5つの英語代名詞を15の例文でまるっと総ざらい【10分で分かる】

この記事ではややこしい英語の代名詞を簡単に総ざらいできるよう、代表的な5つをその使い方も踏まえて、まとめてご紹介しています。

なんとなく覚えているけど、しっかり覚えていない、スムーズに使えていない。

そんな時の確認にご利用ください。

 

代名詞とは?

細かい話に入る前にそもそも代名詞とは何なのかご説明していきます。補足のためにのちに細かい5つの代名詞をご説明します。

代名詞簡単に言ってしまえばこれ、その、あの、どの、といったようにすでに使った名詞の代わりとなるものです。なので代名詞と呼ばれているのです。英語では「pronoun」と言います。

何か途端に難しそうな感じになりましたが、そんなことはありません。日本語で言えば小学校の時に学校で習ったことのある方も多い、「こそあど言葉」がこれにあたります。

私(1人称)、あなた(2人称)、彼、彼女、それ(3人称)と人称によって形は変わりますが、どの人称でも基本的に同じ働きをします。

仕組みは非常に簡単なのですが、大事なのはその使い方です。覚えるべきことも多く、またややこしい部分も多いです。ここでは代表的な5つの代名詞に関して詳しく説明していきます。

 

五つの代表的な代名詞

ここで紹介する、五つの代表的な代名詞それは、

人称代名詞、所有代名詞、再帰代名詞、指示代名詞、不定代名詞この五つです。順を追って見ていきましょう。

 

人称代名詞

この名前は知らなくとも、英語アレルギーの方でも見たことがあるはずです。

I you she it等がこれにあたります。人や物を指す代名詞です。

格という使い方の決まりのようなものがあり、それに応じて活用の仕方が変わっています。

格は三つ英文の主語になる主格(~は) 名詞の前に置き、その名詞の所有を表す所有格(~の)

そして動詞の目的語になる目的格(~に、~を)です。

では細かく違いを見ていきましょう。

主格

まず人称による活用は以下のようになっています。

単数形

1人称 I
2人称 you
3人称 he she it

複数形

1人称 we
2人称 you
3人称 they

この三つが所有格です。

I’m Takashi. 私は隆史です。

She is teacher. 彼女は先生です。

といった形で主語として使います。次に所有格を見ていきましょう。

 

所有格

単数

1人称 my
2人称 your
3人称 his her its

 

複数

1人称 our
2人称 yours
3人称 their

このようになります。

使い方はこんな感じです。

My further lives in Kyoto. 私の父は京都に住んでいます。

このように名詞の前に置き、~の、と所有を表します。

 

目的格

最後に目的格を見ていきましょう。

活用はこのようになっています。

単数

1人称 me
2人称 you
3人称 him her it

 

複数

1人称 us
2人称 you
3人称 them

~を、~にと訳し、動詞の目的語として機能します。

Look at him.彼を見なさい。

次に所有代名詞を見ていきましょう。

 

所有代名詞

所有代名詞は~のものと訳し、それ一つで所有を表します。これだれの~?と聞かれたら、所有代名詞を使って「それは私の」と答えることができるわけです。

単数形、複数形でそれぞれこのようになっています。

単数 複数
1人称 mine ours
2人称 yours yours
3人称 his hers theirs

This pen is mine. このペンは私のです。

This glasses is hers.この眼鏡は彼女のものです。

 

再帰代名詞

次に再帰代名詞はに移りましょう。文法用語で再帰とは主語と目的語が同一の人、モノ、ことであることを表します。再帰代名詞は名前の通り「~自身」という訳が付き、主語自身のことを表します。

基本的には英語の「人称代名詞」の中の、「所有格」または「目的格」にselfを付け、myself yourselfといった形で表しいます。複数の場合はselfではなく、selvesを付けて表現します。

例えば投げた石が自分に返ってきたなど、動作が自分自身にかえってくる場合であったり、動作を強調する場合に使います。

You must do your homework yourself. あなたは宿題をしなくてはならない。

yourselfを付けなくても、文字上の意味は同じですが、あなた自身を意味するyourselfがくっつくことにより、より意味がッ強調されています。

 

指示代名詞

これ、あれ、といった形で、人、モノ、ことを指し示すのが指示代名詞です。

話してからの距離によって形が異なります。混乱する方も多い部分です。しっかり確認しておきましょう。

単数 複数
近く this these
遠く that those