知らない方への呼びかけ方
知らない方への呼びかけ方も覚えておくと良いでしょう。男性は「sir」で、女性は「ma’am」です。
男性の「sir」は、戦争映画で上官に「Yes, sir!」と言っている場面が出てきますが、軍隊の上官だけに使う言葉ではありません。
また、女性の「ma’am」ですが、地域によっては「おばさん」という意味で捉えることがあります。特にアメリカの北部ではそのような傾向があります。
May I help you, sir?「いらっしゃいませ。(接客係が男性のお客さんに)」
Are you being attended to, ma’am?「だれかご用を伺ってますでしょうか?(接客係が女性のお客さんに)」
省略した言葉は使わない
英語には、2つ以上の英単語がくっついて様々な省略した表現があります。そうした表現は親しい間柄だけに使用した方が良いです。特にビジネスシーンでは使用を避けましょう。省略表現は以下のようなものがあります。
「going to」→「gonna」
「want to」→「wanna」
「have got to」→「gotta」
「have to」→「hafta」
「need to」→「needa」
「kind of」→「kinda」
I gotta go now.「もう行かなきゃ」
I have to go now.「今行かなければいけません」
会話の間をつなぐ言葉をむやみに使わない
英語には、会話の間をつなぐ言葉がたくさんあります。会話の間をつなぐ言葉を「filler」といいます。そのような言葉を使うとネイティブスピーカーのようでカッコイイと思う方もいるかもしれませんが、ビジネスシーンなどではあまり使わない方が良いです。
「like」、「you know」、「I mean」こうした言葉を次に話す言葉が出てこなくて使うことがあると思いますが、ビジネスシーンではおすすめできません。
受け答えのひとことも丁寧に!
初対面の相手や年配の方、ビジネスでは受け答えのひとことも丁寧に行ないましょう。
はい。「Yap.」→「Yes.」
いいよ。「OK.」→「Certainly.」
ありがとう。「Thanks.」→「I appreciate it.」
スラングは使用しない
元々の言葉の意味と違うニュアンスで使用するスラングも初対面の相手や年配の方、ビジネスシーンでは使わない方が良いです。
This dress is very cheesy.「このドレスはとても安っぽいです」
「cheesy」は「チーズっぽい」という意味もありますが、スラングでは「安っぽい」という意味になります。このようなスラングはたくさんありますが、フォーマルな場面では使わない方が良いです。
子どもっぽい表現は使わない
ネイティブスピーカーには、使用すると子どもっぽく聞こえてしまう英語もあります。もちろんそうした英語はビジネスシーンにはふさわしくないです。日本人がついつい使ってしまっている子どもっぽく聞こえる英語を紹介します。
おいしい「yummy」→「It’s delicious.」、「It’s really good.」
臭い「stinky」→「Something smells bad.」
友達と遊ぶ「play」→「hang out」
さよなら「Bye-bye」→「Goodbye.」、「Bye」、「See you later.」
眠い「I’m sleepy」→「I’m tired」
形容詞に「y」をつけて「~っぽい」を表現することがありますが、この表現方法はインフォーマルな印象です。ビジネスでは使わない方が良いでしょう。
まとめ
英語の敬語は、日本語ほどルールが明確ではないので、使い方は人それぞれです。
しかし使いこなすことができれば、相手に敬意を示すことができ、相手に好印象を与えます。英語で丁寧な表現をするポイントは距離感でした。
時制を変えたり、何かを尋ねたいときには、疑問文よりも間接疑問文を使ったりなどして距離感を出しましょう。
さらに、省略する言葉や会話の間をつなぐ言葉は避けましょう。また、スラングや子どもっぽい英語を避けるならより丁寧な印象になるでしょう。
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