【英語であいづち】海外ドラマ「フレンズ」から英語のあいづちを学ぼう!

日本語で会話をするときも、「うん」「そうだよね」「それはひどい!」など、あいづちを入れながら会話を進めていきますよね。あいづちが無いと、話す側は聞く側が自分の話を理解してくれているか不安でたまりません。

英語でも同じで、話の内容に合わせた適切なタイミングのあいづちは会話を盛り上げるのに必要不可欠です。とはいえ、皆さんご存知の”Yeah.”や”uh-hah”だけではさまざまな内容の会話に合わせられないですよね。

そこで今回は、海外ドラマ「フレンズ」から、リズミカルに会話を展開していくために効果的な英語のあいづちをご紹介してみたいと思います。

 

英語のあいづちを海外ドラマから学ぶ!すぐ使えるフレーズ4選

①Good for you!(よかったわね!)

まずは、嬉しいニュースを聞いたときのあいづちをご紹介いたしましょう。売れない役者のジョーイが、ドラマで当たり役を得たことにより賞にノミネートされます。そのニュースを仲間たちに伝えるシーンで、このフレーズが登場しています。

ジョーイ:I got nominated for my part on Days of Our Lives!(俺、”Days of Our Lives”(ドラマ名)の役でノミネートされたんだぜ!)
モニカ : Joey!(ジョーイ!)
フィービー : Good for you!(よかったわね!)
モニカ : Congratulations! Wow! I can’t believe you’re nominated for an Emmy!(おめでとう!まあー!あなたがエミー賞にノミネートされるなんて信じられないわ!)
ジョーイ : No-no.(あ、ちがうちがう。)
モニカ : Oh Soap Opera Digest award!(あぁ、ソープオペラダイジェストアワードの方か!)
ジョーイ : No! I’m up for a Soapie!(ちがうよ! ソーピーにノミネートされたんだよ!)
モニカ : Honey? Is that something you’re making up?(ハニー? それってあなたがでっちあげた何か?)

→アメリカでは、ドラマに与えられる名誉ある賞といえば「エミー賞」なのですが、ジョーイやどうやら知名度の低い別の賞にノミネートされたようですね。「おめでとう!よかったね!」という意味で使われる”Good for you!”は、今回の例のように話し手に何かいいことがあった時に使えるフレーズですので覚えておきましょう。

 

②I know it!(やっぱりね!)

次に「やっぱりね!」「そうだと思った!」と相手の話を促すあいづちをご紹介したいと思います。直訳すると「私は知ってるわ(知ってたわ)!」という意味になりますね。このフレーズは、妊娠中でデートに行けないと嘆くレイチェルにデート気分を味わわせてやろうとジョーイがディナーに連れ出したときの会話に出てきます。

レイチェル:Wow! So I get to see what Joey Tribbiani is like on a date. So do you have any moves?( わぁ! それじゃ今日は、ジョーイ・トリビアーニがデートでどんな手を使うかが見れるのね。で、あなたってなにか常套手段があるの?)
ジョーイ : No! No. Umm, just myself and if they don’t like me for—(Laughs.) I’m sorry I couldn’t even get through that.(ないない!ありのままでいて好きになってもらえなかったとしてもさ、・・・(噴き出す)ごめん、笑っちゃった。)
レイチェル:I knew it! I knew it. Come on tell me your moves.(やっぱりね~やっぱりね~!! ほら、あなたの手を教えてよ。)

→遊び人で有名なジョーイが、女性を落とすのにどんな手を使うのか聞きたかったレイチェル。ジョーイは模範解答通り「ありのままの自分を出すだけだ」と答えようとしましたが、あまりの嘘八百に自分でも笑いがこぼれてしまったようです。ちなみにこの”I knew it!”という表現は怒っているときに使われるフレーズでもあり、「やっぱりあなただったのね!(私は見抜いてたわ!)」と言いたいような場合にも使われます。

投稿者プロフィール

Midori
Midori
高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。