ドラマで英語を学ぶなら!海外ドラマ「FRIENDS」から学ぶ恋愛フレーズ♡

海外ドラマを見ながら英語が習得出来たら楽しく勉強できて一石二鳥ですよね。そんなときよく推薦されるのが海外ドラマ「FRIENDS」です。男女6人の日常を描いた全10シーズンの大人気ドラマで、思わず吹き出してしまうほど秀逸なジョークの連発で、英語や海外事情などに詳しくなくても間違いなく笑顔になれる作品です。

日常英会話の表現を学ぶのに題材として使われることの多いFRIENDSですが、今回はその中でも特に恋愛の場面で用いられるフレーズをピックアップしてご紹介してみたいと思います。

 

海外ドラマ「FRIENDS」から学ぶ恋愛フレーズ♡

“You probably didn’t know this, but back in high school I had a major crush on you.”

(君は知らなかっただろうけど、高校時代僕は君に夢中だったんだ。)

シーズン1で大人になったレイチェルと久しぶりに再会したロスの一言です。

・probably=おそらく~だろう

・back in~=~の頃に、~にさかのぼって

・have a crush on~=~に熱を上げる

“major”は「大きい、程度が強い」などの意味を持っており、”crush”の前につけることでただの「好き」ではなく「夢中」だったと表現しています。

 

“You are my future.” ” Honey, you are about to get so lucky.”

(君は僕の未来だ。)(あなた、これからラッキーになるわよ。)

モニカと、彼女が付き合っていた眼科医リチャードとの会話です。”You”=”my future”とすることで、この先ずっと2人でいたいという気持ちを表しています。

そのあとのモニカの発言もとてもキュートですよね。

・be about to~=これから~する

同じく未来を表すのに、”be going to~”というものもありますが、こちらは先まで見据えた漠然とした未来の話をするときに使われます。今回のように、「これから(すぐ)」の話をする場合は”be about to~”を使うのが適切です。

 

“We were on a break.”

(僕たちは別れてた。(あれは別れた後だ!))

フレンズを見たことがあれば知らない方はいないこのセリフ。本当に、シーズン通して何回耳にしたことでしょうか?

レイチェルと大喧嘩して距離を置いていた間、別の女性と浮気してしまったロスが発した名言(?)です。

「あの時は一応(売り言葉に買い言葉だったとはいえ)別れることになってたんだから、その間にしたことは浮気にならない!」という必死なロスの主張ですね。

・on a break=休憩中

二人の恋人関係が休憩中だった、ということで「距離を置いていた、別れていた」という意味で使われています。

 

“Hello Funny Valentine.” ” Hello, Just Janice.”

(ハロー、わたしのかわいいバレンタインちゃん♡)(ハロー、ただのジャニス。)

フレンズの名物キャラクターであるジャニスと、チャンドラーの会話です。基本的に「追いかけるジャニスと逃げるチャンドラー」という構図が出来上がっていて、この会話はそんな二人の関係性を象徴しているようですね。

バレンタインデーの語源となった人物Valentineを自分の恋人チャンドラーに重ね合わせて呼びかけています。欧米の方は、恋人に呼びかけるときなにか他の物に例えるのが大好きです。

・Angel

・Cookie

・Sugar

・Pumpkin

など、なんとも甘くかわいらしい呼び方が定着しているようです。日本にはないユニークな愛情表現ですね。

投稿者プロフィール

Midori
Midori
高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。