英語の形容詞を5分でマスター!【英語がわかる!】

英語学習において名詞や動詞が重要だと思われがちですが、それらと同等か、それ以上に理解することが大事なのは「形容詞」です。

「形容詞」がわからなければ、英文の意味や、会話の内容がチンプンカンプンなどということも。ぜひ「形容詞」を理解して、英語の達人を目指しましょう!

 

英語の「形容詞」とは?

国語でも学習しますが、英語における「形容詞」も使い方は同じで、名詞を修飾するために使用する言葉を言います。

たとえば、“dog(犬)”という名詞だけではどのような犬なのかがわかりません。

しかし、“white dog” “big dog”といったように、“dog”の前に「形容詞」を付けるとどうでしょうか。“white dog” は白い犬、“big dog”は大きな犬という意味で、「形容詞」を付けることで、どのような犬なのかがわかるようになります。

つまり、「形容詞」とは、名詞がどのようなものであるのかという情報を追加するために使用する言葉なのです。

また、“a beautiful big white dog(美しい大きな白い犬)”といったように、複数の「形容詞」を組み合わせて使うことで、名詞に関係する情報がさらに追加され、詳細がわかるようになります。

 

「形容詞」の順番について

2つ以上の「形容詞」を組み合わせて使う場合、英語では使用する順番が決まっています。たとえば、“a beautiful big white dog”を“a white big beautiful dog”とは言いません。

形容詞を並べる順番は、下記の通りです。
限定詞(所有などを表すもの) … a・an・my・that・first など
客観的な意見や感想など … beautiful・cute・good・bad など
大きさ・サイズ … long・big・small など
年齢 … new・old・young など
形・形状 … square・oval・circular など
色 … white・black・red・blue など
所属・国籍など … Japanese・American・Christian など
素材 … cotton・silk・plastic・metal など
形容詞的な使われ方をする名詞 …  soccer ball・tomato soup など
※名詞の前に付いた名詞は、“soccer(サッカーの)” “tomato(トマトの)”といったように、形容詞の役割をします。

 

英語の「形容詞」はどうやって使う?

英語の「形容詞」には、大きく分けて2通りの使い方があります。

1. 名詞の前に付ける

white dog(白い犬)
big dog(大きな犬)
beautiful dog(美しい犬)