こんにちは!編集部のKuniyoshiです。
今回は、「会社で働いてて、エンジニアになる予定も特にないけど、なんか最近プログラミングってよく聞くね、やる意味あるのかなぁ」という方に向けて、「普通のサラリーマンがプログラミングを学ぶ意味ってある?」というテーマで、僕の体験も交えて書いていきます。
ちなみに、筆者が生息している分野はグラフィックデザイン、UIデザインなどですが、プログラミングもHTML/CSS/PHP/JS/Swiftをちょっぴり書けて、LPくらいなら作れるレベルです。
普段はこのメディアの運営の他にも、web制作の開発案件に関わることもあるので、「全然エンジニアではないけど、ITの知識は普通の人よりある」という、この記事を読んでいるあなたも秒速でリーチできる状態にいます。安心してください。
プログラミングを学ぶ意味はあるか
「エンジニアになる予定もない普通の会社員が学ぶ意味ってあるの?」という問いに対する僕なりの答えは、「学ぶメリットは多い、でも学ばないデメリットが大きいから知っておくべき」です。
メリットは多い、けど学ばないデメリットを知るべき
メリットは探せばたくさんの記事が出てきますし、きっと最近ではテレビで見聞きすることもあるでしょう。
例えば「エンジニア不足なので、高収入になりやすい!」や、「場所に縛られない仕事をゲットできる!」や、「スキルアップが年収に繋がりやすい!」や、「論理的思考が身に付く!」などです。
エンジニア不足はどこでも叫ばれていることで、企業の需要に対する供給がまったく足りていません。
例えばIT先進国のアメリカだけで見ても、実に50万人のIT技術者が不足しており、今後10年でその数はなんと140万人を超えると予想されています。
また、PC一つあれば、「憧れのノマドワーク☆」もしやすいのがIT業界です。
よくFacebookで、海辺でプログラミングしている広告、見ますよね?(あれ弊社が出してる広告です。)
フリーランスでIT業界の案件を取れば、その働き方も夢ではありません。
僕もたまに、お小遣い稼ぎで日本からデザインや、web制作の案件を取ったりします。(僕の拠点はセブ島です。)
そして、スキルアップが年収に繋がりやすいのも、エンジニアという職業の特徴です。
扱えるプログラミング言語が増えると、様々な案件ができるようになり、自分の価値を可視化しやすいからです。
「論理的思考」に関しては、プログラミングという行為に必要な力なので、そりゃ身に付くよね、ということです。
もちろんこれらは、就職・転職先、仕事の内容にもよりますし、事実、「そんなことねぇよ」というエンジニアさんもたくさんいるでしょう。(それはあなたの技術と選択次第です)
そんなこと、どこの業界・仕事もでもそうです。
ただ、プログラミングを知らない方は、「プログラミングやITを学ばない、知らないデメリットも知るべき」です。
正直、プログラミング(というかIT)を知らないのは情弱です。
煽っていくと、プログラミング、もっとざっくり言うと、ITを知らないのは完全に情弱(情報弱者の略)です。危険です。
なぜ情弱なのか、なぜ危険なのか、詳しく解説していきます。
なぜITを知らないことは情弱なのか
ここでは、HTML/CSSでwebサイトが表示されていて、どうやってwebサイトを作っていて、どんな技術が流行ってて、自社(働いている方でしたら)が関わっているIT事業について知らない状態を情弱とします。
「え、そんなもん知ってる程度じゃまだ情弱でしょ」と思った現役エンジニアの皆様、実は知らない人のほうが大多数でして、その人のファーストステップのために今回は書いています…m(_ _)m
さて、もう耳にタコかもしれませんが、今やITの関わらないビジネスは世の中にはないと行っても過言ではありません。
飲食業でもwebサイトを作る必要があったり、管理システムを作る必要があったり。農業もITで効率化して利益を上げたり。
挙げるとキリがないですが、今までITが入っていなかった業界でも、ここ数年で一気に変革が訪れたことでしょう。あなたも肌で実感しているハズです。
あなたの業界のビジネスを加速させるのに必要不可欠な要素、それがITであり、プログラミングです。
なぜなら、ユーザーの購買行動が「TVでのCMを見て店頭で購入」から「webマーケティングで認知」「スマホで口コミを検索」「ECで購入」にシフトしている為です。あなたもAmazonでモノを買う時、デートに行くお店を決める時、同じことをしているハズです。
そんな時代に、プログラミングを知らない、ましてやITに弱いのは、例えるなら、「コンビニのレジ機が普及してる時代にそろばんの使い方しか知らない」状態です。
情弱はどうなるの?
情強に搾取されます。ぼったくられる可能性だって大いにあるでしょう。
そして仕事を停滞させます。コミュニケーションがスムーズに進まないのです。
web制作の依頼で例えると、IT・プログラミングを知らない人は、web制作を外注しますよね。
「Aという機能を実装してほしい」という依頼に対し、受注側が提案する価格が適切なものなのか、自社で依頼した過去事例が無かった場合、見抜けないでしょう。ぼったくられる危険性がありますし、実際ぼったくりに近い案件を見聞きしたこともあります。
また、自社開発を依頼したとしても、提示された納期が遅いのか、早いのかも分からないでしょう。
何ができて何が出来ないのか、どこに時間がかかるのか、どれくらい大変なのかが分からない…。
ここで書いたものは、僕が実際に見たことなので、いたるところでこの現象が発生しているでしょう。
情弱側の人は、AIに仕事を奪われる云々の前に、ちょっとITリテラシーの高い人間に仕事を奪われる可能性が高いです。
逆にプログラミングを学ぶと、「あなたの今持っているスキル×プログラミング」で、マネジメント側、ジェネラリストになれる可能性が高くなります。
じゃあどのくらいプログラミングを学ぶべきなのか
一旦、HTML/CSSから始めるのが一番楽です。なんでも良いのでなにか一つ作ってみましょう。
好きなwebサイトでもいいです。なんか見た目かっこいいな、と思ったものでもなんでも良いので、真似て作ることをしてみると良いでしょう。
それをちょくちょく続けて、あなたの業界に一番近い技術を学んでみましょう。
学びかたはそれぞれですが、独学で始める場合は、こちらの記事を読んでみてください。
「文系だから…」と言って諦めないでください。
プログラミングに向き不向きはあるかもしれませんが、「文系だから向いていない」ということは100%ないので、まずはやってみてください。
簡単なところから始めるのが大切で、突然難しいことをすると余裕で挫折します。
まとめ
散々煽って書いてきましたが、事実そうなることがあるので、エンジニアになる予定がない人も、一度プログラミングにチャレンジしてみましょう。
あ、書き忘れてました。セブ島で英語とプログラミングをまとめて学べる「エンジニア/ IT留学」っていう方法もありですね。
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投稿者プロフィール
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沖縄県出身、工業高校卒業後、すぐにNexSeedにて半年間のエンジニア留学へ。留学開始1ヶ月半でインターン生としてジョイン、NexSeedの社風、未来、ビジョンに魅力を感じ、エンジニア留学卒業と同時に入社、NexSeed史上初の新卒社員。
Twitterアカウント:@92441K