何か行き違いが生じた時、「うっかり!こっちが勘違いしちゃってた!」なんてことはよくありますよね。友人同士であればまだ良いのですが、これがビジネスの中で起きてしまった場合は、きちんとした相手への説明が必要となります。
こういった場合、日本語でも言葉の細部に気を遣って話しますが、慣れない英語で説明する場合はより注意しなければなりません。
さらなる誤解を生まないためにも、自分の勘違いについて説明するフレーズはとても大切です。そこで今回は、「勘違いしていました」の英語フレーズをご紹介していきたいと思います。
勘違いしていた時に使う英語表現・フレーズ
①I’m sorry, I misunderstood.(申し訳ありません、私が誤解していました。)
最も私たち日本人になじみのある単語は、”misunderstand”ですね。ネイティブの方だとあえてこの言葉を言うことなく、③のように「私は~だと思っていました。」とダイレクトに伝えることも多いようですが、明らかにこちらに非がある場合はまずこのフレーズでお詫びする方が丁寧な感じがします。
【単語】misunderstand:誤解する
【ポイント】”misunderstand”は、「mis-(誤って)+understand(理解する)」で「誤解する」という意味になります。同様の組み立てになっている単語もありますのでチェックしてみましょう。
〇mishear:聞き違える 例)I misheard my boss’ instructions.(私は上司の指示を聞き違えてしまいました。)
〇misread:読み違える 例)I misread the contract.(私は契約書を読み違えてしまいました。)
どれも「mis+〇〇」なので覚えやすそうですね!勘違いの内容によってはこれらを使い分けた方が伝わりやすいでしょう。
②I mixed up the~.(私が~だと勘違いしていました。)
少しカジュアルな言い方です。「私が自分のなかで勝手に事態をややこしくしちゃったの!」「〇〇と△△が頭の中でごちゃごちゃになって・・・」といったニュアンスですね。日時を取り違えた時に使われているのをよく聞きます。
【単語】mix :混同する
【ポイント】”mix up”で「混乱させる、わけがわからなくさせる」という意味になります。
③I thought~.(私は~だと思っていました。)
「お互いの認識が異なっただけであって、どちらにも落ち度は無い」と感じる場合や、「むしろ先方が勘違いしていたのでは?」という場合は、このように自分が認識していたことをダイレクトに伝えるのも一つの方法です。謝る時点でこちらが悪いという前提で話が進んでしまいますので、まずは認識の違いを明確にするということですね。
【単語】think:思う、考える
【ポイント】単純な文章ですが、「私は~だと思っていました。(だから、あのように行動したのです。)」といった形で結果的に誤解を解くことが出来ますね。
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投稿者プロフィール
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高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。
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