2. be動詞や名詞の後ろに付ける
That dog is white.(あの犬は白い)
We need something new. (私たちには何か新しいものが必要だ)
There was no one asleep.(眠っている人は一人もいなかった)
This mountain is 900 meters high.(この山は高さ900mだ)
※somebody・something及びno・all・every・anyなどから始まる名詞、大きさや長さを表す名詞を修飾する場合、形容詞はその後ろに付けます。
英語の「形容詞」は「副詞」と混同しやすい
英語の「形容詞」とよく似た「副詞」があります。違いは、「形容詞」が名詞を修飾する言葉であるのに対して、「副詞」は主に動詞や形容詞を修飾する言葉であるということです。
たとえば、“That dog runs fast.(あの犬は速く走る)”といった英文では、動詞“run(走る)”を修飾する“fast(速く)”が「副詞」にあたります。“That dog runs very fast.(あの犬はとても速く走る)”という英文では、“fast”とともに、“very(とても)”も「副詞」になります。
「副詞」は、主に“形容詞+ly”(例:happy+ly → happily)というスペルになりますが、“fast”のように「形容詞」・「副詞」ともに同じ単語である場合もあります。この場合は、文中での使われ方で判断するようにしましょう。
※「形容詞」・「副詞」ともに同じ単語の例
fast(速い・速く)
high(高い・高く)
long(長い・長く)
wrong(悪い・悪く)
hard(かたい・かたく)
英語の「形容詞」を見分けるコツ
英語の「形容詞」には、“big(大きい)” “small(小さい)” “long(長い)”といったように、もともと「形容詞」の意味を持つものと、名詞や動詞の語尾が変化した形の「形容詞」があります。たとえば、名詞“beauty(美)”の形容詞は、“beautiful(美しい)”です。
もし“beautiful”を知らなくても、“beauty”を知っていれば、形容詞“beautiful”の意味を推測することができます。また、形容詞によく見られる語尾(接尾辞)を理解しておけば、文中で使用されている単語が形容詞かどうかを見分けることができるようになります。
※「形容詞」に見られる語尾の例
~ful … beautiful(美しい)
~less … careless(不注意な)
~ive … creative(想像力のある)
~like … childlike(子どもらしい)
~ish … childish(子どもじみている)
まとめ
英語も日本語も同じで、人と会話をしたり、コミュニケーションをとったりするときに、「形容詞」を使わずに話すのは不可能です。「形容詞」を理解できなければ、文章の意味や話の内容を理解することも難しくなります。
英語学習において、「形容詞」をマスターすることは欠かせません。ぜひ「形容詞」も積極的に勉強するようにしてください!
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投稿者プロフィール
- ライター。10代の頃から英語学習に興味を持ち、アメリカで1年間の留学を経験。『モノづくり』が好き。
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