フィリピン・セブ島で釣りしてみた。【NexSeed釣り部の活動報告】

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わかりづらいですね。

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これです。ネッシーの偽装写真みたい。

 

しばらくして、陸に上ってきたネッシーロッキーの表情が曇っています。

 

 

 

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これは多分、「ガンガゼを踏んだ」顔でしょう。きっと。

 

7.ガンガゼを踏む男

やはり、ガンガゼを踏んでいたようです。

ガンガゼは、ウニの戦闘力を50倍くらいにした生き物です。黒くて細長い棘が無数に生えた姿は、とても生き物とは思えません。

しかも、踏んでしまうと、針が体内で折れて残る上に、針には細かい返しが付いており、さらに毒まである、最強のトラップ。

合気道1級でも、関節がない生物には勝てません。

(対ガンガゼ戦では、「乙種第4類危険物取扱者」「クレーン運転特別教育修了証(5t未満)」「玉掛け技能講習修了証」を保有するホリゴさんの方が、圧倒的に有利。)

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刺されるとこの顔になります。本人いわく、激痛らしい。

モアルボアルの海には、このガンガゼ・トラップが沢山あります。海に入るときには、底がフェルトの、海用の靴を履いていきましょう。

釣り部メンバーが、ロッキーの延命の為に右足を切断しようか相談していたその時、騒ぎを聞きつけた1人のおばちゃんが。

 

無言でロッキーの足元に近づき…

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無言でロッキーの脚に丸めた紙を近づけ…

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無言で紙に着火

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どうやらロッキーを燻製にするようです。そのアイデアはありませんでした。

まるで、シキホール島の黒魔術師。

恐るべきシキホール島の黒魔術師に「いびき」を治してもらった

 

と思ったその時。

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ロッキーに笑顔が戻ってきました。ドヤ顔でパイナップルを頬張ります。(この写真が本記事内で最もカオス)

しばらく脚を燻したあと、ペットボトルに入ったココナッツオイルをロッキーの脚に塗り、無言で立ち去るおばさん。

奇跡的に助かったロッキー。

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ロッキー:「すげぇ、全く痛くないっす!!!!!」

 

後々調べると、この「煙で燻す、炎を近づける」という方法、意外と正しい治療法であることが判明。

ガンガゼの生態や毒性、刺された時の症状や治療法について
ガンガゼというウニの仲間をご存知ですか? ダイビングでよく見かけるあの長い棘を持った黒い丸い生物です。 ガンガ…

 

ガンガゼの毒は、タンパク質であるため、熱によって変性し、不活化するため、痛みを和らげることができるのです。

 

おばさん凄すぎる。

無事脚を切らずに済んだロッキーですが、釣り部に重大な問題を招くことに。

 

8.戦意喪失する男

ロッキーのガンガゼ事件直後から漂う不穏な空気。

そうです。戦意喪失です。

時間は14時。今からセブシティに戻るのに、3~4時間程度かかります。

 

horigoホリゴさん:「明日、俺バスケ試合やったわ」

 

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ケンヂさん:「夜タンバリンなんだよね」

 

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ロッキー:「…俺もそろそろ」

 

いやいやいやいや、釣り部、まだ釣りしてませんけどw

 

9.ボウズで帰れない男

釣り用語で、「釣れなかった」場合のことを「ボウズ」と言います。

遡ること24時間前。

僕は、会社に釣り竿とフィン(足ひれ)とスノーケルマスクを抱えて、サーフパンツにビーサンで出社しました。

週明けに「釣りどうだった?」と全社員から言われること間違いありません。

ボウズだったとは言えない…

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残ったボブさんと二人、ルアーをひたすら投げ続けます。

もうなんでもいいから釣れてくれ。

 

10.釣果を報告する男

さて、取り残された僕と、ボブさん。

釣果を「工業系卍釣り部」で報告します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ルアーとほぼ同じサイズの魚が一匹。一瞬でリリースしました。

なんでもいいから釣れてくれ、とは祈りましたが、このサイズは卑怯です。

金魚じゃないですか。

こんなの、ボウズとほぼ変わらないです。もみあげの先がちょっとある、くらい。

 

ちなみに、この魚は、「ニセクロホシフエダイ」という魚。沖縄では、「ヤマトビー」という名前で呼ばれています。

セブ島のお魚はほぼ沖縄県と一致。沖縄県民からすると、馴染みのある魚が沢山います。

はい、そんなことはどうでもいいんです。

 

11.最後に一言いいたい男

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釣りをしながら留学したい方、自分の釣りスキルに自信がある方、NexSeed釣り部と遊びに行きたい方、NexSeed釣り部に釣具を寄付してくれる方、募集します。

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