こんにちは!森下です。
先日、回転寿司チェーン店に行ったら、Pepperくんが受付・呼び出し、座席案内をしてくれました。
このようにテクノロジー(AI)の発展により、人々の生活がより豊かになっていることを、皆さんも日々実感していることでしょう。
今日は、そんなAIに関する記事をご紹介します。
The future of AI relies on a code of ethics
AIの未来は倫理規定次第である。
Facebook has recently come under intense scrutiny for sharing the data of millions of users without their knowledge. We’ve also learned that Facebook is using AI to predict users’ future behavior and selling that data to advertisers. Not surprisingly, Facebook’s business model and how it handles its users’ data has sparked a long-awaited conversation — and controversy — about data privacy. These revelations will undoubtedly force the company to evolve their data sharing and protection strategy and policy.
※surprisingly: 驚くことに、非常に
※await: 待つ、待ち受ける
※controversy: 議論、論争
※revelation: 発覚、新事実、暴露、明らかにすること
訳すと、「Facebook社は最近、ユーザーの知らないうちに何百万もの顧客データを共有したことで厳しい調査を受けている。
同社はAIを使用してユーザーの将来の行動を予測し、それを広告主に送っている。驚くべきことではないが、同社のビジネスモデルと顧客データを扱う方法はデータの機密性に関する論争を引き起こした。
こうした新事実は疑いなく、同社がデータ共有や保護政策を展開していくことを強いられるだろう。」
以前記事を書きましたが、Facebook利用者の個人情報が不正に取得されたことが明るみになってから、SNSとの関わり方に真剣に考え始めた人も多いと思います。
実際に今後Facebook社がどのようにそうした問題を解決していくのか期待です。
More importantly, it’s a call to action: We need a code of ethics.
訳すと、「それよりも重要なこと、それは行動への呼びかけである。我々には倫理規定が必要だ。」
では、倫理規定とは一体何でしょうか。詳しくみていきましょう。
Moving forward, our reliance on AI will deepen, inevitably causing many ethical issues to arise as humans turn over to algorithms their cars, homes and businesses. These issues and their consequences will not discriminate, and the impact will be far-reaching — affecting everyone, including public citizens, small businesses utilizing AI or entrepreneurs developing the latest tech. No one will be left untouched. I am aware of a few existing initiatives focused on more research, best practices and collaboration; however, it’s clear that there’s much more work to be done.
※deepen: 深くする、深める、深刻にする
※inevitably: 必然的に
※utilize: 利用する
※best practice: ある結果を得るのに最も効率のよい技法、手法、プロセス、活動などのこと。最良の事例。
訳すと、「AIへの依存が深まり、必然的に車や家、ビジネスをアルゴリズムに切り替えていくと、必然的に多くの倫理的な問題が発生する。
これらの問題と結果は区別されず、その影響は公的市民やAIを利用する小企業、最新技術を開発する起業家を含む全ての人に影響を及ぼすだろう。誰も手付かずにはならないだろう。
より多くの研究やベストプラクティス、コラボレーションに焦点を絞った既存のイニシアチブに私は気づいている。しかしながら、まだまだすべきことが多くあるのは明らかである。」
なるほど、これからAIが普及していくにつれて、倫理的な問題が発生すると。倫理的な問題とは具体的にどういったものか、そしてそれをどのように解決していくべきなのか見ていきましょう。
The ethics of driverless cars
運転手のいない車の倫理
With the invention of the car came the invention of the car accident. Similarly, an AI-augmented car will bring with it ethical and business implications that we must be prepared to face. Researchers and programmers will have to ask themselves what safety and mobility trade-offs are inherent in autonomous vehicles.
Ethical challenges will unfold as algorithms are developed that impact how humans and autonomous vehicles interact. Should these algorithms be transparent? For example, will a car rear-end an abruptly stopped car or swerve and hit a dog on the side of the street? Key decisions will be made by a fusion processor in split seconds, running AI, connecting a car’s vast array of sensors. Will entrepreneurs and small businesses be kept in the dark while these algorithms dominate the market?Driverless cars will also transform the way consumers behave. Companies will need to anticipate this behavior and offer solutions to fill those gaps. Now is the time to start predicting how this technology will change consumer needs and what products and services can be created to meet them.
※Similarly: 同様に
※unfold: 明らかにする、展開する、開く
※autonomous vehicle: 自律走行車
訳すと、「車の発明によって車の事故も起こるようになった。同様にAIを搭載した車は、我々が直面する準備ができていなければならない倫理的かつビジネス上の影響をもたらすだろう。研究者とプログラマーは、どういった安全性と移動性のトレードオフが自動運転車に内在しているか自問する必要がある。
人間と自動運転車がどのように相互作用するかに影響を与えるアルゴリズムの開発が進むにつれ、倫理的な問題が明らかになっていく。これらのアルゴリズムは見え透いたものでなくてはならないのか?
例えば、突然停車した車に追突するか、あるいはそれを避けて道端にいる犬に衝突するか、どちらを選ぶだろうか。重大な決定は、AIを実行させ、車に搭載されている膨大な数のセンサーに接続し、一瞬でフュージョンプロセッサーによって行われる。
こうしたアルゴリズムが市場を支配している間、起業家や小企業には秘密にされたままになるのか。
運転手のいない車は消費者の行動を変えるだろう。企業は彼らの行動を予測し、そのギャップを埋めるための解決策を提供する必要がある。
この技術がどのように消費者のニーズを変えるのか、どんな製品やサービスが彼らのニーズを満たすか予測する時期は今である。」
これは非常に興味深いと思います。車に追突するか、あるいはそれを避けて道端にいる犬を轢くのか、これは重要な倫理的問題です。
皆さんだったら、どちらを選びますか。また、AIにどちらの選択をしてほしいですか。
The future of the automated workplace
自動化された職場の未来
Companies large and small must begin preparing for the future of work in the age of automation. Automation will replace some labor and enhance other jobs. Many workers will be empowered with these new tools, enabling them to work more quickly and efficiently. However, many companies will have to account for the jobs lost to automation.
Businesses should begin thinking about what labor may soon be automated and how their workforce can be utilized in other areas. A large portion of the workforce will have to be trained for new jobs created by automation in what is becoming commonly referred to as collaborative automation. The challenge will come when deciding on how to retrain and redistribute employees whose jobs have been automated or augmented. Will it be the government, employers or automation companies? In the end, these sectors will need to work together as automation changes the landscape of work.
※automation: 自動操作、オートメーション、自動化
※commonly: 一般に
訳すと、「大小の企業は自動化の時代に向けて将来の仕事の準備をしなければならない。自動化は労働力を置き換え、他の仕事の質を高めるだろう。
多くの労働者はこうした新たなツールを利用できるようになり、彼らがより早く効率的に作業することができるようにもなる。しかしながら、多くの企業は自動化によって失われた仕事を考慮する必要がある。
どのような労働が自動化されるか、そうした労働力は他のどの分野で利用されるのかを企業は考えるべきである。
一般にコラボレーションオートメーションと呼ばれるオートメーションによって作られた新たな仕事のために大部分の労働力は訓練を受けなければならない。そういった労働力をどのように再訓練され、再配置されるのかを決める時に課題が生じるだろう。
それは政府か、従業員かあるいはオートメーション企業がするだろうか?結局のところ、こうしたセクターは自動化が仕事の景観を変えるにつれて、協力して働く必要がある。」
AIによって労働力が置き換えられることになるというのはよく言われていることだと思います。AIによって代替され余った労働力をどう使っていくか、これもまた熟考すべき大きな問題です。
It’s true that AI is the next stage of tech evolution, and that it’s everywhere. It has become portable, accessible and economical. We have now, finally, reached the AI tipping point. But that point is on a precarious edge, see-sawing somewhere between an AI dreamland and an AI nightmare.
※evolution: 進化、展開、発展
※portable: 持ち運びできる
※tipping point: 転換点、転機
訳すと、「AIはテクノロジー進化の段階にあり、どこにでもある。それはまた、ポータブルで、アクセスしやすく、経済的になってきた。そしてついに、AIの転換点に到達した。しかし、その転換点はAIの夢の国と悪夢との間の危険なところにある。」
そうです、だんだんとAIを導入している企業も増えてきています。AIを活かすも殺すもAIの扱い方にかかっています。では、どのように扱っていくべきなのでしょうか。
In order to surpass the AI hype and take advantage of its transformative powers, it’s essential that we get AI right, starting with the ethics. As entrepreneurs rush to develop the latest AI tech or use it to solve key business problems, each has a responsibility to consider the ethics of this technology. Researchers, governments and businesses must cooperatively develop ethical guidelines that help to ensure a responsible use of AI to the benefit of all.
訳すと、「AIの誇大広告をしのぎ、改革の力を活用するために、まず倫理的問題に取り組み、AIを正しく理解することが不可欠である。
起業家が最新のAI技術を開発したり、それを使ってビジネス上の問題を解決しようとすると、それぞれがこのテクノロジー(AI)の倫理を考慮する必要がある。
研究者や政府、企業はAIの責任のある使用を確実にするための倫理ガイドブックを協力して作成しなければなりません。」
なるほど、AIを責任を持って使用するために、倫理ガイドブックを作成し、それを遵守させる必要があるんですね。
It has never been a more exciting time to be an entrepreneur in the rise of AI, but there’s a lot of work to be done now and in the future to ensure we’re using the technology responsibly.
訳すと、「AIの登場で起業家になるにはこれまで以上にエキサイティングな時期でしたが、AIを責任を持って利用するために、今そして将来行うべきことはまだまだ多く存在する。」
AIの登場によって昔は想像できなかったようなことが今起こっています。
例えば、お掃除ロボットの「ルンバ」や自動運転車、感情を持つロボット「Pepperくん」などが挙げられるでしょう。
AIによって、今想像できないような発明が今後も起こっていくことでしょう。そうした人々の生活をより豊かにするAIを活かすためにも、上述した倫理的な問題を解決していく必要がありますね。
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筋トレこそ正義、森下です。アメリカでの学部留学、NexSeedでのインターンを経て、ただ今ダイエット中です。
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