相手の言っていることが聞き取れなかった場合や意味が分からなかった場合、「今、何て言った?」と聞き返すことがありますよね。英会話初心者なら特にマスターしておくべきこれらのフレーズですが、どうしても”Pardon?”ばかりのワンパターンになってしまいがちなので注意が必要です。
そこで今回は、相手に聞き返したい時の英語表現をご紹介してみたいと思います。
①まずは英語で聞き返すときの基本表現3つを覚えよう!
“Pardon?”
“Sorry?”
“Excuse me?”
いずれも「はい?何ておっしゃいましたか?」という意味のフレーズです。”Pardon?”は使ったことがある方も多いと思いますので、残りの2つを会話の中で自然に使えるようになるところから始めましょう。”Sorry?”はイギリス、”Excuse me?”はアメリカでよく使われます。
丁寧度が最も高いのは、”Pardon?”で、目上の方に対しても使うことができます。
発音するときは、3つとも語尾を上げるようにしましょう。語尾を下げて”Sorry.”と言ってしまうと謝罪だと取られてしまいますからね。
②「聞き返す」表現:応用編
続いて応用バージョンを、フォーマルとカジュアルに分けてご紹介いたしましょう。
〇フォーマル
目上の方などに聞き返す場合は、「何と言いましたか?」ではなく「聞き取れませんでした。もう一度言っていただけますか?」と2文に分けて伝えた方が丁寧です。
・「聞き取れませんでした。」のフレーズ
“I didn’t hear you.”
→直訳すると「あなた(の言うこと)を聞いていませんでした」となるため、失礼な表現だと思われるかもしれませんが、「聞き取れませんでした」の慣用表現として使われるフレーズですので、心配しなくても大丈夫です。
“I didn’t catch what you said.”
→キャッチと聞くと「取る、捕まえる」という意味が一番に浮かびますが、「聞き取る」と言いたい時にも使われます。
・「もう一度言っていただけますか?」のフレーズ
“Can you repeat what you just said?”
→”what you just said”で「あなたが今言ったこと」という意味になります。”repeat”はご存知の通り「繰り返す」という意味ですね。
“Could you say that again?”
“Would you mind saying that again?
→こちらの二つはより丁寧な表現です。”Could you~?”と”Would you mind~?”は「~していただけませんか?」というフレーズでしたね。
〇カジュアル
友達や家族など気の置けない間柄であれば、「え、何て?」と気軽に聞き返してOKです。
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投稿者プロフィール
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高校時代にイギリス留学、大学~社会人時代に2度のNY滞在を経験。大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。
現在のTOEICスコア875点(リスニング満点)。英会話講師として勤務する傍ら、海外ドラマや洋画を用いた英語学習法に関する記事を多数執筆。
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