理由を説明するとき、私たちは「なぜなら、~だからだ。」、「なぜならば、~だからである」などといったような表現をします。
英語で理由を説明する場合、文頭の「なぜなら」「なぜならば」にあたる言葉に、“Because”を使う人が多いのではないでしょうか? 学校でそのように習った、ということもあるでしょう。
しかし、“Because”のほかにも、理由を述べるときに使われる英語のフレーズがたくさんありますので、おぼえておくとよいでしょう。
「なぜなら」を表す英語フレーズ
Because
「なぜなら…」と理由を説明する際に使う定番の英語フレーズは“because”です。“because”を使った例文は以下の通りです。
I could not go there, because I was sick.(私はそこへ行けなかった、なぜならば病気だったからだ。/私は病気だったため、そこへ行けなかった。)
I could not go there, because of my stomachache.(腹痛が原因で、そこへ行けなかった。)
So
“so”は、“I’m so happy.(私はとても幸せだ。)”といったように、何かを強調するときに使う英語ですが、「だから」「なので」という意味でも使われます。
“because”の後に続けて理由を述べるのに対し、“so”を使う際は、先に理由を述べてから、“so(だから)”の後に続けて結果を伝える、といった文章の組み立て方をします。
たとえば、上記の英語文で“because”の代わりに“so”を使うと以下のようになります。
I was sick, so I could not go there.(病気だった、だからそこへ行けなかった。)
As
“because”と同じように使われる英単語に“as”があります。“as”は“because”よりも、ややフォーマルで、なおかつ過去形の文章に使われます。
As I was sick, I could not go there.(私は病気だったため、そこへ行けなかった。)
Since
“as”のほか、フォーマルな言い方をするときには、“since”を使うことができます。話す相手が結果の理由を知っていて、さらに、結果を強調して言いたいときに使うのがポイントです。
Since I was sick, I could not go there.(私は病気だったから、そこへ行けなかったのよ。)
For
“because of ”と似た表現に“for”があります。“because of ~”には「~が原因」というニュアンスがあるのに対し、“for”を使うと、結果に説明を加えるといった文脈になるのが特徴です。
I could not go there for my stomachache.(腹痛のため、そこへ行けなかった。)
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投稿者プロフィール
- ライター。10代の頃から英語学習に興味を持ち、アメリカで1年間の留学を経験。『モノづくり』が好き。
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