まだ見ぬBIG FISHとのファイトを夢見る釣り人の皆様、こんにちは、編集長のKuniyoshiです。
この記事は、あなたと同じく、釣りがしたくてたまらない男5人の休日を綴った物語です。
事の始まりを説明しましょう。
1.釣りがしたくてたまらない男
自己紹介を少し。
私は、ネットサーファー兼、当メディアの編集長を担当させていただいております、Kuniyoshiといいます。
フィリピン・セブ島で語学学校やら、何やらを事業としている、NexSeedの社員です。NexSeedについて詳しくはこちら
フィリピンのセブ島にオフィスを構えているので、NexSeedで働く日本人社員はセブ島に住んでいます。
愛する日本から離れ、セブ島に移住しているのですが、皆それなりに断捨離をして渡航してきました。スーツケースに入る最低限の物、その中に、釣り竿という選択肢はありませんでした。
そうして働いていた2017年の11月、ついに1人の社員が我慢の限界を迎えます。
ホリゴ、25歳、工業高校出身のイケメン、バスケットボールプレイヤーです。
我慢の限界を突破した男、ホリゴは、NexSeed史上2つ目の部活、「釣り部」を発足しました。(※1つ目の部活はバスケットボール部、セブ島の参加者1000名くらいのリーグで優勝する実力派部活。)
「工業系卍」なのは、メンバーが5名中4名工業系の学校出身、というのが理由です。
皆、工業系の学校で取得した、使い所に困る資格を保有しています。
つまり、むさ苦しいということ。
NexSeed釣り部、部員紹介
ホリゴ
「乙種第4類危険物取扱者」「クレーン運転特別教育修了証(5t未満)」「玉掛け技能講習修了証」「小型ボイラー取扱業務特別教育修了証」「フォークリフト運転技能講習修了証」保有。
和歌山県出身。
小向ケンヂ
埼玉県出身、カラオケ時のタンバリン捌きが素晴らしい、とCEOに一目置かれている男。
そろばん1級と漢字検定2級の実力は伊達ではない。
Microsoft Specialist Word&Excel取得後、3ヶ月の工場勤務を経て、NexSeedへ。
福谷(English name:ボブ)
富山県出身、長岡技術科学大学からの左遷インターン生。
国立富山高等専門学校射水キャンパス、商船学科航海コース卒業、「第三級海技士(航海)」保有。
ハワイまで帆船で航海し、実習を積んだ海の男。
中尾山ヒロキ(English name:Rocky)
徳島県出身、長岡技術科学大学からの左遷インターン生。
香川高専詫間キャンパス、電子制御工学科を卒業。NexSeedで電子を制御させて右に出る者はいない、生粋のラブライバー(渡辺曜推し)。
合気道歴7年、1級の実力で、魚の関節をキメたい男。
筆者:國吉(Kuniyoshi)
沖縄県出身、当メディアの編集長。
浦添工業高校、デザイン科卒業、グラフィックデザイン検定3級保有。成人式を迎えたばかりで、NexSeedで人権を持って間もない。
前職はダイビングショップで、この時期になるとザトウクジラを探したくなる男。
2.セブ島で釣具を手に入れたい男
さて、釣具がなければ何も始まりません。
僕らは釣具屋さんを探す、「第一回釣り部MTG」を開催しました。
Google様によると、セブ島には何軒か釣具屋さんがある様子。
結論から言いましょう。
僕らが行ったお店、全部潰れてました。
(向かって左、「乙種第4類危険物取扱者」保有、ホリゴさん。右がインターンで「第三級海技士(航海)」保有、ボブさん。)
これは、コロンストリートという、何でも揃うと噂のローカル市場付近での写真。このストリート付近にも釣具屋さんがあるとの情報を得て、2~3軒当たってみましたが、全店舗閉店済み。
セブ島から釣具屋さんが消滅したようです。
これは事件です。釣り部が用意したカウンタープランがこちら。
1.なぜかセブ島に釣り堀があるので、そこで第一回釣り部の活動を開始する。
2.メンバーが帰国したタイミングで大量の釣具を密輸。
圧倒的に「2番」を選びますよね。
釣り堀なんて甘えじゃないですか
3.セブ島で釣具が手に入らなかった男
この記事を書いている僕の出身は、沖縄県。
小学校、中学校と、釣りしかしていないタイプの人間です。
セブ島で釣具を手に入れられなかった「工業系卍釣り部」は、沖縄出身で年末年始に帰国する僕に望みを託しました。
(ランチMTGをするNexSeed釣り部メンバー)
さて、セブ島のBIG FISHを釣りに行きましょう。
4.モアルボアルへ向かう男
ランチMTGで戦いの場所を話し合った結果、セブ島の南西に位置する、「モアルボアル」をポイントとしました。
美しいビーチが広がり、ダイビングスポットとして有名な「モアルボアル」は、NexSeedのスタッフが大好きな場所です。
ウミガメと泳ぐこともできます。
釣れそうですよね。
大海原に囲まれて、仕事も捗ります。
なんていい場所なんでしょう。
モアルボアルの行き方
モアルボアルへの行き方は2通り。
1.South bus terminal へタクシーで行き、モアルボアル行きのバスをターミナル内で探し、乗り込む。
結構早い時間から遅い時間まで発着しているので、便利。かつ、バスターミナルからモアルボアルまで3時間ほどかかるが、150ペソ(350円くらい)と超リーズナブルです。バスターミナルにいるオッサンに、「モアルボアル!モアルボアル!」と言っていれば、バスを教えてくれます。
注意すべきは、時間によって混むこと、冷房が効いたバス内は非常に寒いこと(冷房なしのバスもある)。3~4時間と長旅なので、トイレに行きたくなると地獄が始まります。
2.金と交渉力を駆使してタクシーを使う。
自分の交渉力に自信がある人は、タクシーで行くのもありです。トイレにいきたくなっても、遠慮なく停車させることができます。
2000ペソ前後が相場かと思いますが、「もっと安く乗れた」という方は、コメント欄に報告お願いします。
釣り部メンバーは、金曜日仕事が終わった瞬間にバスターミナルへ向かいました。
(バス内で仮眠をとる釣り部メンバー。ロッキーのTシャツは生徒さんが作ってくれた「絵しりとりTシャツ」)
5.モアルボアルのホテルにチェックインする男
着いた瞬間
大雨です。
そもそも、この時期、1月〜3月までは乾季のはずです。雨が降らず、暑いというベストシーズンです。なぜでしょう。
釣り部メンバーの日頃の行いが悪いのでしょうか?
一同、バス停からホテルまで、トライシクルで移動します。
フィリピンの観光が盛んな地域では、バイクを改造して、3~5人が乗れる側車を付けた「トライシクル」が多く見られます。
普段なら、風を感じながら気持ちよく走れますが、この日は大雨が中まで吹き込み、より一層気持ちいいです。
工業系卍釣り部は、この程度の雨には負けません。写真を見て下さい。楽しそうでしょ?
モアルボアルのホテルにチェックイン
大雨をくぐり抜け、宿にたどり着きました。
5人で2つ部屋を予約したハズです。
受付のお姉さん:「what’s your name?」
航海士のボブ :「ryu fukutani」
受付のお姉さん:「Your room is 〇〇,thank you」
僕 :「I’m “Kuniyoshi” 」
受付のお姉さん:「?」
僕 :(あれ、名前違ったかな)「How about “Komukai kenji”. 」
受付のお姉さん:「No booking,sir.」
僕 :「・・・」
2つのベッドに5人の男、外は大雨。
釣り部のメンバーには、かなり日頃の行いが悪いヤツが混ざっていたようです。
6.合気道1級の男
翌朝も雨は続き、昼前にようやく雨が上がりました。
この時点で、「朝から気持ちよく釣りができる」と考えていた釣り部メンバーのテンションが、どんどん下がっていきます。
朝ごはんを食べつつ、仕掛けを用意しました。
工業系卍釣り部で共有されていた作戦がこちら。
※釣り部の大切で貴重な資料であるため、コピー・保存・編集など一切禁止とさせていただきます。
(© 2018 ホリゴ画伯)
…完璧過ぎる。
ロッキーが仕掛けを持ち、ボブが僕とホリゴさんとロッキーを繋ぎ、僕とホリゴさんが釣れた瞬間に岸に向かって鬼のクロールです。(ちなみに、ケンヂさんは、陸でお魚を待機する、調理班です。余裕があれば、掘っ立て小屋を作る使命も。)
ということで、一旦海の中を、合気道1級のロッキーが偵察することになりました。
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