新時代の監視カメラは話しかけてくる!?マッチョが解説します。【ニュースで英語学習】

Imagine you’re strolling through a museum and an unfamiliar painting catches your eye. The docents are busy with a tour group far across the gallery and you didn’t pay extra for the clunky recorder and headphones for an audio tour. While pondering the brushwork you feel your phone buzz, and suddenly a detailed description of the artwork and its painter is in the palm of your hand.

※stroll: 放浪する、ぶらつく
※ponder: 熟考する、思案する
※buzz: がやがやいう、ブザーでよぶ

訳すと、「美術館を歩いている時にあなたの目にとまった見慣れない絵があると想像してみよう。

美術館のガイドは団体客の対応に追われていて、あなたはオーディオツアーのレコーダーやヘッドホンにお金を払っていないので使用することはできない。しかし、その画法について考えていると突然携帯が鳴り、その絵と画家に関する詳細な説明を自分の手のひらの中で見ることができる。」

なんと画期的な!美術館や博物館に行った時、スタッフに聞けないことってよくありますよね。

オーディオだと単調でつまらないですし、突然携帯が鳴って自分の目の前にある何かについて説明してくれるだなんて、願ってもない機能です。

 

To achieve this effect, researchers use an approach similar to the kind of directional audio experience you might find at theme parks. Through processing the live video data, the technology is able to identify the individual motion patterns of pedestrians and when they are within a pertinent range — say, in front of a painting. From there they can broadcast a packet of information linked to the motion address of the pedestrian. When the user’s phone identifies that the motion address matches their own, the message is received.

※process: 調査する、処理する

訳すと、「これを現実化するために、テーマパークで見るような方向性オーディオに似たアプローチを研究者は利用した。

その技術は、ライブのビデオデータを分析して、歩行者の個人の動きのパターンを見分ける。

彼らがある特定の範囲にいる時、例えば絵の前にいる時、モーションアドレスにリンクした情報・説明を提供する。

そのモーションアドレスが彼ら自身の居場所と合致したとき、メッセージを受信する。」

私の居場所が私の動きによって特定され、その居場所にリンクした情報が送られてくることが実際にこれからこの世界で起こるだなんて、今からワクワクします。

 

While this tech can be used to better inform the casual museum-goer, the researchers also believe it has a role in protecting pedestrians from crime in their area.

※pedestrian: 歩行者

訳すと、「この技術は気軽に美術館を訪れる人により多くの情報を伝えることができるだけでなく、研究者はそれが犯罪から歩行者を守る役割を果たすと考えている。」

さらに、この技術が公共安全にも関わってくるだなんて素晴らしいです。具体的にどんな応用がされるのか気になります。

 

“Our system serves as a bridge to connect surveillance cameras and people,” He Wang, a co-creator of the technology and assistant professor of computer science, said in a statement. “[It can] be used by government agencies to enhance public safety [by deploying] cameras in high-crime or high-accident areas and warn[ing] specific users about potential threats, such as suspicious followers.”

※enhance: 高める
※suspicious: 疑い深い、怪しい

訳すと、「この技術の共同開発者でコンピューターサイエンス学部の助教授であるHe Wang氏は、「我々のシステムは監視カメラと人間を結ぶ橋として機能します。犯罪率の高い地域にこのカメラを配置し、あとをつけている人がいるといった潜在的な脅威をユーザーに警告することで、安全な街づくりを実現することができるでしょう」と述べた。」

物騒な世の中で、不審者の存在を、先ほどの美術館の例と同様に携帯に通知される仕組みなんですね。

 

While the benefits of an increasingly interconnected world are still being debated and critiqued daily, there might just be an upside to knowing a camera’s got its eye on you.

訳すと、「ますます多くのテクノロジーを利用している世界について非難する声は依然として多いが、カメラがあなたを守ってくれるという利点もあるかもしれない。」

確かに世の中にはテクノロジーを利用する社会に非難をする方も多くいらっしゃるかと思いますが、自分の身をカメラが守ってくれると考えるとそれはかなり大きなメリットになると思います。

ただ、自分の周りのいたるところにカメラがより設置されるのは、なんとも不気味です。

しかし、このように日々新たなテクノロジーが導入されていくと、これから数年後、あるいは十数年後、世界がどのように変化しているか、誰が予想できるでしょうか。

自分が死ぬ前に、この世界がどんなイノベーションに溢れているのか今から楽しみです!

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