海外旅行や留学などで、海外で食事をする機会があったら、アレルギーや好き嫌いについて話すきっかけがありますよね。
特にアレルギーをお持ちの方は、きちんと伝えられずに食べてしまったら大変なことになってしまいますので、事前に伝え方をしっかりと予習しておきたいものです。
そこで今回は、好き嫌いについて話す時の英語フレーズをご紹介します。
食べ物の「好き」にまつわるフレーズ
・I love~.(~って大好き!)
“love”を使った簡単なフレーズですね。覚えればすぐに使えそうです。
大好きな食べ物を前にして、嬉しい気持ちを隠し切れないのが伝わってきます。
ちなみに、こちらの表現は映画「ラッキーガール」の中で登場していました。
男性:I’ll even throw in some hot chocolate with those little tiny marshmallows.(ホットチョコレートに小さいマシュマロ入れようか。)
女性:I love the tiny marshmallows.(私ちっちゃいマシュマロ大好き!!)
→ココアにマシュマロは王道の組み合わせ。欧米では冬の飲み物・スイーツの定番となっています。
・Just the way you like it.(君好みだよ。)
“you”を”I”に変えれば「私好み」に応用することもできます。
食べ物について「好み」と言う時に使える定番フレーズですので、丸ごと覚えておきましょう!
さて、こちらの表現は映画「ハイスクール・ミュージカル3」の中でも登場していました。
トロイが、彼女であるガブリエラの家にピザ屋の店員のマネをしながら訪ねて行くシーンです。
トロイ:Hello. Somebody order a pizza pie?(こんにちは。どなたかピザをご注文の方は?)
ガブリエラ:I didn’t order a pizza.(ピザなんて頼んでませんけど~)
トロイ:Special delivery! Margherita pizza!((大声で)特別にプレゼント!マルゲリータピザだよ!!)
ガブリエラ:Shh.(シーッ)
トロイ:Just the way you like it.(君好みだよ。)
食べ物の「嫌い」にまつわるフレーズ
・Can you make sure there’s no 〇〇 on anything?(どの料理にも○○は入ってないですよね?)
レストランで注文するときに使えるフレーズですね。
ウェイターが材料を全部把握しているとは限りませんので、アレルギーの場合はしっかりと強めのニュアンスで確認するようにしましょう。
こちらのフレーズは、海外ドラマ「Sex and the City」にも登場していました。
実際にウェイターに注文するシーンですので、リアリティを感じながら読んでみてくださいね!
ウェイター:Good evening. You folks are ready to order?(こんばんは。お伺いしましょうか?)
キャリー:Um… yes!Let’s see, um,…I’m going to start with goat cheese salad and then I’ll have the tuna but, sir,
can you make sure there’s no parsley on anything?I’m just really allergic. Not even a sprinkling ever on the plate.(はい!ええと・・・ヤギのチーズのサラダと、マグロをお願いします。あっでも!どの料理にもパセリは入ってませんよね?私本当にアレルギーで。刻んでお皿に散らしてあるのでもダメなんです。)
キャリーの彼:Hey, you got her. No parsley.(君、わかったか。パセリ無しだぞ。)
キャリー:and, can… actually can, uh,…can you ask the chef if the marinade for the tuna has parsley in it?Because if it does I should probably change my order.(それから、もしできるなら・・・。マグロのソースにパセリが入ってないかシェフに聞いてくれないかしら?場合によっては注文を変えるから。)
ウェイター:I’ll go check.(確認してきます。)
キャリー:Thank you.(ありがとう。)
・〇〇 make <人>sick.(<人>は○○がダメなんです。)
食べると気分が悪くなるくらい嫌い!というのを表す文章です。
「○○はダメなのよね。」と言いたいような場合に使います。
こちらの表現は、海外ドラマ「フレンズ」に登場していました。
ロス: Hey uh, I brought you some lunch. (やあ、ランチ持ってきたよ。)
レイチェル: Ohh! That’s so sweet of you! Oh yum! Did you put pickles on this?(あら!優しいのね!!わあー、おいしい!・・・これピクルス入れた?)
ロス: Well yeah! (あぁ、うん!)
レイチェル: Oh Ross!! (もう、ロス!!)
ロス: What?! What?! Rach what?! (え?!どうしたんだよ!?レイチェル、どうしたんだよ!?)
ジョーイ: What’s going on? ((入室しながら)どうしたの?)
ロス: I made her favorite, tuna salad with pickles.(レイチェルのお気に入りのピクルス入りツナサンドイッチ作ったんだよ。)
ジョーイ: Pickle? Pickles make her sick. Giving her pickles is like giving me salad. (ピクルス?ピクルスはだめなんだ。レイチェルにとってのピクルスは、俺にとってのサラダみたいなもんさ。)
→途中で登場する”favorite”というのも食べ物の好みを表すのによく使われますので覚えておきましょう。
「好き嫌い」の英語表現を知ろう!
「好き嫌い」にまつわる英語フレーズをご紹介してまいりました。
参考になるものはあったでしょうか?
単純な”like / don’t like”ではなく、いろいろなバリエーションを覚えて使いこなしていきましょうね!
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投稿者プロフィール
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高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。
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