「of」の意味と訳し方は6つある!【理解できると便利】

④「of」の意味「~で(できている)」

材料や原料を表す時にも”of”が使われます。

・made of~:~で作られた

 

⑤「of」の意味「~について」

「~に関して」と言った感じで動作の対象を言い表す場合にも”of”が使われます。”be afraid of~(~を恐れる)”も、この使い方から来ているフレーズです。

ちなみに、イギリスの有名なラブコメ映画「ブリジット・ジョーンズの日記」では、なかなか結婚を決意してくれないマークに不満が爆発したブリジットのセリフで、この”of”が出てきます。

ブジリット:l read you should never date someone if you can think of three reasons not to.(付き合わない理由について3つ思い浮かぶ相手とはデートしない方がいいって何かで読んだの。)

マーク:Can you think of three?(3つ思い浮かんでいるのか?)

ブリジット:Yes.(そうよ)

“think of~”で「~について考える、思う」という意味になります。

 

⑥「of」の意味「同格表現」

訳し方と言われると難しいのですが、同じ意味を表す名詞二つを結ぶのにも”of”が使われることがあります。

・the city of New York(ニューヨーク市)

“the city”=”New York”の関係が成り立ちますよね。単純に”New York city”と言えば簡単なのですが、英語ではこのように位置を入れ替えて「市」と言った後に情報を補足する形で「ニューヨーク」と付け加えることがあります。

日本人からするとややこしく感じられますが、もともと文章を後ろから訳していく習慣のある英語圏の方々にとってはこちらの方が馴染みがあるのかもしれませんね。

さて、”of”が似たような形で使われているセリフが海外ドラマ「フレンズ」に登場していますのでご紹介しておきましょう。フィービーの古い知人に強盗を繰り返している人がいることを知って、友人たちが批判するシーンです。

ロス:Hey, you’ll never guess what just happened. Phoebe and I got mugged!(おい、聞いてくれよ。さっきフィービーと強盗に襲われたんだ!)
モニカ:You okay?!(大丈夫だったの!?)
ロス:Yeah, because Phoebe knew the mugger!(ああ、だって・・・フィービーが強盗の知り合いだったからさ!)
モニカ: How do you know a mugger?(なんで強盗に知り合いがいるのよ?)
フィービー: I’m sorry I have friends outside the six of us. (ごめんね。でも私たち6人以外にも友達はいるもの。)

フィービーたち仲間は全部で6人ですので、”six”=”us”の関係が成り立ちます。これで「私たち6人」と訳すことが出来るんですね。

 

まとめ

“of”の使い方についてご紹介してまいりました。参考になるフレーズは見つかったでしょうか?

普段からよく目にするだけに、改めて使い方を問われると悩んでしまうのが”of”ですよね。

たった2文字のアルファベットですが、挿入の仕方を間違えてしまうと全然違った意味になってしまいますので、気を付けなければなりません。

今回ご紹介したフレーズも参考に、より効果的な使い方や決まり文句のフレーズを、頭にインプットしておいてくださいね!

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投稿者プロフィール

Midori
Midori
高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。