女性エンジニアを目指す人必見!エンジニア女子会をやってみた!

Q. 海外で通用するエンジニアとは?

えりこ先生:自分で企画、設計してプログラミングを作って、テストリリースまでのほんとにさらっとでもいいので全体を全部やったことのある人が強いかなと思います。なぜかというと、けっこう海外で働いてる時に、海外在住の子とかと友達になるんですけど、エンジニアの子にも実は会ったんですね。

女性の方で。彼女は日本に帰ってエンジニアやってるんですけど、海外にいるときはやってなかったですよね。「なんでやってないの」って聞いたら、ちょっとミドルウェアとか専門的な部分だけだったんで、「できるとかどこにあるかよく分からない」みたいな感じで、やってなかったていうのを聞きました。

 

専門的すぎ、ニッチなとこすぎると、見つけるのがちょっと大変なのかなと思います。あとはなんでもやるチャレンジ精神英語もちょっとだけでもできればっていうところですね。英語のスキルがすごくなくても逆にできると思います。

 

 

―生徒さんからえりこ先生に質問をしてもらいます。

水車さん: 今、2ヶ月ちょっと経て、来る前は、今度はこういった職種につければいいなとなんとなく思っていたんですけど、実際やってみて自信をなくしているところで。職種として選ぶかどうか。先生は初めてITの会社に入ったときに、プログラマーとして入って、やっていく中でセンスとか必要なのかなと。

 

ゆん.009

えりこ先生:それは一部の中のスーパープログラマー的な人はそうだと思うんですけど、一般の90%以上は普通に働いて、ITのプログラミングをやっている人っていうのは、そんなにセンスじゃないかなと思います。経験値かな。センスがあればその経験値が少なくて済むとは思うですけど、経験値があれば、ある程度の人は全然やっていけると思います。

 

水車さん:ありがとうございます。バッチメイトがスーパー高校生だったりして。やっぱりああいう人たちがやる職種なのかなと思ったりするんですよね。

 

えりこ先生: ああいう人に出会うんですよね。やっていると。ここはちょっと無理だろうなって思うんですよ、正直。彼らにできないことが自分にできるっていうとこが絶対あるはずなんで。

ITって、プログラミングつくるだけじゃなくて、お客さんとのコミュニケーションを取ったりとか、ドキュメントの美しさ、読みやすさをちゃんと整えたりとか、すごい多岐にわたるので、あれがすべてではないと思います。

 

水車さんほんとに、ありがとうございます!

 

 


ゆん.010

 

ゆんさん日本では何年くらい働いていたんですか?

えりこ先生:日本では7年くらい。

ゆんさん:そのあとはずっと海外なんですか。

えりこ先生:そうですね。

ゆんさん:これから日本に戻ろうと思いますか。

えりこ先生:日本には一応戻ろうかなと思っています。

水車さん地方活性化!

 

えりこ先生:そうそうそう!そうなんだよー。これを逆に引き延ばしている感じはあるんですけど、海外から戻ったら、うちは青森県で青森県の雇用を創出するというか、増やしたいなと思ってまして、そのために会社できたらいいなと思っていて。

本当はNZに1年行ってから、それをやろうと思っていたんですけど、まあちょっとびびりなんで、もうちょっと経験積んでからと思って、海外から戻ったらやろうってずっと思っています。

 

水車さん:じゃ、けっこう前から考えていたんですか?

えりこ先生:そうですね。海外から戻ったら次やることはそれかなって。

ゆんさん:起業するってことですか?

 

えりこ先生:そうですね。ネクシードはちょっと違うんですけども、オーストラリアにいた時は周りにそういう人たちしかいなかった。すばらしい人たちで、今も尊敬してるんですけど、私はちょっとオーストラリアではできないかなと。彼らの手伝いをしたりとかして、自分一人でビジネスを立ち上げる時みたいなやつをみせてもらってたので、次は自分でもやろうかなと思っています。

 

ゆんさん:もう一ついいですか。この留学を充実させるためにどうしたらいいでしょうか。

質問.008

えりこ先生:いろんな人に会いに行ったほうがいいんじゃないですか。ここにいたから会えたなって思う人ばっかりなんで、自分がきたことに対してのバリューを最大限に活かすっていうのは、そこに来なかったら会えなかったっていう人にどんどん会いに行くってとこかなって思ってて、そこは日本人も現地の人も変わりないかなって思っているんで。

いっぱい関わった方がいいと思いますし、現地に長いこと住んでいる人とかに会いに行くと、自分が何を考えているのかとかどういう気持ちになるとか、こういうことをやらないといけないんだっていう気づきになるのかなって。

 

すごく増えるんじゃないかな、一人だけよりは絶対しゃべった方がいいかなと思ってます。可能な限り、人に会って、自分のやりたいことを話したりとか、それに対して、意見を聞いたりとかしたりすると、もちろんその全部受けたものが正しいわけじゃなくて、真逆のことをいう人もいたりするわけなんで。

 

でもそれってトレーニングであると思うんです。自分がどうしたいか、っていうのをその人が受けた反応に対して、自分はどうしたいかっていうものをジャッジするっていうトレーニングになっていくと思うんで、いろんな人に会うっていうことがおすすめです。



えりか.011

えりかさん:なんでもいいんですよね。いろいろ気になることがあります。

海外で就職したら、例えばなんですけど、私はずっと正社員になってからもなる前もずっと確定申告に毎年おわれているんです。でも、今はだいたいできるからいいんですが、税金関係だったりとか、海外在住の日本人のそういう管理とかってどうなってるのかなと。

 

えりこ先生:それはけっこう国によって違うかなと。

 

えりかさん:税率とかが違うのも分かるんですが、実際に日本に一旦戻って住みたいっていうわけではなくて、帰国して楽しめるかどうか、例えば友達に会いに行ったりとかができるのかが気になります。特にアジアだと所得が低いので。そういうことが可能なのかなって思ったりします。

 

えりこ先生:IOSコースとかあるので、けっこう当てはまるんですけど、自分のアプリとかサービスとかを並行して、日本から所得を得るみたいな、海外にいながらにして、所得を得るみたいな仕組みをちょっとでもいいので作っておくと、たぶん今みたいな心配ってすごく少なくなると思うんです。なぜかっていうと、日本円でもらってるので。

 

―みなさん、質問ありがとうございました。また、私の方からえりこ先生に質問をさせていただきます!