【英語の発音がうまくなりたい人へ】つまづきやすい発音と練習方法

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こんにちは。NexSeedでインターンシップをしているえーたです。

先日NexSeedの先生に「日本人が特に苦労している発音は何か」というのを聞いてみたところ、実は発音だけでなく「イントネーション」や「ワードコネクション」といったものも日本人の弱点だと教えてくれました。

苦労しやすいポイントがわかれば、英語学習もより長く継続できそうですね。今回は日本人の苦手とする発音やつまづきやすいポイント、先生おすすめの練習方法を、先生のセリフを引用しつつまとめて紹介します!

 

 

先生のプロフィール

profile
名前:Gail
略歴:英語の先生をする前はナースをしており(約2年)、
並行してオンライン英会話の先生や書籍のライティングをしていた経験もある。日本人の他には韓国人・中国人・台湾人に英語を教えた経験があり、各国の生徒のつまずきポイントをたくさん見てきた。英語教師歴はもうすぐ4年目を迎えようとしている。


Gail先生の指導は非常に的確で、個々人の弱点(発音・表現など)に対して丁寧に指導をしてくれます。ぼくの場合は「会話になると発音への意識が薄くなる」といった指摘をもらいました。

 

日本人の苦手な発音

American_T

R/L

これがたぶん、最も多くの日本人が苦労しているわ。日本人にとってはRもLも同じで区別がつかないみたい。たくさんの生徒が苦労していたわ。

個人的には「R」の発音がとても難しく感じます。はじめのうちは区別がつかないためとても苦労します。

voiced th / unvoiced th

これもR/Lと同じくらい、苦手とする生徒が多いわね(ちなみにぼくはこれが最も苦手)。多くの日本人はsの音になったりdの音になったりしがち。

音のある「th」の発音と音のない「th」の発音のことです。例えば”this”のthは音あり、”something”のthは音なしです。ぼくは先生に「意識しているときは発音できるけど、会話になると発音が乱れるね」よく指摘されます。

S,T

あとは、そうね。sの音がshに、t の音はchになってしまう日本人が多いわね。例えばこんな感じよ

team(ティーム)→(チーム)
system(スィステム) →(システム)

チーム、システム、どちらも日本人はカタカナ語に馴染みがありますね。

Z

zがJのような音になってしまう人も多いわ。

zoo(ズー) → (ジュー)

 

イントネーション・ワードコネクション

word_connection

 

発音はもちろん、日本人の苦手とするポイントは他にもあるわ。アクセントやイントネーションね。たぶん日本語は、波を打つようなイントネーションがあまりないでしょう?あまりにも抑揚がないときは「あなたの感情はどこへいったの?」と感じてしまうこともあるわ。

 

発音と合わせてイントネーションにも注意をすると、より英語らしい英語を話せるようになる(英語話者も聞きやすい)そうです。

あとは「ワードコネクション」ね。英語圏の人は基本的に単語をひとつひとつ読むことはしないわ。例えば「give up(ギブ アップ)」という言葉でも実際は(ギヴァップ)のように話すでしょ?

でも多くの生徒たち人は丁寧に単語と単語をひとつずつ発音するの。もちろん始めは仕方ないけど、これはけっこう大事なポイントよ。ひとつひとつを発音して話していたら、聞き取る力が上達しにくいから。あと聞いてる側としてはロボットのように感じることもあるのよ。

※ワードコネクションというのは、単語と単語を(文字と文字)をつなげることです。
例えば Wake up(目を覚ます)という単語。「ウェイクアップ」ではなく「ウェイカップ」と言った風に発音するのが自然です。

アナと雪の女王のテーマソング「Let it go」も歌中では「レットイットゴー」ではなく「レリゴー」のように聞こえますよね。

英語を流暢に話す人はひとつひとつを分けて話すことはないので、つなげて読めるようになれば、聞き取る力が上達するそうです。

 

Gail先生おすすめの練習方法

How_to_practice

Tongue twister

たぶん英語と日本語では口の動かし方や舌の使い方が大きく違うの。これの練習をして、顔や口の筋肉を英語バージョンにしていくことが大切よ。授業などを通していく中で苦手な発音はわかってくるから、苦手な発音にフォーカスして練習することがポイントね。

Tongue twister というのは日本でいう早口言葉みたいなものです。ぼくも実際に取り組んでみましたが、発音英語を話すための筋トレのような感覚で練習できます。これをやることで、自分の苦手がより明確になります。

例えば以下のようなものがあります。

例)
Wisdom makes wizards wise

really leery rarely larry.

いかがでしょう。スムーズに読めたでしょうか?上の文はzの発音練習、下の文はR/Lの発音練習をするものになります。

動画教材としてはこちらのサイトがとても便利です。
https://www.youtube.com/watch?v=0rout-SNcIY&index=25&list=PL384A91136509497B

海外の人(特にネイティヴスピーカー)と話す

あとは海外の人とたくさん話すことね。特にネイティヴの人と出会ったら、チャンスだと思って恥ずかしがらずに話すこと。

日本ですと京都などの観光地には外国人が多く訪れますね。観光案内のアルバイトや、付近のカフェやレストランなどで働くと、外国人と話す機会がより増えると思います。ちょっと勇気が要りますが、街中で外国人を見かけたら「チャンス!」と思って話しかけてはいかがでしょう。「今日はこのセリフを使ってみる」といったテーマがあるとより勉強になりそうですね。

英語の音楽を聞いて真似する

英語の音楽を真似するのもおすすめよ。はじめのうちは歌詞を見てもいいけど、歌詞を見ないで音だけを真似するようにするともっといい。発音と同時にメロディ(音程)を追いかけるようにすると、会話の中でもイントネーションを拾いやすくなるわ。

カラオケで歌いたいものを覚えるのと同じです。英語に慣れ親しみながら発音の練習ができます。たくさんの曲を聴くよりも、ひとつの曲を何回も繰り返し聞くのがおすすめです。息の使い方や音の強弱に注意を払うとより効果的な練習になると思います。

映画を見てセリフを真似する。

これはけっこう難しいかもしれないけど、映画のセリフを真似するのもおすすめ。かなり速くて聞こえない部分もあると思うけど、イントネーションや感情の込め方まで意識して真似すると、より効果的なを練習になるわ。

例えば好きなシーン(3~5分くらい)を完璧に覚える練習をすると、イントネーションやアクセントなど、細かい点まで注意深く聞き取るのに役立ちます。「好きな映画」を使うことは勉強が継続するためのポイントです。

英語の記事を大きな声で読む・口を大きく開ける

日本人が英語を話すには顔のストレッチや、たくさんの息を使うトレーニングが必要。大きな声で読んだり、口を大きく開けることを意識的にやると、それが鍛えられるわ。

英語の記事を大きな声で読むことで、顔の筋トレのような効果があるそうです。

 

3ヶ月過ごした所感

日本語と英語では筋肉の動かし方や息の使い方が大きく異なるように感じています。英語の方が、よりたくさんの息を使います。そのため発音練習は結構疲れます。最近は顔の筋肉のつき方、音の響かせ方や響かせる場所、息の使い方がなんとなくわかってきました。

また発音に関して、自分で気づくほどの大きな変化も起きました。説明が難しいのですが子音を子音のまま発音できるようになった感覚を覚えました。sの音とtの音が発音した時に、明らかに今までと違った感覚が生じています。日本語は基本的に子音+母音で発音をしますから、英語のように子音のみで発音することはほとんどありません。子音のみを発音する感覚をつかむことが上達のコツなのでは?と感じています。

 

まとめ

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いかがでしたか。既に英語を勉強している方であれば、上記の中に苦手としている部分があったのではないでしょうか。これらは多くの日本人がつまずきやすいポイントなので、悲観しなくても大丈夫です(Gail先生談)。発音・イントネーション・ワードコネクションの3つに気を使うと、グッと上達が早まるのではないでしょうか。あせらずじっくりと苦手を克服していきましょう!

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NexSeedメディア編集部
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NexSeedメディア編集部です。英語学習について、フィリピン・セブ島の魅力、NexSeedでの留学生活などを伝えます!

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