこと尽くしの場所といえるでしょう。

そして日本で、ニュースやテレビでしか見たことのない”生の様子”からたくさんのことを感じることができると思います。スラムを見て何かを感じたら、感情を揺り動かされたら、それが次の行動のきっかけとなり、モチベーションとなるでしょう。

もしかしたら、スラムの子どもたちの手助けがしたくなるかもしれません。
そのままセブに住んで、スラムの子どもたちの可能性を伸ばしてあげる活動をするかもしれません。

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こういう風に、自発的に誰かのために何か行動を起こすことこそ「ボランティア」と言うのだと思っています。
だって、英語のvolunteerの意味は「進んで何かすること」です。
言葉の原義とぴったしでしょ。笑

私が教育のボランティアをしているのは極論、子どもたちがもっと幸せに、もっと楽しく、人生を送ってもらいたいからです。この活動を通して、私自身が子どもたちのおかげで幸せを感じることができました。

相手を笑顔にすることで、自分も笑顔になれる、それってとても素晴らしいことじゃありませんか?

この私の経験と思いが、読んでくださった方の何かの糧になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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