「入学式」を英語で!お祝いフレーズ10選も合わせて覚えよう

こんにちは!英会話コラムライターのMidoriです。

4月に入り、入学式シーズンが到来しますね♪日本では、桜の咲き誇る中子供の成長を祝う記念すべきイベントですが、欧米では卒業式ほどは重視されておらず、日本の入学式に興味津々な方も多いです。

そこで今回は、「入学式」について英語で説明するフレーズと、入学式を迎えた方に向けたお祝いの英語フレーズをご紹介してみたいと思います。

 

①「入学式」は英語で何という?

入学式は英語で、”entrance ceremony”といいます。”entrance”は日本語でも「エントランス」というカタカナ英語で、「玄関」を意味する言葉として使われますが、実は「入学」という意味もあるため、”ceremony(式典)”をつけることで「入学式」という単語にすることができます。

また、「小学校の入学式」「中学校の入学式」などのように、学校まで付け足したい時は”entrance ceremony of 〇〇”という形で表現します。

例)entrance ceremony of elementary school(小学校の入学式)、entrance ceremony of junior high school(中学校の入学式)など

 

②欧米には入学式が無い?

実は、欧米には日本と同じような入学式はありません。大がかりな式典は無く、登校初日にはいきなりオリエンテーションが行われます。

そのため、親が必ずしも出席する必要はなく、子供一人で初めての登校日を迎えるケースも多いようです。

ただし、その分欧米では卒業式を非常に盛大にお祝いします。ガウンを着て一斉に帽子を投げる(ハットトス)イベントは定番ですよね。

 

③欧米の方に日本の入学式を知ってもらおう♪

日本の入学式に馴染みのない欧米人の方に、英語で説明してみましょう!

In Japan, the school year starts in April, and we have an entrance ceremony to welcome new students.”(日本では4月に新年度が始まり、新入生を歓迎する入学式が行われます。)

“New students wear the new school uniforms and attend the ceremony with their parents.”(新入生は新しい制服を着て両親とともに式典に参加します。)

⇒年度の始まりが4月なのも日本特有のことですので、そこから説明しましょう。「新しい制服」というのもキーワードですね。

“The schools’ principals or invited guests make speeches at the ceremony.”(入学式では、校長先生や来賓の方々が祝辞を述べます。)

⇒「来賓」の英語表現は難しいところですが、「招かれたゲスト」ということで”invited guests”と言えばわかりやすいでしょう。

“Senior students also welcome them by singing a school song and giving a cerebration speech.”(在校生も校歌斉唱やスピーチで彼らを歓迎します。)

⇒”senior(上級の、年上の)”を使うことで「在校生」を表すことができます。

 

④入学式にぴったりのお祝いフレーズ集

入学を迎えた方にかけてあげたい、お祝いの英語フレーズを見ていきましょう!

・Congratulations on getting into 〇〇!(〇〇へのご入学おめでとう!)

⇒”congratulations on~(~おめでとう)”は入学以外のシチュエーションでも使えますので覚えておきましょう。

・You’re already a high school student? How time flies!(もう高校生かあ!時が経つのは早いなあ!)

⇒”time flies”は直訳すると「時は飛び去る」という意味になりますが、欧米では「光陰矢の如し」という意味で教訓の一つとして使われます。

・I’m so happy you got into the school that you wanted!(志望校に行けて良かったね!)

⇒入試に合格した末の入学の場合は、こういった言葉をかけてあげると喜ばれますね。

投稿者プロフィール

Midori
Midori
高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。