英語の「受動態」を攻略できる基本パターンを解説!


英語を学習するときに避けて通れないのが、「受動態(じゅどうたい)」、もしくは「受け身(うけみ)」の文法です。

「受動態」に苦手意識を持っている人もいるかと思いますが、基本的なパターンをおぼえてしまえば、実はさほど難しいものではありません。

 

英語の「受動態」とは?

たとえば、“●●(主語)が□□を~する(述語)”という文があったとします。これを“□□(目的語)”を主語にして書き換えると、“□□は●●によって~される”という文になります。これが「受動態(受け身)」の文です。

具体的には、“彼は手紙を書く(He writes a letter.)”という英語文の「受動態」は、“A letter is written by him.(手紙は彼によって書かれる)”となります。

 

英語の「受動態」と「能動態」

“A letter is written by him.(手紙は彼によって書かれる)”という文を「受動態」と呼ぶのに対し、“He writes a letter.(彼は手紙を書く)” 、すなわち、“●●が□□を~する”という文を「能動態(のうどうたい)」と呼びます。

英語学習において、“「受動態」 ⇔ 「能動態」”の文章書き換えは、試験などでもおなじみです。主語を何にするかによって、文の構造が大きく異なるという点に注意しましょう。

 

「受動態」 ⇔ 「能動態」書き換えの例

・English is studied by me.(英語は私によって勉強される)⇔ I study English.(私は英語を勉強する)
・The guitar is played by you.(ギターはあなたによって弾かれる)⇔ You play the guitar.(あなたはギターを弾く)
・That window was opened by her. (その窓は彼女によって開けられた) ⇔ She opened that window. (彼女はその窓を開けた)

通常、文を作成するときは、人物などを主語にして書くのが一般的です。これらの例文は、「受動態」という文法的には正しいですが、“I”・“You”・“She”を主語にして、「能動態」で話したり、書いたりする方が自然な英語です。

但し、人物などが主語であっても、「受動態」で書くのが“お決まり”・“一般的”、あえて「受動態」を使う、といった英語の文や言い回しもあります。こちらは後の項目でご紹介します。

 

「受動態」の文は英語でどう書く?

それでは「受動態」の英文法について、簡単に解説します。

「受動態」の普通文

「受動態」の基本的な英語文は、“主語 + be動詞 + 過去分詞(他動詞)+ by ●●”という形で表します。

・That window is opened by her. (その窓は彼女によって開けられる)

過去分詞は、基本的に “動詞の原型 + ed” で表します。
・open(開ける) + ed → opened
・close(閉める) + ed → closed
・look(見る) + ed → looked

しかし、written(writeの過去分詞)、eat(eatenの過去分詞)、put(過去分詞もput)などのように、不規則な変化をする動詞にこの方式はあてはまりません。不規則動詞を一度でおぼえるのは大変ですが、さまざまな英語の文に触れ、慣れるようにしましょう。

過去形、未来形の「受動態」は、be動詞の部分をそれぞれ過去形、未来形にすればOKです。また、完了形も同様です。

・That window was opened by her. (その窓は彼女によって開けられた)
・That window will be opened by her. (その窓は彼女によって開けられるだろう)
・That window has been opened by her. (その窓は彼女によって開けられていた)

 

「受動態」の疑問文

「受動態」の疑問文とは言っても特別なことはなく、文のつくり方は他の疑問文と同様です。また、質問への答え方に関しても、同じことが言えます。

・Is that window opened by her. (その窓は彼女によって開けられますか?)
 → Yes, it is. / No, it isn’t.
・Was that window opened by her? (その窓は彼女によって開けられましたか?)
 → Yes, it was. / No, it wasn’t.