この記事では場面別に「気を付けて」という際の英語表現をまとめてご紹介しています。
日本語の「気を付けて」という表現が万能なため、なかなか理解が難しいという方多いのが英語での「気を付けて」という表現です。英語の場合は非常に多様な表現があり、またニュアンスもそれぞれ異なっています。そのため場面に適した表現を選んで使う必要があるのです。
ここで正しい表現を学んで、場面ごとに適した表現を使うことができるようにしましょう。
体に気を付けて、と言いたい場合の英語表現
まずは「体に気を付けて」など、身近な表現をご紹介します。皆さんご存知のbe carefulとtake careなどがこちらにあたります。
ただ、becarefulは、まだ起こっていない危険なことに対して注意喚起をする、といったニュアンスがあり、事故、病気、災害など実際に起こる可能性のある事柄に対して、注意を促す際に使うという特徴があります。
ですから
Be careful not to take a cold. 風邪に気を付けてね。
Be careful not to drive a car. 車の運転に気を付けて。(事故を起こしたりしないようにというニュアンスがあります)
といった表現がこれにあたります。
それに対して、take careは単純に相手に対する気遣いを示すものです。
ですので、日本語で、単純に体に気を付けて、や友人知人との別れ際に「元気でね!」というそんな際にはtake careを利用するのが自然です。
Take care of your self.
Take care!
これらは英語圏では典型的な別れ際のあいさつの一つです。英語を本格的に勉強するつもりのない方でも、覚えておいて損のない表現です。
危ない、気を付けろと注意したいときの英語表現
上記で説明した、場合以外にも例えば子供がジャングルジムの上で遊んでいて危ない、友人がよそ見をしていて電柱にぶつかりそうなど、相手に注意を促す場合があります。こういった注意喚起をする場合には以下のような表現がおすすめです。
Watch out! A bycicle is coming! 気を付けて自転車が来てるよ!
Eyes on the Road 道をちゃんと見ろよ(自動車が危ない運転をしていた時に言う)
これらの表現には、具体的に注意を促す点を表すという特徴があります。日常的な場面では動詞watchを利用することが多いです。また、be carefulも先ほど説明した意味合いを持つので、こうした場合に使えます。
Be careful not to get injured yourself.けがをしないように気をつけてね。
といった感じです。また、近しい間柄や急を要する場合には
Careful! 気をつけて! 危ないっ!
とだけ言う場合もあるので覚えておきましょう。
ビジネスシーンで使える「気をつけて」の英語表現
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