日本は海外とずれている?私が海外に出て感じた海外と日本での働き方の違い3選

こんにちは。NexSeedエンジニア講師一戸です。えりてぃと呼ばれています。

といつも書いているのですが「えりてぃって誰が呼んでいるんですか?」とインターンのロッキーに突っ込まれました。

自分が思ってるほどえりてぃが浸透していなかったようです。よかったらえりてぃと呼んでください。笑

今回は私が海外で働いている中で感じた「日本とはだいぶ違うな」と思ったことをご紹介させていただきたいと思います。

私は7年日本のIT企業で働いた後、ニュージーランドで1年間、語学留学を含んだ滞在(ほぼ無職・肩書「旅人」)を体験後、オーストラリアに4年近く、フィリピン・セブ島にももうそろそろ4年近く暮らしており、日本で働いてる年数よりも海外で働いてる年数のほうが多くなってきました。

今回お話する内容は、自分自身の体験と合わせ、他の業種の日本人の方々から聞いた話も含めて感じたことになります。

 

日本は海外とずれている?海外と日本での働き方の違い3選

1.定時に帰らない

某IT企業の役員とお笑い芸人の二足のわらじで活躍しているアメリカ人、厚切りジェイソンさんのインタビューの中に「日本人は遅刻に厳しく残業に甘いWHY!」というような発言がありました。

就業開始時間を守ることと就業終了時間(定時)を守ること、どちらも時間管理には違いないのに、日本では就業終了時間を守ろうとするどころか「残業代つくから残業しよう」「残業してる俺偉い」などの風潮があることが理解できないという内容でした。

オーストラリア、フィリピンで長いこと働いてるのでこの2つの国の印象になりますが、日本のように「残業してるから偉い」という風潮は全くありません。

オーストラリアだと「仕事の遅いやつ」だと思われますし、フィリピンだと「しょうがないからやってる」感がものすごく出てます。

2つの国に共通しているのは「早く帰って友達と遊んだり家族と時間を過ごしたい」という価値観です。また「あいつが残業しているから一緒に残ろう」という謎の配慮もありません。これも残業=偉いという価値観がないからだと思います。

日本にいた時は私も残業してる人は仕事にコミットしてて偉いな−と特に何の疑いもなく思っていました。

ただ、オーストラリアやフィリピンの働き方を見ていると「日本は残業を異常に美化しているのかも?!」と思えてきました。連日残業してでも成果を出す人と、仕事のボリュームを適切に見極めて納期の交渉延長ができる人とでは日本はなぜか前者のほうが高く評価されます。

しかし海外では後者の方がスマートだと評価されるでしょう。

 

2.有給が取りづらい

実は私は日本にいたときからキレイに計画的に有給を使い切るタイプだったので(汗)あまり個人的に「日本は有給が取りづらいな」と感じたことはありません。なのでこれは別業種の友人から聞いた話になります。

日本では有給は長く取れても3日間。ウィークデー5日間を連続で休んで9連休にしようものなら「仕事を代わる人への配慮が足りない」「空気読めない」などの嫌味を言われると聞きました。21世紀にそんな職場がある事自体に驚きを隠せませんが、どうも日本にはそういう職場が多々あるようです。IT業界ではあまり聞きません。

さて、海外はというと、フィリピンはまたちょっと違いますが、オーストラリアでは夏、冬に2週間ほどの長いホリディを取るのは当たり前です。

その休みの間に海外へ遊びに行ったり、友人や家族とキャンプに行ったりしてのんびり過ごすのが一般的です。「ホリディのために働いている」という考え方の人が多く、休みが取れなければ何のために働いているのか分からないという国民性でした。

私もオーストラリアで働いていた時はロングホリディで隣のニュージーランドへ遊びに行ったり、日本に帰ったりシンガポールへ行ったりしていました。エアーズロックへ行ったのもロングホリディの最中です。

フィリピンは会社がほとんど外資系(フィリピン以外の国の資本が入っている)のため、会社を運営しているのがどこの国の人たちなのかで大きく雇用形態などが変わっているイメージです。ただ「ホリディのために働いている」感じはどこかオーストラリアの人と似ているような気がしなくもないです。

 

3.業務内容の明確な線引がない

海外では就職が決まって就業を開始する際に契約内容に業務内容が細かく記載されている事が多く、それ以外の業務を頼もうとすると「それは契約内容に含まれていない」と雇用されている側が主張できるようになっています。

これは、無理な労働を許容できないようにするための配慮で、オーストラリアでは特に労働者の権利と言うものを守っていこうという風潮が有りました。これを守っていないとどういうことになるかというと、とある外資のレストランなどは見つかり次第摘発され即日業務停止、新聞の一面にもしっかり載るというペナルティを実際に課せられていました。

オーストラリアにいる間に同じようなことが覚えてるだけでも5件ぐらいあったので実際には私の知らないところでもっと摘発はされていたと思います。

海外ではそれぐらい厳しい業務内容の線引ですが、日本ではそれが曖昧で明らかに他部署の仕事なのにお願いされたりすることも多いと思います。

助け合いの精神からみると良い面でもあるのかなとも思うのですが、不公平だな、と感じる人が多いのではないかなとも思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

他にも、付き合いの飲み会が多い、ミーティングが多いなども日本固有の特徴かなと思います。(日本と似た国もあるかとは思いますが)違いを知ることで双方のいいところ、悪いところを比較し、良い部分は日本でも取り入れていってもらえると幸いです。

海外の働き方すべてが日本より良いとも思っていないので、良い文化である部分を残しつつ変化していくことが大事だと個人的には思います。

この記事によって日本で働く皆様へ新しい視点を届けられたら幸いです。

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投稿者プロフィール

IchinoheEriko
IchinoheEriko
ニュージーランド・オーストラリアを経てセブ島にやってきた、世界を飛び回るベテラン女性エンジニア。インターネット創世期よりWebサイト製作を経験。小売業販促アイテム印刷システム「ipopweb」の立ち上げに企画時から参画し、DB 設計・プログラミング 開発を担当しリリース。業務システムエンハンスやポータルサイトのリニューアル開発、運営、保守も多数手がける。OracleMaster保持者。PHP、JavaScriptを始め15以上の言語使用経験を持つ。茨城大学工学部システム工学科卒。