W杯動画をSNSにアップしちゃダメ!?著作権ツールの真価が問われるW杯。マッチョが解説します。【ニュースで英語学習】

こんにちは!森下です。

いや〜W杯、アツいですね!

W杯が始まって以来、興奮してなかなか寝付けない日々が続いております。

日本戦も近づいているということで、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

さて、このW杯の時期になると、SNSで試合のハイライトなどを観ることが多くなるかと思います。しかし、もしかしたら、その動画は著作権を無視して投稿されたものかもしれません。

今日は、そんなfreebooting(著作権のある動画を権利保有者の許可なしに投稿すること)に関する記事をご紹介します。

元記事はこちら(英語)

 

World Cup’s soccer highlights will put social media’s copyright tools to the test

W杯のハイライト動画はSNSの著作権に関するツールの真価が問われることになるだろう。

The 2018 World Cup has started, which means you’ll soon see a lot more soccer (or football, depending on where you’re from) on Twitter or Facebook or anywhere else you hang out online. And because the World Cup is a massive global event, people will inevitably want to share highlights from the games online, even if they don’t have the rights to do so.

※inevitably: 必然的に(関連語:形容詞のinevitable)

訳すと、「2018年W杯がついに始まったが、これはTwitterやFacebookといったSNSで多くのサッカーの試合を観ることになることを意味する。

W杯は大きな国際的イベントであるから、たとえ試合のハイライトをSNSで投稿・共有する権利はなくても、してしまう人がいる。」という意味です。

確かに、Twitterを見ていると、W杯に関する多くの動画が目に入ります。しかも、それらを投稿しているアカウントは必ずしもオフィシャルなものであるとは限りません。

 

This was a problem four years ago. Rights holders for the 2014 World Cup, ESPN and Univision in the U.S., had to file complaints with platforms like Twitter to stop users from posting highlights and, in some cases, had to complain directly to media organizations that were sharing World Cup clips without permission.

※holder: 保有者

訳すと、「これは4年前も問題だった。2014年のW杯の権利保有者だったESPNやUnivisionはTwitterなどのプラットフォームにユーザーがハイライトを投稿するのをやめるよう苦情を申し立てなければならなかった。

また、場合によっては、許可なくW杯の動画を共有していたメディアに直接苦情を言わなければならなかった。」となります。

直接苦情を申し立てるだなんて、労力がすごいかかりそうです。

多額のお金を払っているだろう権利保有者は、こうした現状を食い止めたいところです。

 

A day and half into this year’s tournament, pirated highlights are already appearing online. A search for “Russia Saudi Arabia” on Twitter returned a number of video highlights of goals, posted by regular users, from yesterday’s opening match. On Facebook, you could see entire highlight reels from Russia’s 5-0 victory from Pages like “God55Sports” and another called “Away Goal.”

※pirated: 海賊版の(関連語:名詞のpirate)

訳すと、「大会が始まって1日半、海賊版ハイライトが既に出回っている。Twitterで「Russia Saudi Arabia」と検索すると、一般ユーザーに投稿されたゴールシーンがかなりヒットする。Facebookでは「God55Sports」や「Away Goal」といったページでロシアが5-0で勝利した試合のハイライトを観ることができる。」

確かに、僕も「スペイン ポルトガル」と日本語でTwitterで検索してみましたが、一般ユーザーに投稿された多くの動画を確認しました。

 

So what’s the plan to stop this?
Either the platforms have a plan for stopping this kind of content and aren’t sharing it, or they don’t have a plan for this, which seems hard to believe. In either case, the onus for chasing down violators is on the rights holders, who either need to complain to the platforms to have stuff taken down or upload their content to Facebook or YouTube, which both have technology to then take down illegal copies automatically.

※automatically: 自動的に

訳すと、「では、どのようにこの現状を止めることができるでしょうか。

プラットフォームはコンテンツの投稿や共有を禁止するか、あるいは、信じ難いが、何も計画も持っていないかのどちらかである。いずれにせよ、違反者を追いやることの責任は権利保有者にある。

つまり、権利保有者は海賊版ハイライトを削除するようプラットフォームに苦情を申し立てるか、テクノロジーを持ってして、違法なハイライトを自動的に削除するFacebookやYouTubeに権利保有者のコンテンツをアップロードするかのどちらかをする必要がある。」となります。

海賊版ハイライトの削除機能を持つFacebookやYouTubeについて詳しくみていきましょう!